人生とは不完全なジグゾーパズルを作るようなもの ｂｙ 井上 愛子

ジグゾーパズル　

高校生の頃に１回だけ作った事があります　　気まぐれで

南国の海の絵になるやつでした

 

空も海も 真っ青で難航しました

何ピースだったか忘れたけど　小学校の机くらいのサイズだったかな？

 

２度と 作らんやろうな。。。。と思いました

 

　懲役刑くらって独房にでも入ってすることが無い！とかなら やるかもしれんけど

 

　刑務作業が無い(*´･ω･)(･ω･｀*)それ死刑囚

 

ウィキペディアによると・・・

 

ジグソーパズルのジグソーとは、英語の糸鋸のことであり、元々このパズルが木の板を糸鋸で切って作られたことからこの名がついた。１７６０年頃に、ロンドンの地図職人で技師のジョン・スピルズベリが、子供の教育のためにピースが欧州各国の形のジグソーパズル（完成すると地図ができる）を作ったのが最初と考えられている

 

　　　＼_(*・ω・)ですって

 

区切りをつける。。と言いつつ　今日も家出猫の捜索に出ました

 

子供が行方不明なのに じっとしてられる親はいないだろうから それと同じです

 

捜しながらも　正直、もう無理やろな‥と感じてます

もう、帰って来ない

もう、会えない

 

その子の形の穴がポッカリ、心に空いた様な気持ちがします

 

イギリスの有名な諺？言い伝え？ポエム？があります

 

子供が生まれたら犬を飼いなさい

子供が赤ん坊の時は、子供の良き守り手となるでしょう

子供が幼い時は、子供の良き遊び相手となるでしょう

子供が少年の時は、子供の良き理解者となるでしょう

そして子供が大人になった時、犬は自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう

 

子供が生まれなければ猫を飼いなさい
猫が赤ん坊の時、あなたは猫の良き僕となるでしょう
猫が幼年期の時、あなたは猫の良き僕であるでしょう
猫が少年の時、あなたは猫の良き僕でいるでしょう
猫が大人になった時、あなたはやはり猫の良き僕のままでしょう
そしていつかその時、猫は自らの死をもって
あなたの心に 猫型の穴を開けるでしょう
その穴を埋めるには、また猫を飼うしかありません

 

正にあの子の形が失われた心になってる

 

これから時間薬で　時がたてば　この苦しさも和らぐだろうけど

きっと ふと思い出して苦しいのだろうな。。。と思います

 

これまでのTNRMでも　そうでした

救えなかった猫

飼えなかった猫

いつの間にか消えた猫

 

けど猫の事だけでなく

人生ってそういう欠けたものが鏤められた　欠けたピースだらけのジグゾーパズルのようなもんだと思います

 

今、私の 心に大きく占めてるのは 欠けた家出猫の形をしたピースだけど

これまで 挑戦しなかった事・挫折した事・失敗や後悔の形をした欠けたピースが鏤められた絵になってる

でも　生きて行かんといけんから　次に嵌めるピースを手にして進む

 

進み続けて ふと、休んで　目の前のピースの山でなく

振り返って 全体を見た時　欠けたピース（失ったもの）を思い出す

 

完全無欠の人生を歩む人など居ないし　皆、大事な人や猫を失って生きているから

穴だらけのジグゾーパズルなんです

 

モームは人間の絆で「人生はペルシャ絨毯」と表現したけど

（人生に意味はない。いわば人生とはペルシャ絨毯のようなもので 絨毯の模様のように　自分の人生を紡いでいけばよい。それぞれの人生は 紡ぎ上がった時点で、各人各様の様々な模様になるだけ。意味や意義が無くていいのだ・・・という意味）

 

欠けたピースも１つの模様になってるんでしょう

 

私のふり幅の狭い人生のジグゾーパズルは

９０％猫の事で占めてきた人生は　

嵌め込んでるのも　欠けてるのも猫の形のピースばかりだろうなと思います

 

残り１０％はマヨネーズと唐揚げ