
マンスリーサポーター総計
プロジェクト本文
日本のみなさまへ
こんにちは、「NPO法人インドネシア路上猫の楽園」の曾原篤です。
これまでみなさまの多大なご支援・ご声援があり、インドネシアの身寄りのない猫たちを助ける活動を続けてくることができました。改めまして、心からお礼申し上げます。
普段はインドネシアにご関心のなかった日本の方々にも、「インドネシアには、これほど多くの猫たちが飢えや病気に苦しんでいる」実態を知って頂くことができました。 インドネシアにはまだまだわれわれの助けを必要としている仔猫・母猫・父猫・老猫が数多くいます。ぜひ、引き続き、多くのご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
継続寄付とさせて頂いたのは、そろそろこの活動をみなさまの「お力」によって絶えることのない永続的な活動に少しでも近づけたいという思いからです。みなさまの熱いご賛同ご支援を心よりお待ちしております。
インドネシアのみなさまへ
こんにちは、「NPO法人インドネシア路上猫の楽園」の曾原篤です。
インドネシア在住通算15年になります。現在はインドネシアを離れていますが、ブカシ県チカランを中心に、インドネシアの猫たちを助ける活動を続けています。 ご関心のお有りな方は、ぜひ本クラウドファンディングを通じて、ご支援を頂けたら幸せです。
これまでの活動
前回のプロジェクト「インドネシア路上猫たちリターンズ」(24年4月)でお伝えした以下3つの活動領域で、「どのような進捗があったのか」をまずはお話ししたいと思います。
- 保護猫たちの養育および活動地域の拡大
- 活動資金の調達
- 活動の社会的認知、広報
1については、まず後掲の「活動年表」でご覧頂けるように、キャットハウスで養育する保護猫の数も100匹を突破しており、この猫たちの病気の予防が喫緊の課題となっております。病気の予防には、日ごろからの猫たち一匹一匹の十分な観察が欠かせません。ハウスの清掃とともに、現在はユディさんひとりでこれをすべて行っており、今後二人三人のヘルパーが必要になっております。周辺のパトロールにより時間をかけるという意味でも、更なるヘルパー獲得は重要性を帯びております。
2は、神奈川県よりNPO法人活動基盤強化補助金を頂き、フェイスブック・ページの宣伝を行うことができました。結果として、現在同ページには、22000名以上のフォロワーを獲得することができました(3に関連)。しかしながら、活動資金はほとんどすべて自己資金に頼る状態が続いており、今回の「継続寄付」募集につながっております。
〜活動年表〜
19年02月 保護猫第一号ナナちゃん保護(ブカシ県移民局事務所前屋台)
20年06月 インドネシア日系紙「ジャカルタ新聞」紙上での活動ご紹介
20年09月 キャットハウス第一号設立(ブカシ県チカラン)
21年01月 ヘルパー第一号ファイザルさん登場
21年09月 キャットハウス第二号へ引越(同上)
22年03月 キャットハウス第三号へ引越(同上)
22年06月 ヘルパー第二号ユディさん登場
22年09月 Readyfor社クラファン第一弾成立(ご支援者61名、ご支援額78万円)
増え続けるインドネシアの路上猫を助けたい 保護猫活動にご支援下さい
22年12月 NHK Worldでの活動ご紹介
23年01月 フェイスブック・ページ「Street Cat Paradise / Firdaus Kucing Jalanan」開設
フェイスブック・ページ「Street Cat Paradise / Firdaus Kucing Jalanan」
23年02月 Readyfor社クラファン第二弾成立(ご支援者51名、ご支援額58万円)
23年03月 キャットハウス第四号へ引越(ブカシ県ジャヤムリヤ、現在に至る)
23年06月 ハウスで保護・療養する猫50匹を超える
24年01月 「NPO法人インドネシア路上猫の楽園」設立
24年03月 「インドネシア路上猫の楽園」ホームページ開設(日英イ語対応)
24年04月 Readyfor社クラファン第三弾成立(ご支援者61名、ご支援額67万円)
24年07月 神奈川県NPO法人活動基盤強化交付金に認定
24年08月 ハウスで保護・療養する猫100匹を超える
25年04月 フェイスブックページ、フォロワー2万人突破
インドネシアの猫ちゃん事情アップデート(前回掲載のものを若干修正)
インドネシアの路上猫事情です。人口2億9千万を擁するインドネシアは、世界最大のイスラム教国と言われます。そのイスラム教では、預言者マホメットが猫を愛していたことに象徴されるように、猫は神聖な動物として可愛がられています。ところが、街や路上には、飼い主のいない野良猫ちゃんたちが、まだまだ溢れかえっています。それも病気で食欲がなく死を待つだけの仔やバイクなどで怪我をして動けなくなっている仔が少なくありません。理由はいろいろありますが、纏めると次のようになるかと思います。
- 日本のような保健所や動物保護団体・シェルターなどの活動・施設が圧倒的に少ない
- 猫白血球減少症やジアルジア症といった致死性の高い熱帯特有の感染症・病気が非常に多い
- 猫に避妊去勢手術を施す習慣が定着していない
これらの詳細については、Readyfor社クラファンでご支援頂いた方を中心に配信させて頂いている活動月報で、折に触れてご紹介させて頂いております。活動月報のバックナンバーは、すべてホームページ上でご覧頂けます。
