小さな子どもたちに太鼓の音を届けました。

今日（３月２６日）、内子町の隣の大洲市にある、認定こども園「悠園」を訪問し、小さな子どもたちと一緒に太鼓を楽しんできました。

今の部員たちは、高齢者施設は何回か訪問した経験があるのですが、小さな子どもたちの相手は初めてなので、ドキドキ、ワクワクしながらの訪問でした。どうやって子どもたちに楽しんでもらうか、いろいろと準備をして臨みました。

  とてもきれいに飾りつけされた舞台と、かわいらしい「こんにちは～」の声に出迎えられて、部員たちはたちまち満面の笑顔です。さっそく２曲披露しました。「結」（ゆい）と「彩」（いろどり）という曲です。どちらの曲も音色の違う３種類の太鼓とチャッパと篠笛を使う、明るくて楽しい曲なので、子どもたちも手拍子をしながら元気いっぱいに聞いてくれました。

続いては、準備をしてきたお遊びコーナーです。鳴子を配ってカチカチ鳴らして楽しんだり、全員にバチを持ってもらって、１０数人ずつ交代で前に出てきて太鼓をたたいてもらったりしました。子どもたちも実際に太鼓をたたいて音を出す体験ができて楽しそうでした。

最後にもう一曲「ＳＩＮ」という曲を披露して、楽しかった演奏会はあっという間に終わってしまいました。そのあと、子どもたちから手作りのメダルを部員全員が首に掛けてもらい、一人一人とハイタッチして会場を後にしました。

無邪気な子どもたちの姿を見ていると、すっかり大人の私は心が洗われる思いでした。半分大人の部員たちも、純真な子どもたちと触れ合って、感じるところがあったのではないかと思います。この経験が、今後の演奏活動にもきっとよい影響を与えるだろうと感じました。

本日は大変貴重な体験をすることができました。悠園に関係するすべての皆様、本当にありがとうございました。そして、全国から内子高校郷土芸能部を応援してくださっているすべての皆様、ありがとうございます。これからも精力的に活動して参りますので、引き続き応援、ご支援をよろしくお願いいたします。