
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 97人
- 募集終了日
- 2024年12月28日

「ちいさな音楽家サポーター」プログラム マンスリー(毎月寄付)会員
#子ども・教育
- 総計
- 78人

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
#子ども・教育
- 現在
- 11,807,000円
- 寄付者
- 310人
- 残り
- 29日

早稲田大学野球部 世界へ!アメリカ名門大学と究める文武両道への挑戦
#大学
- 現在
- 11,827,000円
- 寄付者
- 332人
- 残り
- 18日

1人の舞台俳優と5人の演出家による4都市50公演の挑戦
#地域文化
- 現在
- 575,000円
- 支援者
- 37人
- 残り
- 10日

移民ルーツの若者が自分らしく生きられる社会を!
#子ども・教育
- 総計
- 18人

地域文化を残し、課題を創造的に解決する 『めぐる、友の会』会員募集
#地域文化
- 総計
- 100人

明日を担う伝承者の養成を共に支える│国立劇場養成所サポーター募集
#伝統文化
- 総計
- 135人
プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめまして、一般社団法人エル・システマジャパンの代表理事・菊川穣です。
私たちは、南米ベネズエラで始まった「El Sistema」という音楽教育プログラムをベースに、「立場や能力に関わらず、全ての子どもが集団での音楽教育を通して積極的に自己実現をはかっていく」ことを支援してまいりました。
El Sistemaとは
「El Sistema」はスペイン語で「システム(仕組み)」という意味です。貧富の格差が大きいベネズエラで、音楽を通して青少年に生きる力を与えて、犯罪予防や地域振興ができる「仕組み」を作ろう、という壮大なビジョンをもとに1975年に始まり、現在は100万人以上の子ども達が参加しています。
さらにこの「仕組み」は、現在70以上の国と地域で、様々な社会課題に取り組む実践が広がっています。
日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力をはぐくむことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。
2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府 豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設 でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。
家庭の事情にかかわりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、大事な居場所の一つとして、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しており、ビジョンとして「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」を掲げています。
2022年には、栄えある国際交流基金地球市民賞を受賞しました。
東京では、2017年より東京芸術劇場とともに(旧称)東京ホワイトハンドコーラスとして、“共創の音楽”を目指してまいりました。様々な視点から音楽を見つめ直す中そこからその後生まれたのが、「東京子どもアンサンブル」のコーラス活動と「クリエイティブ・ワークショップ」です。
前者は、楽譜を使わずとも芸術の高みを目指していくコーラス、後者は現在、ろう者の視点に立った音楽の世界の可能性を広げていく試みを行なっています。どちらも才能豊かな講師陣が、子どもたちの力を引き出してきました。
東京子どもアンサンブルは、障害の有無にかかわりなく誰もが自分の力を発揮できる子どもコーラスです。視覚に障害のある子どもたちや、そうした子どもたちと接点がなかった子どもたちが支え合い、切磋琢磨しています。無料で参加でき、現在参加人数は30名近くになりました。
社会は多様性を認め合う方向へ少しずつ進んできましたが、障害のある子と、そうした子が周りにいることをほとんど知らずに育ってきた子ども同士が集って活動できる場は少ないという状況があります。それを文化芸術活動として行えたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。
世の中は多様で豊かであり、得意不得意なことはそれぞれ支え合っていけるということを、子ども時代から楽しみながら自然と学んでいけるからです。目の見えない子と見える子では、従来、音楽の学び方や指導法が同じでなく、コーラスにおいても、一緒に歌う取り組みはなされてきませんでした。
しかし、エル・システマの音楽活動はその常識をくつがえしていきます。 誕生から7年間、ご理解ある指導者や内外の音楽家との出会いを通じ、力強く育っていく子どもたちをたくさん見てきました。
発足当初はユニゾンでしか歌えなかった子どもたちも、現在では3声のハーモニーが作れるようにまで成長し、近年ではヘレン・ケラー記念音楽コンクールの独唱部門で入賞を果たす子どもも生まれるなど、歌う力を着実に伸ばしてきました。
盲学校の児童生徒は少人数で、校内で合唱部が成立しにくくなっていますが、私たちは、子どもたちが学校を超えて友達と集う楽しさや、目が見える子も見えない子も、”小さな音楽家”として尊重し、見守り支えることを、大切にしています。
2022年のクリスマスに、東京子どもアンサンブル初めての単独コンサートをHakuju Hallにて開催しました。それから2年、子どもたちは日々の練習に楽しく取り組みながら、首都圏から関西まで各地の様々な合唱祭や音楽祭へも出演するようになり、歌声を磨いてきました。
障害の有無に関係なく、異なる他者を知り、支え合いながら共に歌を学んでいる子どもたちにとって、合唱を通して自分を表現し、仲間と連帯意識を深め、聴衆とつながる発表機会は、子どもたちにとってかけがえのないコミュニティ体験となります。
そして今回は、ハンガリーと日本の架け橋として国内外で活躍されているピアニスト・金子三勇士さんをお迎えし、2回目のクリスマスコンサートを開催いたします。
金子三勇士さんは、これまでもエル・システマジャパンの活動を応援して下さっており、東日本大震災から3年後の2015年に、姉妹コーラスの相馬子どもコーラスとも共演をしていただきました。国際的に活躍する音楽家との共演を通して、子どもたちは多様な価値観や表現に触れ、自分の可能性や視野を広げていきます。
世界では争いごとがやみませんが、自分と仲間のためだけでなく、一番苦しんでいる人々に歌声を届けようという気持ちが子どもたちの間で高まっています。このコンサートは、祈りをこめたステージにもなることでしょう。
■開催
概要日時:2024年12月25日(水)18:30開演(18:00開場)、20:30終演(予定)
会場:Hakuju Hall(東京都渋谷区)
主催:一般社団法人エル・システマジャパン
共催:Hakuju Hall/株式会社白寿生科学研究所
協賛:株式会社JERA、ローランド株式会社
協力:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
後援:公益財団法人東京都盲人福祉協会 社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会 毎日新聞社点字毎日
出演:東京子どもアンサンブル
指揮:古橋富士雄
特別賛助出演:金子三勇士(ピアノ)
ソプラノ:吉川真澄
ピアノ:野間春美
チケット(全席指定/税込み):大人3,000円/子ども(18歳以下)1,500円
teketで販売 https://teket.jp/469/39227
割引チケット(障害者手帳をお持ちの方・全席指定/税込み):大人2,500円/子ども1,000円※付き添い者1名まで無料(要申込)
お電話でお申込みください:Tel: 03-6811-7077(平日9時~17時)※入場時に障害者手帳をご提示いただく場合がございます。
「東京子どもアンサンブル」は、障害の有無にかかわらず、人とのつながりにくさ等を感じている子どもたちにも開いています。合唱経験豊かな方や音楽を専門とされている方などボランティアの皆さんが、個々の子どもの傍らに立ち、細やかなサポートを続けています。
拠点の東京芸術劇場は、池袋駅から徒歩2分に位置し、どなたにもアクセスもしやすい場所です。東京都内近郊の学校から参加したい子どもを募っています。共に歌を歌うことで、開けてくる世界があります。芸術活動においてもインクルーシブな社会の実現は、小さな挑戦の積み重ねで進められることを実感してきました。
そこには、誰もが対等に安心して参加できる練習の場づくり、多くの方に知っていただける発表の場づくりへの熱意が欠かせません。取り組みに賛同してくださる皆様のお力で支えていただき、このコーラスの存在があらゆる音楽活動へのしずくとなって響いていくことを願っています。
※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウィルスによる影響含む)によりイベントを開催できなかった場合、東京子どもアンサンブルの活動資金、将来のコンサートのための資金として大切に使わせていただきます。
※掲載している画像は、ご本人・保護者より掲載許諾を得ています。
- プロジェクト実行責任者:
- 菊川穣(一般社団法人エル・システマジャパン)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月25日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
東京子どもアンサンブルが、ピアニスト・金子三勇士さんと共にコンサートを開催します。ひとりでも多くの方に音楽によるクリスマスのひと時をお届けしたいと思います。 ※必要経費222万円(うち、22万円は指定寄付金等活用) スタッフ費用20万円、会場費(調律代含む)25万円、出演者謝金(ソリスト、指揮者、ピアニスト他)35万円、記録費用(カメラ2台、編集費用、音響スタッフ人件費)40万円、舞台監督費10万円、広報費用35万円、練習会場費7万円、編曲料/音源作成費用25万円、システム使用料25万円。 ※※また目標額を超えた金額は、インクルーシブな社会を実現するための東京子どもアンサンブルの活動費用として活用させていただきます。合計480万円:スタッフ費用200万円、講師・ボランティア謝金150万円、監修料(障害児教育専門家)10万円、広報費用30万円、旅費交通費25万円、消耗品費5万円、システム使用料60万円。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額はスポンサーからの寄付などで賄います。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。2022年国際交流基金地球市民賞受賞。
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リターン
3,000円+システム利用料

