大きな志と海への感謝をもって繋がりましょう！川崎安弥子さん（原発賠償京都訴訟）からのメッセージ

原発賠償京都訴訟原告団運営委員の川﨑安弥子さんからメッセージをいただきました。

311前の我が家の食卓にはいつも獲れたての魚がありました。

「おー、今日揚がったの持ってきたぞ。みんなに配ってくっぺ。誰んちさ行く？」「〇〇ちゃんと〇〇ちゃんち―！」。夫は3人の子どもを車に乗せて、子どもたちの友達の家へと獲れたての魚を持って行ったものでした。「うわぁ、こんな新鮮な魚ありがとう！これ持ってって～。」と、魚は福島の親戚から送られてきたという桃や自宅で採れたカボチャとなり、「わらしべ長者みたいだね」と笑い合う、食も心も豊かな日々を送っていました。

かけがえのない海。

人間には、津波を止めること、地震を止めることはできないけれど、原発を止めること、これ以上汚染水を流さないことはできるのです。

人間の力は、大自然の力に比べれば小さな小さな力でしかないかもしれないけれど、大きな志をもって、海への感謝をもって繋がって、海洋投棄を止めましょう！

　原発賠償京都訴訟原告団運営委員　川﨑安弥子