自分の握るメスに怯えぬ者にメスを握る資格はない　俺はそう教わった

今日は、久々に手術でした

 

…こう書くと　え？先日も 何頭も 手術したじゃないか？ と 思われるかもしれませんが、あれはボランティアの、TNRMの、無料手術（むしろ　捕獲が難航したから 助っ人のボラさんに捕獲費用 を出してる赤字もいい所の手術）で 今日のはお金を頂ける手術なんです

 

オーナーさんに 絶食の確認をすると 目が ２００ｍバタフライで「多分、食べてない…」とか言い出す

 

(￣･ω･￣)食わせとるな・・・　　ｱﾜﾜ ヽ(´Д｀;≡;´Д｀)丿 絶食してます…多分‥‥

 

案の定、大量に 頻回に 吐きまくる上、麻酔も効きにくい　

 

|電柱|ヽ（´ж｀；）ｩ…ｩｯﾌﾟ… 　|電柱|ヽ　(_ _|||)))) ｵｪｪｪ!!

 

 

こういうの怖いわ～　　追麻（追加麻酔）も怖いが、助手もおらんし

 

固定を解いて、嘔吐物で窒息しない姿勢をとらせないといけない

 

そしたら、手洗い・消毒からやり直したいが、固定を解いた猫を放置できないから 手袋だけを変えて やり直しです

 

メンタル、削られます

 

実際の手技だけなら２０秒で終わる手術ですが、１時間、掛かり　掃除も大変・・・

 

また ゲロの中にパウチの袋片が複数入ってたので　これも飼い主に厳重注意です

 

 

　危険やろ！（ ‘ ^‘c彡☆))Д´） ﾊﾟｰﾝ　　　　　暴力よ( •᷄ὤ•᷅(•ω•｡`)ﾋｿﾋｿ

 

 

　手術って何が起こるか分からないから怖いです

 

出血も怖いし。。。

 

けど　前の記事タイトルでも出した

 

「自分の握る剣に怯えぬ者に剣を握る資格はない　俺はそう教わった」ではないけど

 

私が師事した先生は「外科手術が怖いのは 当たり前　怖いと思う奴の方が手術に向いてる」と仰ってました