人の価値は その人が得た物でなく、その人が与えた物で測られる by アルベルト・アインシュタイン

令和４年の年明け、家の周囲に屯ってる４頭の猫に苦情が入り　殺害予告もされた

 

猫を殺す！と言う意味だろうが、土地柄、私を殺す！！と言う意味かもしれんし、命が惜しいので 苦心惨憺の末、４頭を保護！！

 

（ホントに大変だった・・・・２頭はアッサリ素手捕獲だが、残り２頭は難航し、最後まで捕まらなかった猫は、仲のいい、先に保護した猫に麻酔をかけて 囮にして捕まえた）

 

何れも自分がTNRした猫だし、愛着もあったけど　１頭はその年の年末に虹の橋へ🌈

 

１頭は昨年、夏に虹の橋へ🌈

 

皆、それなりの年だから、仕方ないけど　あまりに早い

 

それなら自由を満喫できる外の世界に居た方が良かったのでは。。。と 後悔というか 自責の念もあった

 

そして残り２頭はエイズの口内炎高齢猫（ダン君）と 恐らく８～１０歳くらいの子（ムーさん）

 

ムーさんは家庭内完全ノラで保護してからの２年余りの間、 触れたのは３～４回　

（爪切りとレボリューションした）

 

 

でも さすがに 削痩が顕著なので　今日、１時間がかりで捕獲！　

 

令和４年１月捕獲時　５．６ｋｇだった体重が３．７ｋｇになってました

 

口の中も見たいし　暴れて危険なので軽く、麻酔をかけて 効いてる内に補液をしたけど。。。

 

腎不全なら継続して補液する必要があるが　今日で最初で最後の補液になると思う

 

継続して 補液をしようとするなら、ゲージに入れて　大捕り物しなくていい環境で飼うしかない

 

でも、この子はそれを望まないと思う

 

脱水は苦しくない・楽に逝ける‥‥と言う先生も居るけど・・・実際、どうなのかは分からない

 

この子が２年余り、キャティオから見てた外の世界は どんな景色だったんだろう…と思うと切なく、未熟で 無力な自分が 人間としても  獣医としても申し訳ない

 

 

補液後、キャティオの戻したムーさん（まだ麻酔が少し効いてる）

 

それを傍で見守るダン君　

 

 

自分は保護した猫達に 何か与えられただろうか・・・

 

良かれと思って　苦痛を強いたのではないか・・・

 

ムーさんのような家庭内ノラの子を見ると　そう思います