【近況報告】3月18日 飛んできてくれました

昨日、悪天候により中止されたブルーインパルスの能登上空飛行ですが本日、飛んできてくれました。賛否両論あるとは思いますが、グループホームぽかぽかの入所者様たちは皆さん空を見上げて喜んでくれていたのは私たちにとっては何よりも嬉しいことでした。

先週末、北陸新幹線延線による金沢駅から敦賀駅までの開通イベントが各所で行われており地震発生以降の石川県において久しい明るい話題となりました。各地のイベントでも能登半島地震の復旧復興に関するイベントを開催して頂き大変ありがたく思います。少しでも能登の事を取り上げて頂ける機会がありますこと感謝するばかりでございます。

地震から3ヶ月目を迎える被災地において被災者が考える一番の不安は社会から取り残されるのではないかという怖さです。奥能登では未だ水道が復旧していない地域が多々あります。お風呂、トイレ、洗濯、調理、これらが通常どおり行えない環境は到底、生活とは呼べない状況です。

そんな環境の中で電気と通信が戻ってきている事で見聞きする世の中の情報は自分たちの現実との大きなギャップを感じてしまいます。もちろん受け入れなければならない現実だと解っていても苦しくなってしまいます。

今回、飛んできてくれたブルーインパルス「飛行機が飛んでも何も変わらない」そんな話を被災地では聞きます。でも、誰かが被災地を気にかけて下さっているから飛んで来てくれたと思うと嬉しくなりますよ。テレビでも新聞でもインターネットの中でもどんな些細な話題でも能登の事に触れて頂けると嬉しいです。

気にかけて頂けていることを知ることが今はとても心強く嬉しいのです。

クラウドファンディングでの応援コメントも975件もの温かいお言葉を頂戴しております。毎日の励みになります。引き続きお見守り頂けますことお願い申し上げます。