大学生の挑戦を世界へ!万博×山火事版防災×ジャパンタウン再生

支援総額

1,050,000

目標金額 1,000,000円

支援者
66人
募集終了日
2025年9月12日

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プロジェクト本文

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▼はじめに

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。立命館大学産業社会学部永野ゼミ災害復興エリアマネジメント班は、山火事版防災ワークショップの製作・普及、バンクーバーのジャパンタウン再生における調査、大阪・関西万博での環境保全と防災を結びつけた持続可能な社会モデル提唱のためのバンクーバー出張に必要な活動費をご支援いただくために、クラウドファンディングに挑戦します。今年度、私たち永野ゼミ災害復興エリアマネジメント班は、山火事版防災ワークショップの製作と普及による防災意識の向上と、バンクーバーに存在していたジャパンタウンの再生という2つの軸で日々活動をしています。そして、私たちの災害復興エリアマネジメントの知見を活かし、大阪・関西万博という大きな舞台で、「環境保全と防災との関連を考察し、環境価値の創造が防災・減災に役立つ手法を検討する」というテーマのもと持続可能な社会モデルを提唱します。

 

※博覧会協会ライセンス担当様からプロジェクトを行うこと、「大阪・関西万博」名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

 

 

 ▼プロジェクトの社会的価値

 

1つ目の山火事版防災ワークショップの製作・普及の社会的価値は、近年増加傾向にある山火事への防災意識を高めることによって、実際に山火事が起こった際の被害を最小限にできることです。災害が起こったときに自分はどう行動するのか・災害前にどんな対策ができるかを、ワークショップを通して災害が起こる前に深く考察・意見交流しておくことで、災害時に生き残るための行動をより効果的にすることができ、一人でも多くの命を救うことにつながると考えます。

2つ目のバンクーバーのジャパンタウン再生における調査の社会的価値は、バンクーバーに渡った日本人とその子孫が築いてきた文化遺産や現在の街の様子を調査することによって、先人たちの記憶・記録を後世に残すことができるような街づくりの基盤づくりができることです。かつて日本人や日系人で栄えていたジャパンタウンの面影は現在見ることはできず、ジャパンタウン一帯はバンクーバーの中でも特に治安の悪い地域の一つとなっています。この街を再生するための調査をすることで、街の治安向上という意味を超えた、日本人・日系人の遺産を後世に残していくための新たな街づくりの重要な基盤づくりにつながると考えます。

3つ目の大阪・関西万博での環境保全と防災を結びつけた持続可能な社会モデル提唱の社会的価値は、現在そしてこれからの世界中で重要視される環境保全と災害対策に取り組むことができるだけでなく、私たちが考える持続可能な社会モデルが、世界の持続可能な社会の指標となる事が出来る可能性があるということです。大阪・関西万博というとても大きな舞台で、環境と防災を考慮した世界にも通用する持続可能な社会モデルを提唱することは、環境保全・防災・社会変革の面で大きな意義があると考えます。

 

 

▼なぜ私たち学生がこれらの活動に取り組むのか?

 

私たち永野ゼミの学生が、山火事版防災ワークショップの製作・普及、バンクーバーのジャパンタウン再生における調査、そして万博での持続可能な社会モデルの提唱に取り組むのには明確な理由があります。それは、これからの時代を生きる学生として、社会や環境が抱える課題に真摯に向き合い、その解決に真剣に取り組むことが、私たちに課せられた大きな責任であり、「学生だからこそできること」だと考えているからです。現代社会に存在する様々な問題に対し、現状を把握し、課題を特定し、その解決のために何ができるかを考え、実際に行動することは、未来を担う学生が積極的に率先して行うべきことであり、決して人任せにして良いものではありません。また、私たち大学生には、大学という研究教育機関で活動できるという強みがあります。研究教育機関という安定した基盤に属していることで、様々な公的機関や企業と中長期的な連携を築くことが可能になります。今回の万博での発表のような大きな挑戦の機会をいただけたのも、こうした連携の賜物であり、学生の立場から社会に大きな影響を与える挑戦ができると考えています。この後、私たち永野ゼミが取り組む3つの大きな挑戦についてご紹介します。

 

↑永野教授(写真左)と永野ゼミ災害復興エリアマネジメント班の学生

 

 

▼山火事版防災ワークショップとは?

