ウィメンズセンター大阪がやっていること１『女からだ110番』

今日でプロジェクトスタートから11日。あっと言う間に日々が過ぎて・・・。

残りの日を数えるのはまだやめておこうと決めて、広報に日々努めています。

さて、私たちウィメンズセンター大阪について知っていただくため、少しずつウィメンズセンター大阪がやっていることをお伝えしていきたいと思います。

まず、今回は1989年1月からスタートした『女からだ110番』について。

『女からだ110番』では、誰にも相談できない、医師になんと言って質問すればいいかわからない、病院ではあわただしくて聞きそびれてしまう・・・といった女性たちの身体にまつわる悩みを解決するお手伝いしています。電話を受けるのは、研修と経験を積んだ女性相談員で、相談は無料（電話代のみ必要）で実施しています。毎月第１・第２・第４木曜日の午後１時から午後８時までと第3土曜日午前10時～午後1時 が受付時間。（第３・第５木曜日と祝日はお休みです）

テーマを設けた集中電話相談も行っています。これまでに『女からだ110番』から見えてきた当事者の姿、社会構造の課題などを分析し、数冊の報告書を発行してきました。この『女からだ110番』での当事者の声は、私たちの活動の幅が広がる大きな力となっています。

ちょうど3月22日からは養成講座修了者の中で希望者が相談員コースに進み、ボランティアで『女からだ110番』電話相談に関わることができる『第16回女のからだ相談員養成講座』がスタートするところです。基礎コース、アドバンスコースA・Bを経て、相談員コースという長い時間をかけたプロセスの後、面接を行い、電話相談実務においてスーパービジョン（1年間・有料）をうけながら『女からだ110番』の電話相談員として活動ということになります。この丁寧なプロセスを経て当事者に寄り添うからこそ、信頼して電話をかけていただけるのだと自負しています。

ご関心のある方はぜひご参加ください。