「働くことを諦めない」精神科医療を。札幌からの挑戦
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月6日(土)午後11:00までです。

支援総額

609,000

NEXT GOAL 1,000,000円 (第一目標金額 500,000円)

121%
支援者
37人
残り
17日

応援コメント
一般社団法人EDF 自立援助ホームoar
一般社団法人EDF 自立援助ホームoar5時間前微力ながら応援させていただきます。微力ながら応援させていただきます。
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月6日(土)午後11:00までです。

    https://readyfor.jp/projects/163874?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

 

【達成のお礼とネクストゴールについて】

 

10月25日よりスタートした本クラウドファンディングですが、15日目に目標金額である50万円を達成しました。


ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。


コメントやメッセージで、想いに共感してくださったというお言葉や、応援していますというようなコメントをいただく度に、たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。


そして、現在着々と準備が進む中で、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。次の目標金額は100万円です。


目標金額50万円達成しておりますが、手数料が20万円かかり、コンポステラ移転とクリニック一部改修に足りないところもあります。


そのため、ネクストゴールでいただいたご支援金については、コンポステラの移転費用、クリニックの一部改修のための費用として大切に活用させていただきます。


仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。


皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。


2025年11月10日追記
NPO法人コミュネット楽創 就労移行支援事業所ホワイトストーン 所長 村田育洋

 

 

はじめに

 

病や障害のある方が「働くこと」をあきらめなくていい社会へ、福祉と医療が連携する新しい精神科クリニックを札幌に開設します。

 

はじめまして。NPO法人コミュネット楽創の村田育洋と申します。私たちは2026年4月に札幌で「働くことを応援する精神科クリニック」の運営を開始したいと考えています。

 

この新しい挑戦に向けて、皆様のお力をお借りしたく、プロジェクトを立ち上げました。

 

ホワイトストーンスタッフの写真です。一番左の紺色のシャツを着ているものが私(村田)です。
(NPO法人コミュネット楽創 ホワイトストーンのスタッフです。
左から順に村田育洋、米地真奈美、佐藤隼、高鳥紗代、船本修平です)

 

■私たちの法人について

 

NPO法人コミュネット楽創は1998年に設立され、「自分力をいかし、そしてわかちあう」を理念に、障がい当事者の就労支援を中心に活動してきました。現在は札幌市内で就労移行支援事業所を2か所、就業・生活相談室、障害者雇用相談援助事業を運営しています。

 

就労支援の方法論として個別支援、機動的なアウトリーチを行うIPSモデルを導入し、個々の希望に寄り添った支援を徹底することで、これまでに1000人以上の方の一般就労を支援してきました。運営する就労移行支援事業所「コンポステラ」、「ホワイトストーン」は、障がい当事者の一般企業への就労者数で、もう15年以上北海道でトップレベルの実績であり続けています。

 

また「コンポステラ」は、IPSモデルの忠実な実践を評価する「IPSフィディリティ調査」では、IPSモデルに沿った実践をしているとの評価をいただいています。

 

支援の質を高めるために、スタッフは年間多くの研修に参加したり学会で発表するなどしながら、学びをお互いに共有し続けています。利益ではなく利用者を中心に置いた支援を、ストイックに学び続けながらサービスの質を高めてきた法人です。

 

※IPS・・・Individual Placement and Support(個別職業サポート)の略で、主に精神障害を持つ方のための、エビデンスに基いた(科学的に効果が証明されている)就労支援プログラムです。従来の「訓練をしてから就労」という考え方とは異なり、「働きながら必要なサポートを得る」というアプローチが特徴です。

 

(一年に一度、学会発表をしたスタッフを表彰しています。からびなの久保田さんが学会発表をし表彰されている場面です。
支援をまとめて振り返る後押しが出来ればと思い、表彰しています。)

 

(日本精神障害者リハビリテーション学会でIPPO賞を受賞したときの写真です。写真を撮るのがちょっと苦手で手が映っています。)

