最後の晩餐は何がいいか？

今でこそ、困窮した暮らしで　美味しいものも食べられない生活ですが、かつては給料・ボーナスを貰ってた時代があったし、子供の頃もスタートこそ「アンクルトムの小屋」でしたが、商売をしてた両親の仕事柄、付き合いで外食もしてました

 

その子供時代に、食べた忘れられない菓子があります

今はもうないのですが、小倉に大きな中華料理の店があったんです

そこのデザートで「シャーチーマー」というのがありました

 

白く美しい生地にレーズンや赤や緑のアンゼリカ、ドレンチェリーが入った宝石のような菓子でした

 

今の中華のデザートは桃饅頭やゴマ団子、杏仁豆腐、マンゴープリンなどが主流で、このシャーチーマーを出す店は市内にはないです

県内でもないと思います

 

以前、数軒に聞いてみたけど、作れる人が居ない・・・と言われました

 

駄菓子で売ってる既製品のシャーチーマーはあるけど、全く別物です

揚げたての美しいデザートとは全然、違います

 

アメリカの死刑囚には最後の晩餐のリクエストがある。。。と聞きます

シリアルキラーで 私の大好物のフライドチキンを所望する殺人鬼が数人いたように何かで読みました

 

もし、自分が最後の晩餐で 望みを叶えてくれるとしたら

メインは殺人鬼にも大人気のフライドチキンにするし、付け合わせのポテトはフレンチフライとマヨたっぷりのポテサラにしてもらいます

そしてデザートはシャーチーマーを頼むと思います

 

実際、食べたら　飴を絡めた揚げ菓子ですから ベトついて「あれ？こんなんやったっけ？？」と思う気もしますが

 

子供時代の思い出で　今となっては幻となった宝石のような菓子

幸せだった　守られてた頃の記憶の中にあるデザートを望むと思います

 

こんなん書くと　今、よっぽど不幸なんか？

また

連続殺人でもして最後の晩餐、設定してもらうつもりか？

と思われそうですが、そうではなく 今は今で幸福だと思ってます

 

負け惜しみ か 甘い檸檬の法則か！！と言われそうですが

華やかさや贅沢とはかけ離れた暮らしですが、自分の一番、したいことが出来、健康だし、こうして多くの方に支援を頂けてる・・・

有難いことだと思ってます

 

 

※甘いレモンの法則　🍋

 

🍇酸っぱい葡萄と対を成す人間の防御心理

イソップ物語　

キツネが高く実ったブドウを取れない事に「どうせ、酸っぱくて食べられない」と負け惜しみを言う話・・・が由来