 

私たちは防災意識を向上させることを目標とし、東日本大震災をきっかけに宮城県名取市閖上地区で復興支援に携わりながら、地震・津波に関する防災ワークショップの活動を始めました。その活動の際に生まれたカナダとのかかわりから、現在はカナダで問題視されている山火事に目を向け、山火事版防災ワークショップを作成しています。地球温暖化の急速な進行によって、世界中で巨大台風や豪雨などの様々な自然災害が多発しているため、活動を通して、災害大国と呼ばれる日本の豊富な防災手法を世界に広げたいと考えています。(閖上での活動とカナダとのつながりに関しては、こちらのサイトをご覧ください。https://readyfor.jp/projects/126982)

この活動は、災害大国と呼ばれる日本の豊富な防災手法を世界に広げ、防災意識を向上させることを目的としています。これまでに私たちが実施した防災ワークショップ内容は、カナダのバンクーバー州にあるケロウナという都市で山火事が発生した場合を想定し、参加者が山火事の現場からどう逃げるか、山火事発生前にどのような対策ができるかを、個人、行政、企業、その他の項目に分けて考察、意見交流をしていただくというものになっています。そして、ワークショップ前後での防災意識の変容を確認し、防災意識向上を図ります。今回のプロジェクトでは、これまでの山火事防災ワークショップ内容の修正を行い、実際にバンクーバーを訪れ、ワークショップを実施します。

 

↑山火事版防災ワークショップ準備の様子

 

↑山火事版防災ワークショップ実施の様子

 

 

▼バンクーバーのジャパンタウン再生とは?

 

1800年代後半に日本人の永野万蔵が移民としてカナダにわたったことをきっかけに、ジャパンタウンは1万人近くの日系移民が暮らし、日本の製品や日本料理の商店だけでなく日本語学校や仏教寺院なども立ち並ぶ、活気あふれる街として発展しました。しかし、第二次世界大戦で日本とカナダが敵国になると、日系人は強制収容政策によってジャパンタウンを離れなければならない事態になり、住宅を含めたすべての所有物や財産を没収・売却されてしまいました。こうして、ジャパンタウンの賑わいは一気に失われ、現在では社会的課題(ホームレス、薬物依存者等)を抱える、バンクーバーでも最も危険な地域の一つとなったのです。(ジャパンタウンに関する詳しい情報はこちらのサイトをご覧くださいhttps://readyfor.jp/projects/152579)

今回のプロジェクトでは、二回目のジャパンタウン調査として、①ジャパンタウンの過去を知る人々への聞き取り調査、②現在のジャパンタウンに関わる人々へのアンケート調査、③文献調査に加え、カナダ最大級の日系カナダ人文化の祭典であるパウエル祭に参加します。

 

↑ジャパンタウンにあるバンクーバー日本語学校

 

↑当時の日系カナダ人の野球チーム”Asahi”が試合をしていたオッペンハイマー公園

 

 

▼万博での持続可能な社会モデルの提唱とは?

 

地球温暖化が進む現代社会では、持続可能な社会への移行が急務となっています。私たちは日本とバンクーバーで培ってきた経験と知見を活かして、大阪・関西万博で開催される‘‘sdgs-students-dialogue-expo-2025-”で、環境保全と防災を結び付けた社会モデルの創造を提唱します。この‘‘sdgs-students-dialogue-expo-2025-”は日本と世界の学生がチームを組み、特定の企業から提示された課題テーマの解決策を考案して、9月に大阪・関西万博のサステナドームで発表するプログラムです。今回私たち立命館大学永野ゼミは、University of British Columbia (ブリティッシュコロンビア大学、以下UBC)の学生とチームを組み、メンター企業である三菱地所様から提示された課題テーマの解決策を考案します。課題テーマは、「環境保全と防災との関連を考察せよ。具体的には、環境価値の創造が防災・減災に役立つ手法を検討すること。事例の検討は国内外を問わない。」です。この課題テーマに対し、永野ゼミ生は万博での発表に向けてUBC生と協力し、会議を重ねて、環境と防災・減災を結びつけた持続可能な社会モデルの提唱を目指します。

 

 

▼今回のバンクーバー出張の計画と出張後の予定

 

今回のバンクーバー出張では、主に山火事版防災ワークショップの実施、ジャパンタウン調査、UBC生との現地での意見交換などを予定しています。現地での活動は、活動報告を通してご報告させていただきます。また、バンクーバー出張後は山火事版防災ワークショップの内容修正やUBC生との会議などを行い、万博での発表準備を進め、万博で私たちの環境と防災・減災を結びつけた持続可能な社会モデルを発表します。それらの様子についても、順次ご報告させていただく予定です。

 

↑前回のバンクーバー出張メンバー

 

