いつも応援してくださる皆様へ　２校目でのプロジェクト実施の報告

いつも応援してくださる皆様へ

 

日頃より温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。

 

この度、2校目の学校選定とプロジェクトの実施が完了しましたので、ご報告させていただきます。

 

当初の計画では100～600人規模の小学校を対象としておりましたが、

より支援が必要な地域からの要請を受け、

首都アディスアベバから130km離れたDebre Berhanの難民地区にある簡易学校へと変更しました。

 

突然の変更になってしまったこと、大変お詫び申し上げます。

 

 

 

今回の訪問は3名の少人数で行い、学校には約980人の子供たちが在籍していました。

彼らは限られたスペースで学んでおり、私たちが到着したのはちょうど昼食時でした。

このタイミングを利用し、昼食を待つ子供たちに対して衛生と栄養に関する講義を行い、

その後、栄養補強ビスケットの配布を行いました。

 

まずは手洗いの正しい方法を実演しながら、衛生習慣の大切さを伝えました。

加えて、栄養については、タンパク質や食物繊維の重要性をクイズ形式で説明しましたが、

人数が非常に多いため、当初予定していたゲームの実施は困難でした。

その代わりに、先生方へ講義の進行方法をお伝えし、

今後も子供たちに衛生と栄養について教えていただけるようお願いしました。

 

 

今回のプロジェクトでは、合計で約4,000個のビスケットや20個のサッカーボール、20個の液体石鹸を配布しました。一人当たり最大4枚の配布となりましたが、先生方からは「ビスケットなどの栄養価の高いお菓子は珍しく、子供たちにとっては特別なデザートになった」との感想をいただきました。

 

 

 

ビスケットは保存が効くため、次回訪問時には、子供たちが時間をかけてじっくり味わえるよう、配布方法も工夫したいと考えています。

 

 

現地はシェルターに住む多くの人々が集まる地域で、十分な設備や水の供給も限られていました。

 

今回の訪問を通じて、今後は何を優先して教えるべきかをさらに議論し、より実践的なサポートを提供できるようにしていく必要があると感じました。

 

また、ビスケットの提供企業にとっても、現地でのプロジェクト実施は非常に有意義なものでした。

今後の製品開発や販売戦略に役立てたいと考えています。

 

さらに、このプロジェクトを通じて、現地企業との新たなパートナーシップも生まれ、

活動の拡大へとつながっています。

 

皆様からのご支援があってこそ、このようなプロジェクトを実現することができています。

企業一同、心より感謝申し上げます。