ご支援頂いた資金の使い道
みなさまにご支援頂く資金は、次のような毎月の活動費用(平均的な参考値です)に充当させて頂きたいと思います。
※※ユディさんのアシスタントとしてヘルパーを一人雇う毎に更に同額の費用が必要になります。
これからの活動計画
- 保護猫たちの養育およびパトロール地域の拡大
- 活動資金の調達
- 活動の社会的認知、広報
みたび活動3領域です。以下のように、やはり活動の本筋である1の強化が必要です。
ハウスの猫たちの予防、「言うは易し」で極めて難易度が高い領域になります。専門教育と実戦を経験している獣医さんが常駐しているならまだしも、ユディさんひとりで回しているので、粒度が相当粗くなってしまうものですが、イコール猫たちの生死に直結してくるので、改善待ったなしの状況にあります。活動月報でも触れていますが、短期的な解はユディさんのアシスタントの獲得に尽きます。それによって、猫たちの日常の観察時間を増やし、効果的な予防行為につなげることができると考えております。
次に、現状巡回しているパサール・セントラル、パサール・チバルサ以外のパサールへのパトロール地域の拡大です。ユディさんがこれを行うためにも、留守中のハウスを預かるアシスタントが必要になってきます。一週間に一回は各パサールに出向き、できればオスの去勢手術をひと月に一匹くらいのテンポで進めていきたいところです。
最後に、こうした活動を続けていくと起こり得るのが、キャットハウスが手狭になることで、既に常時養育している頭数が100を超えているので、物理的にキャパオーバー状態なのです。特に、現状母猫と赤ちゃんをほかの猫から隔絶する部屋が常に不足しているので、赤ちゃんを感染症から守るために、何とか部屋を増やさなければなりません。現状は8畳くらいのへやに、3つ4つ檻を置いてお母さんと赤ちゃんを療育していますが、狭い檻はお母さんの相当ストレスになっています。お母さんのストレスは、ミルクの出に直結しますので、やはり避けなければなりません。お母さんが猫風邪になるなどはもってのほかです。現状は部屋が3つしかありませんので、できれば母猫と赤ちゃん用の小部屋が10くらいほしいところです。そうなると既存の人間用の住宅で部屋が10もあるような住宅は相当な大屋敷になってしまうので、賃貸するより、猫用のハウスを建設する方が安上がりなのではと考えています。まずは資金を蓄えることが先決になります。
最後になりましたが、ここまでお読み頂きまして、心よりお礼申し上げます。みなさまのご支援お待ちしております。
NPO法人 インドネシア路上猫の楽園
代表理事 曾原篤
<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
- 寄付金が充てられる事業活動の責任者:
- 曾原 篤(NPO法人 インドネシア路上猫の楽園)
- 団体の活動開始年月日:
- 2019年2月1日
- 団体の法人設立年月日:
- 2024年1月29日
- 団体の役職員数:
- 2~4人
活動実績の概要
不幸な野良猫をインドネシアの路上からなくすことを目標に、ひとりで保護猫活動を始めたのは今から4年前の2019年でした。場所は、首都ジャカルタから車で2時間ほどの日系企業の工場が集積する西ジャワ州ブカシ県です。最初は、野良猫に食餌を施したり、病気の猫を動物病院に搬送して治癒するまで治療を施すといったことを行いました。その後、猫のための家屋を賃借して、世話人を雇い、仔猫や病後の猫を保護する一方、健康な猫には避妊去勢手術などを施し、更にはワクチン接種も行ってきました。この間、地元の日系紙「じゃかるた新聞」やNHKワールドのラジオ版でも活動を紹介して頂きました。
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プロフィール
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コース
プロフィール

老病ねこたちが最後まで安心して過ごせるおうちを守っていきたい!
#医療・福祉
- 現在
- 1,890,000円
- 支援者
- 142人
- 残り
- 9日

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 2,818,000円
- 支援者
- 264人
- 残り
- 2日

行き場のない猫たちに幸せな明日を届けたい。保護猫たちの医療費支援を
#動物
- 現在
- 1,679,000円
- 支援者
- 128人
- 残り
- 30日

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
#国際協力
- 現在
- 3,972,000円
- 寄付者
- 320人
- 残り
- 1日

置き去りにされた猫に手術を行いたい
#地域文化
- 現在
- 346,000円
- 支援者
- 58人
- 残り
- 4日

海岸に住む野良猫たちへ幸せな暮らしを。
#動物
- 現在
- 260,000円
- 支援者
- 55人
- 残り
- 11日

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
#子ども・教育
- 現在
- 13,229,000円
- 寄付者
- 668人
- 残り
- 23日



















