シェール氏の活動

シェール氏の活動は2003年にサルペトリエール病院の中庭においてハンチントン病患者とその家族のためにダンスワークショップを開催したことに始まります。

　公園の木々にテープを張り巡らせることでそこを単なる病院空間から芸術空間へと転換させることが出来ました。更に皆が自由にテープを張り巡らすことでまるで蜘蛛の巣のような状態に陥りました。

  そしてその内側に取り残された参加者達は曲に合わせながら自由に体をくねらせ踊りながら外に向かうことを楽しむのです。

　ハンチントン病患者のみでなく家族や医療従事者も参加することでその距離を縮めることもできたようです。