 

 

プロジェクトの背景ときっかけ

 

私たちはこれまで先鋭的な就労支援の実践を続けてくる中で、医療との連携のあり方について模索し続けてきました。

 

障がい当事者ご本人の就労したいという思いやそれを支えたい私たちと、主治医の治療方針がかみ合わずに歯痒い思いをすることもありました。主治医の先生がご本人の熱意や働ける力をご存知なく、休んだ方が良いという診断が出て挑戦の機会を逃してしまう。そんな場面を何度も経験してきました。

 

そのような中で、私たちは今回、某クリニックより運営譲渡の提案を受けました。

 

このご縁と想いを受け、私たちはクリニックの運営を引き継ぎ、医療と福祉が有機的に結びついた新しいクリニックとして再スタートすることを決意いたしました。

 

今回のクラウドファンディングは、資金調達というよりも、より多くの方に新しいクリニックを知って頂き、思いを同じくする仲間を増やしたいと思い挑戦いたしました。

 

 

このクリニックの新しさ

 

このプロジェクトの最大の特徴は、医療と福祉が同じフロアで協働すること、互いのチームが行き来することです。

 

私たちはクリニックの再スタートにあたって、障がい当事者の一般企業への就労支援で高い実績をあげ続けている当法人の就労移行支援事業所「コンポステラ」を同じフロアに移設します。

 

協働を日常化することで、医療スタッフは福祉制度や社会資源等の情報をすぐに知り、福祉スタッフは医療の視点を取り入れることなどにより、患者さん、利用者さんに最適な支援を提供します。これにより、患者さんが必要な制度や支援にスムーズにつながることが可能になります。

 

海外でも、医療と福祉が同じ建物に配置されたことで、チームの連携が劇的に改善された事例があります。私たちも、同じフロアで医療と福祉のチームが対等な関係をつくることで、これまでにない力を発揮したいと考えています。

 

 

精神科医療の課題

 

私たちが活動している札幌圏は、精神科病床数が人口比で世界で最も多い地域です。近年精神科クリニックの数も増えていますが、初診まで数週間~数カ月待ちとなることも多く、困っている方がすぐに医療に繋がることが難しい状況です。

 

既存の多くのクリニックでは、医療の視点から医師による外来診療で病気の治療が行われています。一方で、人が生きていくためには治療だけが必要なわけではく、例えば住むことの支援、育児への支援、年金などの各制度利用への支援、働く事への支援、地域にある社会資源に繋げたり、などが必要になります。

 

そのように病や障がいのある方を社会の中で暮らしていける一人の生活者として支援をする視点や具体的な関与は乏しく、クリニックの数の多さにも関わらず札幌圏の精神科医療状況は良好とは言い難いのが現実です。

 

だからこそ私たちは、医療と福祉が協働することで、治療だけでなく「暮らし」や「働くこと」まで支援できる体制をつくりたいと考えています。

 

■なぜ「働く事」を支援する医療・福祉が必要なのか

 

一般的な精神科医療では、「働くこと」はストレスを増大させて病状を悪化させるリスクと捉えられるため消極的に扱われ、ときには心配した医師によって止められてしまうこともあります。

 

しかし、働くことが健康を促進するという研究もあります。(DeSisto,M.J.,Harding,C.M.,McCormick,R.J.,Ashikaga,T.,&Brooks,G.W.(1995).The Vermont-Maine three decade studies of serious mental illness:Longitudinal course comparisons.Britishi Jounal of Psychiatry 167,420-426)

 

そしてまた、人は働くことを通して自分の人生の価値(自分も社会の一員として生きている、社会に貢献している等)を見出しているのではないでしょうか。

 

病や障がいを持つということによって、それまでの人生で積み上げてきたもの(家族、社会での役割等)が失われたり、人によっては同情や偏見のまなざしを周囲から受け、「支援を受ける側」に甘んじる人生を余儀なくされたりということにもなります。

