猫と人と街と。

みなさんこんにちは。

プロジェクトの開始から1週間たちました。多くのご支援、そして宣伝、応援等みなさまのご理解、本当に感謝しております。ありがとうございます。

今日は「にゃんこ」カレンダーの1、2月のデザインを公開します。

 

 

「にゃんこ」カレンダーは、私が一緒に暮らしている元野良猫「みいちゃん」の他に、私がいろいろな街で出会ったねこちゃんの写真を掲載しています。

このにゃんこは札幌市の定山渓温泉で出会ったにゃんこです。

 

20年程前から猫の写真を撮るようになりました。日常のくらし、旅先、仕事で訪れた街で出会ったにゃんこを撮影しています。たぶん2000ショット以上はあるんでないかと思います。

最初は街の風景に溶け込んでいる猫の姿がいいなあ、と単純に考えていたのですが、そこにとても深い問題があることに気付いていなかったんです。

 

野良猫の寿命は長くて2年とか言われています。病気も蔓延しやすく、また避妊、去勢をしないとどんどん増えていろいろなトラブルにもなります。

かわいいからついエサをやってそのまま。という行為が実は不幸なにゃんこを増やしている。という現実。

そのころから保護猫の活動に興味を持ち始めました。

 

東京の月島に行った時のことです。下町の風景にいる猫の姿はとてもすばらしいものでした。そして、その猫ちゃんのほとんどに首輪とタグがついているんです。それは地域のみなさんが協力して、避妊、去勢手術を実施して「街全体」でねこの世話をする、というものでした。もちろんそれだけですべてが解決しているわけではありません。猫が苦手な方、庭や植木を荒らすことに我慢ならない方もいらっしゃいます。

しかし、人と猫と、そして街が共存して暮らして行ける社会っていいなあ、って思います。ぎすぎすした世界にちょっと余裕があるというか。。

もちろん完全室内飼いが猫ちゃんの寿命にとっても理想なのは言うまでもありません。

ペット業界のことなどいろいろ考えながら、「やさしさのある」方向へすこしずつでも進んで行けたらいいと思います。

 

札幌近郊の方にお知らせです。この土日に「ニャン友ねっとわーく北海道」様の譲渡会が開催されます。興味のおありの方、またはすぐにねこちゃんは飼えないんだけど保護猫活動に興味のある方、ぜひ行ってみてくださいね。

詳しくはこちら。