猫パルボウイルス（FPV）感染症（猫汎白血球減少症、猫伝染性腸炎）

強いウイルスで　致死率の高い病気です

 

徹底した消毒　隔離など神経をつかわないといけません

 

消毒‥と言うか・・　…(ﾟＡﾟ;)ｺﾞｸﾘ…

 

出たら　カーテン、カーペット焼き捨てるくらいの覚悟が要ります

 

延焼に注意！！　🔥(||ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨ(ﾟДﾟ||)🔥

 

 

パルボウイルスにはアルコールが効かないので次亜塩素酸ナトリウム（塩素　ハイター　ブリーチ）を使います

 

水１Lに対して5％の塩素濃度の塩素系漂白剤の原液を２０mlを添加し作成

 

。。。とネットに出てました

 

花王キッチンハイターは次亜塩素酸ナトリウム６％

花王病院用ハイターは次亜塩素酸ナトリウム6w/v％

 

ともに６％か～　　花王は６％なんか～

 

 

キッチンハイターには　洗剤成分も入ってるようです

 

 

「ねこのきもち相談室」には

 

多くの家庭用漂白剤は5パーセントですので、2リットルのペットボトルに漂白剤を8ml以上入れると作れます。パルボウイルス感染症の猫の排泄物で汚れたものは、排泄物を拭き取った後、塩素濃度が1000〜5000ppm（0.1〜0.5パーセント）の消毒液で消毒してください。

 

2リットルのペットボトルに漂白剤を80ml入れると塩素濃度が2000ppm（0.2パーセント）の消毒液が作れます。消毒液をスプレー容器などに入れて吹きつけたり、硬く絞った雑巾で拭いてください・・・とある

 

５％　ってどれにも書いてるな　(○ﾟÅﾟ)ｴｴｪ…　

 

 

ミツエイと言うメーカーは

次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤は、衣料用の「ブリーチ」と台所用の「キッチンブリーチ」
いずれの製品も、次亜塩素酸ナトリウム濃度が5％になるよう製造されています！とありました

 

ｵｵ！！（｡・'ω'・｡）　でも　店でミツエイとか見た事ない

 

　(ヾﾉ･ω･`)ﾅｲﾅｲ

 

まあ少ないより　多い方が問題ない　６％でもええやろ

 

ネットでは５％の物が売られてます

　

安価で作れますが　猫にも危険です　猫に曝露しないようにしましょう

作り置きせず　また　手袋・眼鏡などして注意して調合・使用しましょう

 

 

金はかかるけどバイオウィルという消毒薬が出てます

 

 

　パルボウイルスもわずか5 秒で除去!!　という謳い文句です

 

　３００ｍｌスプレーで　１３００円もします

 

　サントリーウイスキー 角瓶 の倍ですよ・・・

 

 

　　ﾋﾞｯｸﾘﾈ(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾈｰ

 

パルボウイルスだけでなくインフルエンザウイルスもわずか5秒で除去できる！と強気です

 

　１リットル詰め替えは　２５００円で　好評販売中です

 

 

 

３種混合ワクチンには　このパルボが含まれています

 

予防に勝る治療なし　です

 

　＼_(・ω・`)ｺﾚ大事

 

猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症及び猫汎白血球減少症の予防が出来ます

 

当院で２０００円で大好評接種中　💉(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

 

移行抗体が切れた　仔猫が曝露されたら　ひとたまりもない病気なのです

 

 

ワクチンを打ってない猫がカスタードクリームのようなウンコして元気がない！　とか

嘔吐してる！！とか　聞くと　先ず、パルボを疑います

 

　　(llﾟ◇ﾟll)ﾋｨ!!

 

 

治療ですが　補液　抗菌薬（アンピシリン・セファゾリン）、腸管の炎症に対し、ステロイドを使うこともあります

 

そして！！(☼ Д ☼) ｸﾜｯｯ!!!

 

人のインフルエンザの抗ウイルス薬であるタミフルが効果があることが分かってます

 

２．２ｍｇ/ｋｇ　１日２回　経口投与　５日間　という用法用量です

 

嘔吐してる子には少量の水で溶かし　口腔内に塗り付けるメソッドです

 

パルボウイルスはノイラミニダーゼという酵素を持っておらず、細菌のノイラミターゼを利用して増殖していると考えられています

 

タミフル（オセルタミビル）は細菌のノイラミターゼを阻害することでパルボを増殖させない・・と考えられてます

 

前に書いたフィラリア陽性犬にビブラマイシン飲ませる方法に似てますね

 

フィラリア薬　仕入れました！　　　ご参照下さい

 

　　ボルバキア治療

　　＼_(*・ω・)ﾊｲ､ｺﾚﾈ

 

１カプセルの成分量から　逆算して２．２ｍｇ/ｋｇにするのを考えたら

 

1カプセル（７５mgです）を３４ｍｌの水に溶解したら　２．２ 058823　ｍｇ/ｍｌ

 

体重 １ｋｇ当たり　１ｍｌを飲ませる計算になります

 

体重１００ｇなら　０．１ｍｌ

 

シロップで調整する方法も取られてます

 

１カプセルが５００円だから

 

３４ｍｌ作れば　１ｋｇの子なら　１ｍｌを２回　なので１日　２ｍｌ　５日で１０ｍｌ

 

３．４頭分、取れます

 

 

飲ませる量を少なくしたい場合は

 

１カプセル（７５ｍｇ）を１７ｍｌの水に溶かせば　４．４117647　ｍｇ/ｍｌになるので

 

体重１ｋｇ子には　０．５ｍｌ

 

体重１００ｇの子には　０．０５ｍｌです

 

　(o ゝω・)b

 

ですが。。。申し訳ないけど　最小販売単位が１０カプセルなので　１０個（５０００円）で買ってくれないとウチが潰れます

 

別メーカーのタミフルだと　もう少し安いのもあります

 

ジェネリックですね　　　１０錠　３０００円です

 

　＼_(*・ω・)ﾊｲ､ｺﾚﾈ､ｺﾚ

 

インフルエンザと同じで発症して４８時間以内に飲ますことが大切らしいです

 

人の薬なので　勿論、猫は適用外だし　副作用は！？と　思うけど

 

やらなければ予後は最悪の事態になるのが明白ですから、これを使うしか術がない。。。という所でしょう