西アフリカ ベナン共和国 未来へ命をつなぐ

支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 16人
- 募集終了日
- 2025年6月11日

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- 現在
- 332,000円
- 支援者
- 39人
- 残り
- 19日

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- 総計
- 1人

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- 現在
- 1,060,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 5,440,000円
- 支援者
- 295人
- 残り
- 17日

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#子ども・教育
- 現在
- 11,882,000円
- 寄付者
- 322人
- 残り
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#子ども・教育
- 現在
- 13,272,000円
- 寄付者
- 673人
- 残り
- 21日
プロジェクト本文
★西アフリカ ベナン共和国
〜〜農村部の生活環境を改善し村の人々が健康な生活がおくれるように〜〜
自己紹介・活動実績など
★NGO Zen Espoirについて
ベナン共和国で2015年に登記したNGO団体です。
「村人が主体となり村の生活を改善させること」をモットーに、疾病予防、衛生環境の改善を目的にベナンの村落部で活動しています。
村落部に、衛生的なトイレを作ることで感染症の予防や、助産師の視点から家族計画などを中心に女性の健康を守る活動も実施しています。
活動を出前講座や医療系大学、国際交流イベント等で講演・報告をしています。
🇧🇯2015年からの活動実績(ベナン共和国国内)
★2015年
ベナン共和国にてNGO Zen Espoir設立
ベナン共和国アボメカラビ市 ポッシジャ村 ゲングベッタ集落およびドジャ集落 公共トイレ設置
同市 ダセコメイ村 NGO団体・ABPF(https://abpf.org)と協力して家族計画・無料診療実施
★2018年
ポッシジャ村 ドジャ集落 公立小学校に井戸設置
★2022年
ポッシジャ村 ゲングベッタ集落 公共トイレをSATOに改修(https://sato.lixil.com/)
ポッシジャ村 ゲングベッタ集落 公共トイレ外壁 、屋根改修工事
ダセコメイ村 NGO団体・ABPF(https://abpf.org)と協力して家族計画・無料診療実施
2015年に行った家族計画対象者の実施後調査
★2023年
ポッシジャ村 ドジャ集落 公立小学校に公共トイレ設置
ドボ市 ジェホンデ集落に井戸設置
ポッシジャ村 バグド集落に公共トイレ設置
★解決したい社会課題
Ⅰ.村の子ども(5歳未満児)の死亡率を下げる
サハラ以南アフリカで5歳未満児が亡くなる原因
5歳未満で亡くなる子どもの死因には出産時の合併症、新生児敗血症、肺炎、下痢、またはマラリアなどです。肺炎、下痢、マラリアは死因の約3分の1を占め、幼い子ども達には致命的な疾患になります。※1
【幼い子ども達がこれらの疾患で命を落とす原因と現状】
原因1.水資源不足
水道や電気が整っていない地域に住む子ども達の多くは、池や川・湖・整備されていない井戸などから水を汲んでいます。それらの水は泥や細菌、動物の糞尿などが混じった衛生的ではない水です。抵抗力の弱い子ども達は、そのような水を飲んで下痢をおこします。さらに衛生的で使える水が少ないこと、手洗い・沐浴が十分にできないため清潔を保てず子ども達は下痢などの病気に感染しやすくなります。
現在活動しているベナン共和国においては飲料水が確保できているのは農村部で58%です。※1
村のお年寄りは生活用水を汲みに片道何kmも歩きます
原因2.衛生環境不良
多くの農村部ではトイレがないため、屋外排泄・野外排泄を行います。排泄物が放置されると乾燥し砂埃とともに菌が体内に入り肺炎や、排泄物に接触した手で飲食をすることで口から菌が体内に入り下痢を引き起こすことになります。もう一つは排泄物がマラリア蚊を媒介させる原因となります。
ベナン共和国での農村部でのトイレ普及率は8%です。※1
原因3.栄養不良
5歳未満児死亡の約半分は栄養不良に関係しているといわれます。栄養不良による免疫力の低下などが原因で肺炎や下痢になり急激に状態が悪くなってしまいます。
ベナン共和国での就学前の子ども(0〜4歳児)における栄養不良の割合は31%です。
診察室の待合で過ごす双子と母親
Ⅱ.妊産婦の死亡率を下げる
ベナンでの妊産婦死亡数は2500人(2020年)、同年の日本においては36人です。
また専門技術者(産科医師、助産師)が付き添う出産は78%です。※1
※1(出典 世界ユニセフ子ども白書2023)
【妊産婦死亡が多い理由】
原因1.医療施設 医療スタッフの不足により出産に伴う適切なケアが受けられない
出産時には様々なリスクを伴います。アフリカの出産時死亡の原因の多くは分娩に伴う大量出血です。
出血には様々な原因がありますが、妊婦健診で出産時の大量出血を予測できるケースもあります。その予測をすることができるのは妊婦健診で行う超音波(以下エコー)検査です。しかし村の中にはエコーを用いて妊婦健診ができる施設、医療者がいないのが現状です。
→村の中の保健センターを中心にポータブルエコーを使用し妊婦健診でのエコー検査を取り入れていくことを検討しています。
原因2.十分な教育を受けれないことによる若年妊娠、出産
農村部の女学生は思春期になり月経時には学校に行かないことがあります。自由に安心して使えるトイレが学校にないためです。月経期間に学校を休むことで授業についていけず学校を退学、家事手伝いをするために教育を受ける機会が失われます。中には生活のため若年で結婚を決められます。早婚により若年妊娠をした場合、体が十分に成熟していないため流産や出産時の母体死亡リスクがあります。
→女学生が安心して使えるトイレを学校の中につくります
原因3.感染症による早期出産、低出生体重児
