TNRの流儀と情熱と徹夜

また、プロフェッショナル仕事の流儀と情熱大陸とガイアの夜明けのパクリみたいなタイトル、持ってきたな。。。と思われるでしょうが、そのうち カンブリア宮殿的なタイトルでも投稿しようと思っています

 

自分は勤め人の頃から、休日・夜間にTNRしていました

今、思うと　若さもありましたが、明かに 今より情熱的にしてたように思います

 

普通に残業までして、２０～２１時とかに罠、掛けに行ってました

遅い時は２３時にかけて明朝４時までなど粘ってました

 

疲れた時に限って雄１頭　妊娠猫２頭とか一気に捕まります

 

あの頃は雌は腹腔洗浄など、今 思えばやらん方がいい様な事もしてました

有窓布やガーゼなどは職場のガス滅菌やオートクレーブを堂々と使ってました

 

　他のものと一緒に滅菌するし、いいだろうと思ってました

　済みません

 

夜中に３頭も手術したら、朝５時には餌やりもやってから徹夜です

 

仕事も通勤を含めたら１日３００キロ走行する時もあったし、相手は雌とはいえ５００～８００㎏の牛ですし、雌牛でなく種雄牛・種豚・輸入牛など更にリスキーな対象も居ました

蜜蜂の検査もオオスズメバチが威嚇の音を鳴らして周囲を何匹も旋回すると怖かったです

上司は蜜蜂の検査の前夜は酒は飲むな・徹夜もダメ・香水は勿論NGと言ってましたが　それでも、TNRをやっていました

 

何かでバランスを取ろうとしてたのかもしれません

やりたい事を職業にできなかった事とか

人生で得られなかったものを補うという感じで

 

職場の近く、道の駅、農家に居る野良猫など　

野良猫を見つけたら捕獲し、エサやりさん・道の駅の売店の人・農家に了承を得て手術しました

リリース時には見守りをお願いしてました

 

無償でやってましたが、たまにお礼のお菓子や食べものを頂きました

 

今でもTNR・保護して何らかの報酬を頂いたら、ボランティア実績でなく、クリニックの実績に入れてます

赤字だから、たとえ１０００円でも「業」の方に入れたいのです

 

サムネイル画像の猫はアンジールと言う名で募集をした猫です

ＴNRしてる所で餌を出してるおじさんが「何とかして」と丸投げで言ってきた子です

 

この時のワクチン、エイズ白血病検査、寄生虫駆除への報酬は「庭に生ってた無花果」でした

アンジールとはペルシャ語でイチジクという意味なんです

可愛い子で、すぐに貰い手が決まりました

 

そのうち視力も衰えて、指関節の痛みとか 腰痛とかで手術も出来なくなるのだろうけど、最後まで情熱だけは残りますように・・・と思います