 

でも、人は働くことで、同僚、部下、上司、そして働く父、働く母、社会人、大黒柱など様々な役割を持つようになります。その人にとってその役割が大切であればあるほど、生活に張りが生まれて健康維持を心がけるようになります。

 

そして、働くことを通して「支援を受ける側」から「社会の担い手」へと変わり、自分に誇りを持つことができるのだと考えます。だからこそ、本人が希望する「働くこと」を支援する医療・福祉が必要だと私たちは考えています。

 

もちろん、働くことは人生の全てではありません。でも、働くことを選んだ人が、その人らしい生活を叶えるために、全力で応援できる医療・福祉でありたい。その思いに、私たちは誇りを持っています。

 

働くことの大切さを考え、必要な治療をする。そういった、働くことを応援する精神科クリニックは必要なのだと考えます。

 

 

今後の展望

 

・2026年4月:新クリニック開設(1診体制)&開院式典

・2026年9月:2診体制へ拡充

・2028年4月:産業保健事業立ち上げ

 

 

ご支援のお願い

 

このプロジェクトの実現には、最低でも1500万円の運転資金が必要です。資金調達は、金融機関・個人からの借入、助成金、そしてクラウドファンディングを通じて行う予定です。

 

第一目標としている50万円は、建物の一部改修費用、就労移行支援事業所コンポステラの移設費用に充てさせていただきます。

 

障がいや病のある方が「働くこと」をあきらめなくていい社会を、一緒につくっていただけませんか?皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。

 

 

応援メッセージ

 

・鹿内清和(障害福祉サービス支援員・アドボケイター)


私は実際に楽創の支援を受けて、今こうして福祉の現場で働くことが出来ています。その楽創が精神疾患の方が自分らしく生きる応援をするために医療の分野にもチャレンジすることを知りました。精神疾患というとても大変な状況にありながらも、人として幸せになる可能性を拓くためのチャレンジを私は応援します。※もちろん、楽創の方々以外の私の支援者にも助けていただき感謝しております。

 

・藤原由貴(支援員)


未知なるチャレンジ!応援しています!!

 

・神代直人(支援員)


新しいクリニックができること応援しております。地域に根ざした医療機関となることを期待しています。

 

・大西紋奈(支援員)


一人ひとりの想いや希望に寄り添う病院を築いてください。応援しています

 


※先方のクリニックからプロジェクトを行なうことの許可を取得しております。

プロジェクト実行責任者:
NPO法人コミュネット楽創 理事長 山本 創
プロジェクト実施完了日:
2026年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

NPO法人コミュネット楽創が、関係のあるクリニックの運営を継承し、同じフロアでIPSモデルの就労支援を行なう。福祉と医療がワンチームとなったIPSモデルの就労支援となる。開設が2026年4月である。フロアの一部の改修とコンポステラの引っ越しがまず必要となる。 資金の使途 ・建物の一部改修 10万 ・就労移行支援事業所コンポステラの移設 20万 開院から診療報酬がはいるまでには約2か月かかるため、運転資金として最低1500万円必要となる。クラウドファンディングが成功した際には、ネクストゴールを設定し運転資金にあてたい。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
特定非営利活動法人として診療所を開設することについては、すでに問い合わせています。保健所に対して診療所の開設許可申請し、また、厚生局に対して保険医療機関指定申請を行い、指定を受けます。2026年1月までに取得予定です。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
500万は銀行やWAMNETから借りる予定で進めています。1000万は個人から借りる予定です。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/163874?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

