難病FIP（猫伝染性腹膜炎）になったオレオの命を繋げたい

 

〇ご挨拶〇

数あるプロジェクトの中から見つけていただき、誠にありがとうございます。

私は飼い主の　奏子と申します。

我が家には2023/08から保護猫（オレオ♂・リッツ♀）の2匹の保護猫がいます

 

オレオとリッツの紹介

 

2023年4月上旬ごろに生まれたであろう2匹は、高知で多頭飼育崩壊から保護されました。

様々な人の手を借り、時に保護主さんとともに病に倒れたりもしながら育てていただきました。

2023/07保護猫譲渡会で初対面の私たち上に飛び乗り甘える2匹に惹かれ、詳しく譲渡の注意点などを聞きました。

するとこの2匹は愛着障害の気質があり、2匹同じ家で譲渡される必要があるとのこと。

人懐っこく愛嬌のある彼らは、互いを拠り所にしてつらい環境を生きてきたのかと実感し

安心できる家を私たちで用意して家族になってほしいと願って、迎えることとなりました。

↑遊びまわりすぎてお疲れ放心のオレオ

 

 

〇プロジェクト立ち上げの経緯〇

10/16　しっぽに大きな皮膚のめくれを発見し、オレオ初めての病院に行きました

結果的にそれは大きな疾患ではなかったのですが、その時体温や呼吸数等に異常はなくその他は健康ですという診断でした。

 

10/21夜 5日も経たないうちに大好きなおもちゃにも反応を示さず、ずっと不安げな表情で、呼吸が浅く速いと感じました。測ってみると55回/分。猫は40回/分でも多いと調べ、直ぐに夜間の救急動物病院へ行きました。

 

まず胸水が溜まっている。そのせいで呼吸数が速く浅くなり、酸素が取り込めず苦しいことで活動性が落ちているということでした。

楽にするために抜いた胸水を持った獣医さんは、とても言い難そうに「この胸水の色はほぼ間違いなくFIPのウェットタイプの可能性が高い。治療しないと治らない病気なので、なにもしないと長くはありません」とおっしゃいます。

 

 

恥ずかしながら、初めて猫を飼う私達はこの時初めてFIP（猫伝染性腹膜炎）という疾患を知ります。

A.このまま対症療法を続け、明日来るかもしれないその日を寿命として受け入れる

B.完治するかは分からないが、未承認の薬を使用してみる

このどちらかが道であると、飼い主さんが選んでくださいとおっしゃいました。

頭が真っ白になり、涙が止まりませんでした。

 

 

 

〇プロジェクトの内容と実現目標〇

 

☆実現目標　オレオのFIP寛解

オレオの現状では早期発見との事でしたが進行が早い特徴があることから、今後治療開始が遅れることで複雑な症状が出る可能性もあるとの事でした。その場合、使用する薬剤も増え、

人間が迷うことでオレオを苦しめてしまうのではと考え、10/23から治療を開始しました。

 

※受診したのが夫なので、飼い主名が夫の名前になっております。

※10/23より治療を開始しておりましたが

本プロジェクトの審査のため、11/11に病院にて診断書を作成頂きました。

 

↑治療薬を打つオレオ（とても痛がる子が多いそうですが、抵抗する元気もありませんでした）

 

FIPの治療方法と資金

説明された治療内容は

1.命に即座に関わる症状が寛解するまでは毎日治療薬A.を通院必須で投与

2.寛解が見えた所から1日1回の治療薬B.服薬に移行

3.エコーによる胸水の経過観察や、血液検査による炎症マーカーの確認も随時行いつつ寛解が継続するのであれば84日間の治療薬B.を連日服薬を実行

↑初めての治療薬は打つと半日ぐったりとするため、鳴く元気も無い帰路。

 

・資金について・

1．治療薬A.　1本￥15400/日

5日の速さで溜まる胸水の症状は明日死んでもおかしくない速さとの判断で1日1本の投与

10/23・10/24・10/26の計3回投与

 

