高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします!
高齢猫を看取るための保護猫シェルターの設立にご支援をお願いします!

支援総額

1,074,000

目標金額 800,000円

支援者
95人
募集終了日
2023年3月6日

    https://readyfor.jp/projects/113291?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年12月20日 09:00

シェルターだより(11月)

2024年も残り2週間ほどとなりましたが、11月度のシェルターだよりになります。

 

まずはリビングの様子ですが、4匹仲良く和やかに過ごしています。

 

寒さが厳しくなってきたせいか、毎日のようにひとつの寝床で身を寄せ合っています。

 

最初のうちは面識のない4匹をひとつの部屋で暮らさせるのは心配でしたが、全員が心を通わせて仲良く過ごしているのを見ていると、無事に保護できたことが本当に嬉しく思えてきます。

 

こうして、リビングの4匹が平和な日常を送っている一方で、大きな問題がひとつ残されています。

 

爪とぎで遊ぶアリスくん
相変わらずヤンチャで元気いっぱい

 

なかなかリビングの子たちと合流できないアリスくんの扱いについてです。

 

アリスくんもそろそろリビングで他の子たちと暮らさせてあげたいのですが、ヤンチャで私の手にも余るアリスくんを、おっとりとしたリビングの子たちと合流させるのは不安が大きく、なかなか事を進めることができませんでした。

 

思い切ってアリスくんをリビングに放してみることも考えたのですが、シェルターは私の目が届かない時間が長いですし、万全を期しておかなければケガや事故の元になってしまうでしょう。

 

そこで11月の末ころから、私がシェルターにいる時はアリスくんをリビングに出してみることにしました。

 

少しずつでも他の猫たちとコミュニケーションを取り、のんびりとしたリビングの生活リズムに慣れてもらいたかったのです。

 

挨拶をするアリスくんとえりちゃん
このまま仲良くなれるといいのだが…

 

その結果ですが、意外にもリビングの子たちとの折り合いは悪くありませんでした。

 

ただ、えりちゃんはどうしてもアリスくんが苦手みたいです。

 

どうやらアリスくんはえりちゃんに興味津々のようで、お尻周りの匂いをしつこく嗅ぎ続けてしまうのですが、その無遠慮でデリカシーの無い行為がえりちゃんの癇に障ったようなのです。

 

おかげで、えりちゃんとアリスくんには微妙な距離感が生じてしまいました。

 

対して、スカーはアリスくんと波長が合うようです。

 

挨拶するアリスくんとスカー
オス同士ながら意外と気が合うようだ

 

アリスくんとスカーは身体の大きなオス同士なので相性がどうなのか心配していたのですが、私の予想とは裏腹にすっかり仲良くなってくれました。

 

残ったともくんと空歌ちゃんですが、何ともドライなことにアリスくんに関しては一切眼中に無しという感じです。

 

下手に近づいてケンカになっても困るので、猫同士に多少距離があるのは構わないのですが、やはり全員が仲良く過ごしてくれるのが理想です。

 

まだアリスくんはリビングデビューして2週間ほどですので、先住猫の4匹とどんな関係性を築いていくかは注意しながら見守っていこうと思います。

 

そんなわけで、もうしばらくは私の目が届く範囲でアリスくんのリビング暮らしを続けてみて、問題が無さそうなら本格的にリビングで暮らしてもらうつもりです。

 

次にお伝えしたいのが、リビングの模様替えについてです。

 

模様替えでリビングを2つに区切ることに
このアイデアに至るまで時間が掛かったが…

 

空歌ちゃんをケージから出す際にお世話で困らないようにリビングを区切って狭くしたのですが、これは空歌ちゃんのためだけではありませんでした。

 

シェルターでは唯一のメスで猫エイズ陽性のクロママに、専用の居住スペースを作る目的もありました。

 

クロママの居住スペースについては、保護以来ずっと頭を悩ませてきた問題でした。

 

クロママは猫エイズ陽性なのでリビングで他の猫と一緒にするわけにはいかず、さりとて猫エイズ陽性のチャトラと流れキジが暮らす部屋で一緒にするのも躊躇われる、という感じだったのです。

 

そこで窮余の一策として考え出したのが、リビングに仕切りを設けて部屋を分割するアイデアです。

 

幸いにもシェルターのリビングには細長い4畳ほどの板間が付いているため、上手く区切れば2つのスペースを生み出すことは難しくなさそうでした。

 

残っているのは、どうやってリビングと板間を区切るか、という問題です。

 

DIYの知識や技術を持たないうえに限られた予算しかない私は、この試行錯誤にずいぶんと時間を費やしてしまいました。

 

しかも、万が一の際に猫がケガをしない安全性、リビングのエアコンが届く通気性、私がリビングと行き来するための柔軟性、素人の私でも加工しやすい素材、という条件を満たすものを探さなくてはいけません。

 