マラリアの感染症状の一つに貧血があります。妊産婦が貧血の場合胎児の発育を阻害する原因となります。また貧血に伴い止血作用が働かないことで分娩時の大量出血の原因にもなります。
→マラリア蚊の媒介場所である汚水の発生場所をつくらないために村の中に公共トイレをつくります
2023年に完成した小学校トイレ
このプロジェクトで実現したいこと
1.国や地方都市の公的資金援助はなく個人収入も少ない村の中では井戸やトイレを整備することが難しいのが現状です。
2000年始めには多くの欧米NGOや資金のあるボランティアによりトイレや井戸が建設されました。約20年経ち最近では経年劣化で現在使われていない、もしくわ資金不足により建設半ばで材料が置き去りのトイレや井戸が多く見られます。それらの公共トイレや井戸は修繕補修をすれば使用可能となります。そのような場所をできるだけ改善していきたいと思っています。また必要な場所には新たなトイレ、井戸を村人と共に建設していきます。
2.妊産婦死亡率を下げるために必要なことは村の中で行われる妊婦健診の質の向上です。
現状は病院が少なく、医療者も少ない、この問題解決には膨大な資金と医療者教育の時間が必要となります。
また設備の整った大きな病院での診察には時間、費用ともかかるため村の妊婦にとっては困難です。そこで妊婦健診で確定診断に用いられるエコーの活用が村落部での妊婦健診の問題解決策になると考えます。村落部での妊婦検診でエコーを適切に使うことができれば、ハイリスク妊婦(妊娠中、もしくは出産時に母子の生命を脅かす疾患がある妊婦)を見つけ出し、村の中での出産が可能かどうかを早くから判断することができます。
ベナンの3次救急病院・産科で勤務していた助産師・医師に協力してもらい農村部でのエコーを用いた妊婦健診を試行していきます。
今回のプロジェクトを実施するにあたり村の関係者(村長・市長)から実施場所の名所記載を行うことの許可を得ています。
今回のプロジェクトで集まった資金によって実現できること
1.ベナンの各地で井戸をつくります
対象地:ベナン共和国南西部にあるロコサ市にある孤児院
2.ベナンの各地でトイレをつくります
対象地:アボメカラビ市内の小学校
3.保健センターでの妊婦健診において現地助産師・医師がポータブルエコーを用いて実施できるように計画してい きます。
対象:アボメカラビ市の保健センター
なお今回のプロジェクトを実施するために現地の関係者(村長、市長)に場所の名所記載許可を得ています。
資金の使い道
【井戸の建設】
材料費:約30万(セメント、砂、鉄線、針金、滑車、等)
人件費:約15万(地盤により掘削の深度が変わるので大きく変動可能性あり)
材料運搬費:約5万
【トイレの建設】
材料費:約15万(セメント、砂、木材、扉、鍵、等)
人件費:約10万
材料運搬費:約3万
【妊婦健診察のエコー導入までの必要経費】
保健センターで妊婦健診の現状調査
保健センターが管轄する村々を訪問し保健センターまでの距離など調査
村の女性の出産場所・妊娠出産歴を調査
以上の調査をするにあたり
広報費:約1万
協力費:約1万
交通費:約3万
【女性の集会所建設費】
村の女性達の収入源となるガリ(キャッサバを粉状にしたもの)を生産するための場所
材料費:約10万(セメント、木材、等)
材料運搬費:約2万
人件費:約5万
クラウドファンディング会社手数料(支援金合計の14%)
実施スケジュール
4月上旬〜5月下旬
孤児院で井戸を建設する場所を再調査(地盤など)
トイレを建設する小学校の校長先生・PTAと話合い
5月31日
クラウドファンディング終了
7月(資金調達次第)
井戸の材料調達開始、同時に掘削開始(〜11月下旬)
トイレの建設着工(〜9月下旬)
女性の集会所建設着工(〜9月上旬)
8月
保健センターの妊婦健診現状調査(〜9月上旬)
村の訪問調査開始(〜10月下旬)
最後に
2015年から始まったNGO Zen Espoirですが、皆様方から応援をいただき今年で10年目になります。
驚くようなスピードで都市部は開発が進められ、IT企業の進出も増えてきました。しかしこの10年で村の生活には大きな変化はなく、生活水準も向上はしていません。それでも明日のために村の人々は水を汲み土を耕しています。
自然のなかで生活をしている村の人達を見ていると人間の生きる力の凄さに感動します。そんな村の人々が健やかに生活できるように、そして未来を担うすべての子ども達が健康で学校に行くことができるように村人とともに考え尽力していきます。
これからもご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- エフン中田とも子(NGO Zen Espoir)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月26日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
NGO Zen Espoirがベナン共和国のトイレや井戸、女性の集会所建設のために使用します。いただいたご支援は村への交通費、人件費、材料費、材料運搬費、広報(コピー、通信費)、協力費として使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額に差額は自己資金にて補填予定
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プロフィール
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リターン
1,000円+システム利用料

ありがとうございます
ご支援いただきありがとうございます。
活動を維持継続するために大切に使わせていただきます。
感謝のメールを送らせていただきます。
メールにて送付します。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
3,000円+システム利用料

感謝のメール 報告メール
ご支援いただきありがとうございます。
村の人とともに活動を維持継続するため大切に使わせていただきます。感謝のメールをお送りします。
メールにて送付します。
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- 2025年12月
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