全力応援コース(3,000円)
●感謝のメール
●公演プログラムへのお名前の掲載
(※掲載は12/8(日)のお申し込み分までとさせていただきます)
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年1月
3,000円+システム利用料

点字用紙のリサイクルで生まれたポチ袋 プレゼントコース
●点字用紙のリサイクルで生まれたポチ袋 1袋(3枚入)
~読み終えた点字用紙にエンボス加工が施されています。和紙のような独特な風合いがあり、厚みがあるのでエンボス加工が美しく浮き立っています~
●感謝のメール
●公演プログラムへのお名前の掲載
(※掲載は12/8(日)のお申し込み分までとさせていただきます)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料

全力応援コース(3,000円)
●感謝のメール
●公演プログラムへのお名前の掲載
(※掲載は12/8(日)のお申し込み分までとさせていただきます)
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年1月
3,000円+システム利用料

点字用紙のリサイクルで生まれたポチ袋 プレゼントコース
●点字用紙のリサイクルで生まれたポチ袋 1袋(3枚入)
~読み終えた点字用紙にエンボス加工が施されています。和紙のような独特な風合いがあり、厚みがあるのでエンボス加工が美しく浮き立っています~
●感謝のメール
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(※掲載は12/8(日)のお申し込み分までとさせていただきます)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
プロフィール
エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。2022年国際交流基金地球市民賞受賞。









