渡航学生の活動報告【7】

都市・環境工学科　2年生

１．フィリピンでの活動
　今回、９月１５日から９月１９日の5日間フィリピンを訪れ、足踏みミシンボランティアの活動を行った。

　1日目は、フィリピンへ飛行機で移動し、到着したのは夜だった。海外の空港は初めてで英語を使うのに苦戦した。その後、バスでホテルへ移動した。現地でわたしたちを待ってくれていた方達はとてもやさしく出迎えてもらえてうれしく思った。
　2日目、パンパンガ州へ移動し、マガオという村でミシンの修理とメンテナンスの指導を行った。昼食はその時現地の家庭料理のようなものも頂いた。それから、現地の子供たちにお菓子を配ったり、おもちゃで一緒に遊んだりなど交流を楽しんだ。修理指導はなかなか英語が通じず手伝いに来てくれていた日本語学生の方に手伝ってもらうなどして何とかを得ることができた。それから、現地でどのように足踏みミシンが使われているかの視察を行った。ズボンや布団カバーなど様々なものを作っていた。中には工場で作られたようにきれいに作っている方もおりとても感心した。私たちの活動が役に立っているのだなと感じることができた。
　3日目は、初日のホテルへ戻りそれからは自由時間だった。夕方、別のホテルへ景色を見に行った。ちょうど日も沈む時間で美しかった。その後、オカダというホテルで夕食を食べた。
　4日目は観光を中心に行った。ショッピングモールで買い物をしたり、街を歩いたりして観光をした。生で初めて見るキリスト教の教会がとても美しかった。街の風景も日本とは全く違いとてもわくわくした。その日の夕食で訪れたレストランでは、様々なダンスを披露していただき、中にはフィリピンの伝統的なダンスもあった。
5日目は朝早くからホテルのチェックアウトを済ませ日本へ帰国した。

２．感想
　私が今回の活動を通して初めに思ったことは、もっと英語を勉強しなければならないということだ。事前に使いそうな言葉の予習は行っていたがいざというときに出ない場面が多々あった。そんなときのため日ごろからコミュニケーションを交えながらの学習を行いたいと思った。
学生の身で海外へボランティアを行いに行くなどという経験は普通の学校ではなかなかできないことだと思う。現地に赴くことで自分たちの活動が役に立っているということを実感できた。だから、今回のフィリピン渡航に協力していただいた方々にはとても感謝している。
私は将来世界で役に立てるような職に就きたいと考えている。だからこそ、今回のフィリピン渡航の経験を活かしていきたいし、今回の反省を生かし日々精進していきたい。