▼三上己紀氏、Patricia Bader-Johnston氏、永野聡教授からの応援メッセージ


 

 

 

 

▼支援資金使途

 

皆さんにご支援いただいた資金については、以下のように使わせて頂く予定です。

 

活動費(概算) :100万円

〈内訳〉

・渡航費 :約65万円

・現地活動費 :約20万円

・手数料、税 :約15万円

 

今後の展開により使用用途が変化する場合がありますので、ご了承ください。

 

本プロジェクトの資金は、立命館大学永野聡ゼミプロジェクトの中の一つに位置付けられているため「立命館大学永野聡ゼミプロジェクト」が受け取ります。プロジェクトとリターンは立命館大学産業社会学部永野ゼミ災害復興エリアマネジメント研究班が実施します。

 

 

▼リターン

 

ご支援を頂いた皆様に対して、僅かではありますがリターンを用意させて頂いております。

 

超特大応援コース(150000円)

感謝のお手紙+ポストカード+活動報告書(冊子)+お名前掲載(SNS+活動報告+活動報告書)+活動発表動画

プロジェクト実施者より感謝のお手紙、現地で撮影した写真が載ったポストカード、活動報告書(冊子)、活動発表動画(万博での発表の様子を撮影したもの)を送らせていただきます。また、SNS・こちらのサイトでの活動報告・活動報告書でお名前を掲載させていただきます。

※審査によりお名前を記載できない場合がございますが、何卒ご了承ください。

※感謝のお手紙、活動報告書(冊子)、ポストカード等、郵送が必要になるものは、国内在住の方のみにさせていただきます。何卒ご了承ください。

 

 

特大応援コース(100000円)

感謝のお手紙+ポストカード+活動報告書(冊子)+お名前掲載(SNS)+活動発表動画

プロジェクト実施者より感謝のお手紙、現地で撮影した写真が載ったポストカード、活動報告書(冊子)、活動発表動画(万博での発表の様子を撮影したもの)を送らせていただきます。また、SNSで支援者様のお名前を掲載させていただきます。

※審査によりお名前を記載できない場合がございますが、何卒ご了承ください。

※感謝のお手紙、活動報告書(冊子)、ポストカード等、郵送が必要になるものは、国内在住の方のみにさせていただきます。何卒ご了承ください。

 

大応援コース(50000円)

感謝のお手紙+ポストカード+活動報告書(冊子)+お名前掲載(SNS)

プロジェクト実施者より感謝のお手紙、現地で撮影した写真が載ったポストカード、活動報告書(冊子)を送らせていただきます。また、SNSでの活動報告に支援者様のお名前を掲載させていただきます。

※審査によりお名前を記載できない場合がございますが、何卒ご了承ください。

※感謝のお手紙、活動報告書(冊子)、ポストカード等、郵送が必要になるものは、国内在住の方のみにさせていただきます。何卒ご了承ください。

 

ポストカードコース(30000円)

感謝メール+ポストカード+活動報告書(pdf)

プロジェクト実施者より感謝のメール、現地で撮影した写真が載ったポストカード、活動報告書を送らせていただきます。

※ポストカード等、郵送が必要になるものは、国内在住の方のみにさせていただきます。何卒ご了承ください。

 

活動報告コース(10000円)

感謝メール+ポストカード+活動報告書(pdf)

プロジェクト実施者より感謝のメール、活動報告書を送らせていただきます。

 

想いの共感コース(5000円)

プロジェクト実施者より感謝のメールを送らせていただきます。

プロジェクト実行責任者:
永野 聡(立命館大学産業社会学部永野ゼミ災害復興エリアマネジメント班)
プロジェクト実施完了日:
2025年11月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

皆さまにご支援いただいた資金については、以下のように使わせて頂く予定です。渡航費:65万円、現地活動費:20万円、手数料、税:15万円 今後の展開により使用用途が変化する場合がありますので、ご了承ください。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は、自己資金にて補填いたします。

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リターン

5,000+システム利用料


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想いの共感コース

感謝のメール
プロジェクト実施者より感謝のメールを送らせていただきます。

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

10,000+システム利用料


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活動報告コース

感謝メール+活動報告書(pdf)
プロジェクト実施者より感謝のメール、活動報告書を送らせていただきます。

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

5,000+システム利用料


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想いの共感コース

感謝のメール
プロジェクト実施者より感謝のメールを送らせていただきます。

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

10,000+システム利用料


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活動報告コース

感謝メール+活動報告書(pdf)
プロジェクト実施者より感謝のメール、活動報告書を送らせていただきます。

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月
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