愛するものが死んだ時には 自殺しなけあなりません

愛するものが死んだ時には 

 

それより他に方法がない

けれどもそれでも 業が深くて　

 

猶もながらうことともなったら

奉仕の気持に なることなんです

奉仕の気持に なることなんです

 

愛するものは 死んだのですから

たしかにそれは 死んだのですから

 

もはやどうにも ならぬのですから

そのもののために そのもののために

 

奉仕の気持に ならなけあならない

奉仕の気持に ならなけあならない

 

 

　ｂｙ　春日狂想　中原中也

 

 

 

湯田に中也の記念館がありました

 

１回、行ったことある

 

詩の事はよく分らんけど

 

中也は文学や詩に没頭しすぎてて落第した。。。と聞くけど

 

 

展示されてた通知表はメチャクチャ優秀だったと記憶してる

 

今でいう　オール５？

 

オール甲？

 

 

春日狂想は ２才の息子の死の衝撃から立ち直れない時期に発表された詩です

 

後追い自殺も出来ないから　奉仕の気持ちにならないといけない…とあるけど　

 

「格別、自分は 何もできない・・・」

 

「せめて丁寧に 普通に 穏やかに 規則正しく 過ごそう・・」と続き

 

急にリズムが変わる流れになるのです

 

音楽で言うと転調　

芝居で言うと場面転換のような

 

狂気すら感じます

 

躁鬱病(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾈｰ

 

自分には詩の才能がないから そう感じるのかもしれんけど タイトルに 「狂想」とあるから

 

　狂想：常識外れ・まとまりのない考え、気まぐれな考え

 

　　　　　by　ｺﾄﾊﾞﾝｸ ＼_(*・ω・)ﾊｲ､ｺﾚﾈ､ｺﾚ

 

狂気があってもおかしくないのかもしれんが・・・

 

 

春日狂想の発表が５月

その５か月後の１９３７年１０月　３０才の若さで結核性の脳膜炎により中也は死んでいる

 

悲しい事に中也の死から３か月後、息子（二男）も わずか1歳で夭折！！

直系が途絶えることに・・・

 

死に過ぎやろ(*´･ω･)(･ω･｀*)ﾋﾞｯｸﾘﾈ

 

残った奥さんが不憫過ぎる・・・