NPO法人コミュネット楽創の運営する就労移行支援事業所ホワイトストーンで働いています。IPSモデルの就労支援に職員一丸となって取り組んでいます。働くことを通して、新たな役割を得ていく方もたくさんいらっしゃいます。そのような場面に立ちあう中で、「働く」ということの支援の意義深さを日々感じています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/163874?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000+システム利用料


alt

【まずは応援】シンプル応援コース

・心を込めて感謝のメールを送ります。
・活動報告のレポート(PDF)を、心をこめてお送りいたします。
みなさまのお力が必要です。宜しくお願い致します。

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

5,000+システム利用料


alt

【全力応援】HPお名前掲載コース

・心を込めて感謝のメールを送ります。
・HPにサポーターとしてお名前を掲載いたします。
・活動報告レポート(PDF)を送らせていただきます。
みなさまのお力が必要です。よろしくお願いします。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

10,000+システム利用料


alt

Aコース:【HPお名前掲載】看板サポーターコース

・心をこめて感謝状をご郵送いたします。
・HPに大きくお名前を掲載させていただきます。
・活動報告レポート(PDF)も送らせていただきます。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

10,000+システム利用料


alt

Bコース:【現場を知る】新クリニック特別見学ツアー

・新しいクリニックを隅々までご案内します。あんなところやこんなところまで・・・。有効期限は2026年4月から1年間です。発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

30,000+システム利用料


alt

Aコース:【名を刻む】クリニック内銘板 お名前掲載コース

・HPに大きくお名前を掲載させていただきます。
・クリニック内に設置する銘板にお名前を刻印いたします
・感謝状をご郵送し、活動報告レポート(PDF)もお送りいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

30,000+システム利用料


alt

Bコース:【深く学ぶ】NPO法人コミュネット楽創 オンライン勉強会

・IPSモデル就労支援のノウハウや、福祉と医療の連携について学ぶオンライン研修にご招待。有効期限は2026年4月から1年間です。2026年4月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
・心をこめて感謝状を郵送させていただき、活動報告レポート(PDF)も送らせていただきます。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

50,000+システム利用料


alt

Aコース:【共に祝う】開院記念式典ご招待コース

・新クリニック内の銘板に名前を刻ませていただきます。
・HPにも大きくお名前を掲載いたします。
・新クリニック開院記念式典に特別ゲストとしてご招待いたします。
・感謝状と活動報告レポート(PDF)も送らせていただきます。
※開院記念のご招待は開催予定の4月までにメールにてご連絡いたします。活動報告レポートは6月にお送りいたします。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

50,000+システム利用料


alt

Bコース:【企業様向け】シルバースポンサーコース

・新クリニックHPに企業ロゴ・リンクを掲載いたします。
・心をこめて感謝状と活動報告レポートを送らせていただきます。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

100,000+システム利用料


alt

企業様向け:ゴールドスポンサーコース

・新クリニックHPに企業ロゴ・リンクを掲載いたします。
・クリニック内銘版に企業名を刻印させていただきます。
・開院式典にご招待させていただきます。
・感謝状と活動報告レポート(PDF)を送らせていただきます。
※開院式典のご案内は開催予定の4月までにメールにてご連絡、活動報告レポート(PDF)は6月までに送らせていただきます。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

200,000+システム利用料


alt

【企業・団体様向け】IPS実践者 本多俊紀 出張講演会プラン

・IPSの実践者の本多がご指定の場所で「だれもが働ける社会」等をテーマに出張講演を行ないます。有効期限は2026年4月から1年間です。2026年4月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。
・HPにも企業・団体名を掲載し、クリニック内の銘板にも刻印させていただきます。
・記念式典にも特別ゲストとしてご招待いたします。
感謝状と活動報告レポート(PDF)を送らせていただきます。
※式典のご案内は開催予定の4月までにメールにてご連絡、活動報告レポートは6月までに送らせていただきます。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年6月

プロフィール

NPO法人コミュネット楽創の運営する就労移行支援事業所ホワイトストーンで働いています。IPSモデルの就労支援に職員一丸となって取り組んでいます。働くことを通して、新たな役割を得ていく方もたくさんいらっしゃいます。そのような場面に立ちあう中で、「働く」ということの支援の意義深さを日々感じています。

最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る