こんな感じでアイデア不足のうえに、部屋を区切る物に対しての制約が多すぎたことも事態をややこしくしていました。

 

リビングの板間部分を中から見たところ
間に合わせのアイデアだが分割には成功した

 

その結果、私が部屋を区切るものに選んだのが、バルコニー用のサンシェードです。

 

柔らかな素材で通気性に優れ、加工しやすさという点でも問題ありませんでした。

 

実際にサンシェードを設置してみたところ、リビングとの区切りとして十分な役目を果たしてくれそうでした。

 

サンシェードはナイロン製なので耐久性が唯一の難点ですが、猫が一斉に2~3匹でぶら下がるようなことが無ければ問題なさそうです。

 

こうして紆余曲折を経て、ようやくクロママが暮らす居住スペースを整えることができました。

 

板間はクロママ専用の居住スペースに
細長いスペースだがくつろいで欲しい

 

4畳ほどの広さはあるものの、縦長のスペースなのでやや窮屈かもしれませんが、クロママ1匹で暮らす分にはそれほど問題はないでしょう。

 

まだこのスペースは完成したばかりなので、クロママは新しい環境に慣れている最中ですが、いずれは自分の縄張りとして自由に過ごせるようになって欲しいと思います。

 

さて、シェルターの話とは少し離れますが、ハタケーズの現状をお話させてください。

 

11月も中旬を過ぎ寒さが厳しくなってきたころ、畑の寝床ボックスの整備に出掛けてきました。

 

冬の畑は本当に寒さが厳しく、厚手のズボンに起毛のタイツを履いた私でも足が震えるほどです。

 

そんな場所で暮らす猫たちが少しでも寒さを凌げるよう、寝床ボックスにウールのマットと毛布を敷いておきました。

 

ハタケーズ用の寝床ボックス
寒を凌げるように毛布やタオルを入れておいた

 

ただ、寝床ボックスは外で暮らす猫が出入りするため汚れが酷く、特に雨や雪の日の後は泥だらけになってしまいます。

 

そのため、中に敷いた毛布は再利用するのは難しく、どうしても使い捨てになってしまうのです。

 

とは言え、私が用意できる毛布には限りがありますし、なるべく消費を抑えるためにタオルやバスタオルを寝床ボックスの表面に敷いて、汚れたらすぐに交換できるようにしてきました。

 

タオルやバスタオル以外にも私の着なくなった古着など、気兼ねなく使い捨てできるものも寝床ボックス用に投入しています。

 

寒い中で暮らすハタケーズのビエラ
ハタケーズも保護が進み残された猫は僅かに

 

こんな感じで貧乏性の私は寝床ボックスに下らない節約をしているわけですが、今年はタオルやブランケットのご支援を多数頂きましたので、畑の寝床ボックスにも活用させて頂くことにしました。

 

しかし、程度の良いタオルやブランケットをそのまま寝床ボックスに使ってしまうのはもったいないので、シェルターの子たちに使って古びてしまったものを洗濯してから、寝床ボックス用として使っていくつもりです。

 

このように皆さんから頂いたタオルや毛布などのご支援は、使い古したものでも最後は外の子のために活用して、無駄に捨ててしまうことがないように心がけております。

 

今年の冬も厳しい寒さが続きますし、外で暮らす猫たちが少しでも落ち着いて寝られる環境を作れるよう、寝床ボックスの手入れを頑張っていこうと思っています。

 

最後になりましたが、今年もたくさんのご支援と応援を頂き、本当にありがとうございました。

 

保護から2年が経つチャトラーズ
この子たちの穏やかな日常を守ってあげたい

 

気付けばあっという間の1年で、思い返すとやり残したことばかりです。

 

猫たちが安らかな暮らしを送れるように頑張ってきたつもりですが、やはり至らぬことばかりだと痛感する毎日でした。

 

来年はもっと猫が穏やかに暮らせるよう、力を尽くしていこうと思います。

 

ここまで長くなってしまいましたが、お読み頂きありがとうございました。

 

これから一層と寒さが厳しくなりますので、体調にお気をつけて良い年をお迎えください。

 

では、また来月のシェルターだよりでお会いしましょう!

 

※今月度のオマケコーナーは諸事情によりお休みです。

 

リターン

500+システム利用料


お礼のメール

お礼のメール

感謝のメールをお送りします。リターン希望なしの方向けのコースになります。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

1,000+システム利用料


お礼のメール&保護猫画像

お礼のメール&保護猫画像

感謝のメールをお送りします。ご希望の方には保護猫画像も一緒にお送りします。

申込数
69
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

500+システム利用料


お礼のメール

お礼のメール

感謝のメールをお送りします。リターン希望なしの方向けのコースになります。

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

1,000+システム利用料


お礼のメール&保護猫画像

お礼のメール&保護猫画像

感謝のメールをお送りします。ご希望の方には保護猫画像も一緒にお送りします。

申込数
69
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月
1 ~ 1/ 8

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る