第47回全国高等学校総合文化祭　2023かごしま総文　実績報告（その１）

御礼のことば

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全国高文祭募金委員会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　委員長　中　村　國　夫

　令和5年度全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門出場にあたり、募金委員会を代表し一言ご挨拶を申し上げます。
　日頃、伊保内高校の部活動（教育活動）に対し、村民の皆様からご理解とご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。
　伊保内高校郷土芸能委員会の江刺家神楽は、昨年10月に北上市で開催されました第４５回岩手県高等学校総合文化祭郷土芸能発表会において、演舞一つ一つを大切にした発表が実り、見事に優秀賞一席に輝きました。
本校での優秀賞一席は、平成２８年第３９回岩手県高等学校総合文化祭郷土芸能発表会以来、２度目の快挙です。
　この朗報は、瞬く間に村民の皆さんに伝わりました。コロナ禍で様々な活動ができない期間が長く続いた中で、創意工夫をしながら地道な練習と努力の積み重ねが成果となってあらわれ、明るい大きな話題となりました。
　これまで、長い間、江刺家神楽の伝承活動にご尽力をいただいた保存会の皆様をはじめ、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
　さて、本年７月２８日から鹿児島県奄美市で開催されました第４７回全国高等学校総合文化祭に岩手県を代表して出場することになり、本校では、今年４月に新しいメンバーを迎えて、全国大会に向けて本格的な練習が行われてきました。本校の生徒たちが、大舞台で岩手県代表として恥ずかしくない堂々の演舞をご披露できますよう３月にＰＴＡ、同窓会、部活動後援会、江刺家神楽保存会、伊保内高校を勝手に応援する会の5者による伊保内高校全国高文祭派遣募金委員会を設立し、取り組みを推進してきましたところ、村民の皆様からは沢山の激励や祝福のことば、浄財を賜り深く感謝申し上げます。
　本校は、全国大会の出場に向けて、７月２２日に九戸村長、晴山裕康様の出席を頂き、壮行式を盛会に開催し、生徒たちは笛、太鼓、かねのはやしに合わせて、一体感のある演舞を披露し、本番への意気込みが強く感じられました。
　８月１日、全国大会に出場した生徒たちは、全国の強豪校がひしめく中、晴れの舞台で堂々の演舞を披露してくれました。熱のこもった迫力ある発表は、九戸村民に大きな夢と感動を与えてくれました。全国の生徒たちと熱い交流を深め、九戸村の江刺家神楽を全国へ発信し、芸術文化の発展につながる最高のパフォーマンスをみせてくれた伊保内高校の生徒たちに大きな拍手を送りたいと思います。感動をありがとう。
　最後に村民の皆様、伊保内高校郷土芸能委員会関係者をはじめ、ご協力いただいたすべての皆様に改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。