2.治療薬B. 1錠￥10000（体重5キロに対して1日1錠）

体重に合わせて投与量を調整しながら84日間連続で服薬させる

～2.5キロ＝1/2錠/日＝￥5000

2.5キロ～3.75キロ＝3/4錠/日＝￥7500

3.75キロ～5キロ＝1錠/日＝￥10000

 

診断当初の10/21の夜は食欲不振から体重2.2キロだったオレオ

治療薬A.3本の投与から7日間の治療薬B.服薬で体重2.58キロまで食欲が回復しました

生後9-10か月で平均4キロになると予想されるキジ猫のオレオは

これまでの服薬も合わせるとお薬代のみで約￥720000

これにプラスして通院費・診察費・検査費がかかってきます約￥150000

 

 

 

※初診の時に夫が受付をしたため飼い主名が夫になっております。

途中で変更していただき11/17時点では妻の名前になっております。

 

本来ならば、オレオの命を救うためには家族である私が全額負担することが当たり前です。ですがこの病気の恐ろしいところに妹猫リッツにも発症するというリスクがあります。今後リッツにも検査をし体内からウイルスが見つかった場合は、オレオの治療後半でリッツにも検査と治療薬B.服薬を必要とする可能性があると説明を受けています。

これら費用も負担するには経済的に厳しいのが現状です。

本当に厚かましいお願いにはなりますが、オレオの治療費用にご支援いただけないでしょうか。

これまでたくさんの苦境にあり多くの保護活動を行う人に支えられ生きてきたオレオと、そのオレオを支えに生活するリッツがこれからも健やかに生活し、せめて1歳の誕生日を迎えられますように。

このまま寛解を目指し加療を続けるため、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

〇プロジェクトの展望〇

目標金額:1,050,000円

手数料(税込):138,600円

・オプション手数料(税込):34,650円

クラウドファンディング達成時:876,750円

 

誠に勝手ながら皆様にお力添えをいただき、オレオFIP寛解までの十分な治療を受けさせてあげたいと考えています。

当然本来飼い主の責任であると重々承知しておりますので

支援者の皆様から頂いた支援金については全額オレオの治療費にあてさせていただきます

 

今回FIPという診断を受けた際、1つ目に通った獣医師からは「オレオとリッツの隔離生活が必要」と言われました

その際別部屋で5日過ごしたリッツはオレオとの隔離生活に不安が募ったためか、剥げるほど自身の体をなめて過ごしました。

それほどにリッツにとってもオレオの存在が心の安らぎになっているのだと実感する日々です。

こういった細やかな近況報告の場として、下記Instagramにて闘病日記を発信していこうと考えています。

オレオ・リッツの猫ハウス

最後に、これらの活動報告が今後同じくFIPで苦しむ猫飼いさんたちの不安を和らげる材料になることを祈りつつ

情報発信に努めたいと考えています。

情報拡散のご助力も併せていただけますと幸いです。

 

〇補足・注意事項〇

１、掲載資料について

ページ上に掲載する診療明細書及び写真など資料については、すべて動物病院様・保護主様からの掲載許諾を得ています。

ご快諾誠にありがとうございます。

 

2，資金用途について

万が一達成途中にオレオがなくなる場合においても、それまでのオレオに対する治療費に充てさせていただきます

また、オレオの体重増加が少ないために起こる資金余剰の際においてもFIP診断の際にオレオの通院費用および交通費などに充当させていただきます

 

3，ペット保険充当資金について

FIP治療に対してはすべて保険適用外となるため、ペット保険に関する保証はありません

 

4，問い合わせ先について

本クラウドファンディングに関するお問い合わせ先は以下までご連絡ください。

オレオ・リッツの猫ハウス

 

 5．治療方針などが変更になった場合についてプロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

 6．READYFOR事務局からのご連絡

ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考えhttps://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/