愛しい娘のため、京都タワーライトアップを実現！大久保豊和さん

WGD本番の数日前、代表の東ちづるに京都在住の知人からこんな連絡が届きました。
「6日の脳性まひの日、私たち家族なりのエールを京都から送る意味を込めて、ぜひ京都タワーをグリーン一色に染めたいと思います」
この方は京都にお住いの会社員・大久保豊和さん。二女のまゆさんは、いま23才で脳性まひの重度障がいがあります。まゆさんの誕生月の10月にある「世界脳性まひの日」に、京都タワーをグリーンにライトアップさせたい。そんなメッセージをもらった東ちづるは、感動して泣いたそうです。そして6日、京都タワーは18時から30分間グリーンにライトアップされました。
大久保豊和さんからの応援メッセージです。大久保さん、ありがとうございます。大久保さんのメッセージにWGDのスタッフ一同どんなに勇気をもらったことか。毎年10月6日「世界脳性まひの日」に日本中がグリーンに染まるようになるまで私たちは頑張ります！そしてまゆさん、20日が誕生日ですね。スタッフ皆で心からお祝いを申し上げます！おめでとうございます。共にまぜこぜの社会を実現させましょう！

ーーーー応援メッセージーーーー

愛しい娘へ 貴方をこの世に迎え、
色んな出来事を家族と共に今月で24年
想いを込めて...～Warm Green Day～

脳性まひというだけで周りの好奇な目に晒された事もありました。心無い言葉をかけられた事もありました。そんな人たちへの誤解・偏見・差別などといった物は、まさに知らない・知ろうとしないから生まれるのではないでしょうか？もちろん、娘を通じて多くの素晴らしい人たちに出会う事ができ、貴重な経験も一杯しました。
4才の誕生日には、当時２機しかない車椅子ごと乗れる熱気球に家族でバギーごと乗ったり、それまで前例が無いと断られていたマラソン大会へ、想いを伝え続けて許可をもらいバギーを押して各地を走ったりして、沿道から驚きと声援ももらいました。
そんな中、24才の誕生月の6日が「世界脳性まひの日」だと知り、「グリーンにライトアップしよう！」の話に「これだ‼︎」と思い、京都のランドマークである京都タワーのライトアップが閃めきました。私たちから娘へと、そして私から娘を産んでくれた妻へのサプライズです！
京都タワーの形は灯台をモチーフに建てられたそうです。沖行く船の航行の安全と目印に無くてはならない灯台。「私たちが灯台となり娘へ、京都という素晴らしい地から明るく照らして行こう！」との想いで、グリーンライトアップを実現出来た事は最高の喜びです。あたたかなグリーンの空気に包まれた10月6日に、しあわせな時間を家族で過ごす事ができました。
10月6日　「世界脳性まひの日」～Warm Green Day～！
知る事から始まるスタートにしていきましょう！
これからが始まりですね。
優しい世界になりますよう願っています。