【活動報告】能登半島沖地震の件③

皆様、お世話になります。保護猫応援ファームです。

 

この度、能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに

お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

 

また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

1月1日以降、保護猫応援ファームでは、何かできることがないかと模索し続け、現地入りされておられます団体様や、公的立場にあられる方、その他個人でご活動されておられる方などにご連絡させて頂き、「その時」が来れば、当団体も現地入り可能であることをお伝えした上で、現地か現地でないかは関係なく、必要なご支援をさせて頂きたい旨をお伝えしておりました。

 

また現地で被災され、愛猫を探しておられる方との連絡が続いておりましたので

 

昨夜遅く、被災者様より、迷子猫の捜索と物資の提供についてご依頼があり、いよいよ、現地入りのため、実は本日、早朝より、急遽、出発の手配を始めておりました。

 

被災者様との待ち合わせ場所や、必要な物資、捕獲機が必要な他の方についての確認をしている最中のことでした。

 

なんと、探していた愛猫ちゃんの亡骸が、倒壊された自宅で見つかってしまいまして、本日の現地入りは中止となったんです。

 

本日の出来事を言葉で表現することが難しすぎて、辛すぎて、今日は私も、くよくよ涙が出てしまうばかりの日となりました。

 

私事ではありますが、先日お伝えしました、愛犬ロビンの亡骸を最後は川の底で見つけたという、悲痛な経験。

 

迷子になってしまった、家族である大切な大切なペットが、悲痛な最後を迎えたときのダメージや心境について、言葉に表すことはできません。

 

どうかどうかどうか、被災地の皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

また繰り返しになりますが、受け入れキャパが少ない当団体も、先月は6頭の譲渡がありましたため、被災者さまのペットの一時預かり、必要な場合の貰い手探し、緊急物資の支援等の対応が可能です。

 

もし被災地にて、お知り合いの方やご親族様等でお困りの方がおられましたら、情報提供して頂ければと思います。

 

皆様、様々な事情があり、故郷への思いもありますので、被災したからと言って、新しい地に行けばよいという簡単なお話ではございません。

 

しかしそれでも、住む場所がなくなり、生活のシステムの復旧に多くの時間がかかる場合で、何よりもご本人様の要望があった場合に限りますが、ペットを連れたままに引っ越し可能な住居環境、そして仕事も含めたご紹介ができるような、「丸ごと」の仕組みが、もっともっと必要なんだと痛感しました。

 

そして、災害時における保護団体の活動や、シェルターの使い道についても、深く深く考えさせられる日々が続いております。

 

微力ではございますが、ここ、岡山の地より、被災地の皆様をずっとずっと応援しております。

 

助けてあげられなくて本当にごめんね。

飼い主様の気持ちがどうかどうか少しでも楽になりますように。

 

どうか、皆様がご無事でいてくださいますように。

そう願うばかりです。

 

（社）保護猫応援ファーム