震災で練習場所を失った北海道安平町の野球少年に室内練習場を!

震災で練習場所を失った北海道安平町の野球少年に室内練習場を!

支援総額

840,000

目標金額 800,000円

支援者
89人
募集終了日
2019年10月7日

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プロジェクト本文

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達成のお礼とネクストゴールについて


全国及び地域の皆様方からたくさんの心のこもったご支援を頂戴し、残り6日という段階で無事目標金額であります80万円を達成することができました。

 

これもひとえにこのプロジェクトにご賛同いただき応援して下さったすべての皆様のおかげです。追分イーグルスを代表し心より感謝申し上げますとともに、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 

皆様から頂戴致しましたご支援金につきましては、第一段階として最低限の練習環境を整えるためのビニールハウスの設置費用として大切に使わせていただきます。1日でも早く子供たちにビニールハウスを使ってもらえるように、指導者・保護者一同力を合わせ早速作業に取り掛かりたいと思います。


そして、追分イーグルスではより充実した練習環境を子供たちに用意してあげるためネクストゴールを設定することに致しました。
 

目標金額は160万円です。
 

すでに頂戴しておりますご支援金で、ビニールハウスという最低限の練習場所を用意してあげることができそうですが、今後このビニールハウスを野球の室内練習用施設としてより充実させていくためには、ハウス内に防球用のネットを張り、照明や冬期の暖房用に電気設備の工事・設置を行い、またグランド整備用のブラシやトンボなどの備品も揃えていくのが理想です。
 

現在練習を行っている屋内スポーツセンターは壁やガラスで囲われているため、軟式球を使ったバッティング練習ができず、代わりにテニスボールを使用していますが、ビニールハウスに防球用のネットを張れば、ハウス自体を傷めることなく思いっきり軟式球を使ったバッティング練習を行うことができます。

 

また、これから秋・冬期を迎えるにあたり日が暮れるのが早くなるので春・夏期と同じ夕方6時まで練習するためには照明器具も必要ですし、厳冬期には昼間でも氷点下という真冬日が続く地域ですので暖房器具も欠かせません。
 

防球用ネットに50万円、照明および暖房器具とそれら電気設備工事等に25万円、その他備品に5万円。
 

仮にすべてが集まらなかったとしても、優先順位の高いものから順に頂戴しましたご支援金を使用させていただきたいと考えております。
 

皆様の応援のおかげで何とかここまで辿り着くことができました。
 

たくさんのご支援にあらためて感謝申し上げますとともに、このご支援を無駄にすることのないよう指導者・保護者一同引き続き子供たちのため、そして町のために頑張りたいと思いますので、今後とも追分イーグルスを温かく見守っていただけると幸いです。


何卒よろしくお願い致します。
 

追分イーグルス 事務局 恩田 時隆

 

 

震災に負けるな!頑張れ!弱小野球少年団、追分イーグルス。

 

初めまして。北海道安平町追分にある少年野球チーム「追分イーグルス」事務局の恩田と申します。

 

追分イーグルスは現在の団員数が14名で、しかも半数以上が3年生以下というメンバー構成です。しかし、数多い下級生の面倒を率先して見てくれるしっかり者の上級生と、頼りになる上級生を慕う元気いっぱいの下級生たちは、少人数がゆえに学年関係なく仲が良く、そして何よりメンバー全員野球が大好き!

 

今はちょっぴり弱小のチームですが、練習中も常に笑顔を絶やさない素敵なチームです。

 

みんな仲良しのチームです


ただ、近年の少子化・過疎化の影響か児童数の減少とともに団員数も年々減少し、創立30年以上という歴史あるチームにも幾度となく廃団の危機が・・。

 

そんなチーム状況に追い打ちをかけるがごとく、昨年9月に北海道胆振東部地震が発生しました。

 

 

子供たちの笑顔を取り戻すため、せめて練習の再開を。でも、練習場所がない。

 

平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震は、前日に北海道付近を通過した台風21号の影響も重なり、安平町追分地区にも甚大な被害をもたらしました。

 

安平町全体で重軽傷者が17名、約3000戸の世帯で家屋の損壊、ほぼ全世帯で断水・停電が発生し、多くの住民が長期間の避難所生活を強いられました。

 

追分イーグルスの団員たちが通う追分小学校も校舎等一部が損壊、しかも立ち入り禁止区域に指定され、臨時休校が明けた後も、同地区にある追分中学校を間借りする形での学校生活再開となりました。

 

地震のショック・トラウマだけでなく、続く余震のため、恐怖でなかなか寝付けないこと、慣れない環境・不便な生活へのストレスから団員たちの笑顔はなかなか戻ってきません。

 

挨拶もままならなくなり、子供たちの表情が暗い日々が続きました。

 

震災直後の街の様子
この道路の先にあるのが、学校です

 

そんなとき、指導者や保護者たちから自然と「未だ避難所生活を強いられている方々がいる中、不謹慎かも知れないが、練習を再開できないものだろうか」「一日でも早く子供たちに笑顔を取り戻して欲しい」と声が上がり始めました。


「でも、練習場所はどうする?」

 

そうなんです。

 

もともとは、震災前は毎週火曜・木曜の放課後と土曜・日曜の午前中に小学校のグランドで、水曜の19:00~21:00に屋内スポーツセンターで練習を行っていました。

 

ですが、普段の練習場所であった小学校のグランドは立ち入り禁止区域のため使用できません。

 

屋内スポーツセンターが震災後2週間ほどで使用可能とはなったものの、町内唯一の利用可能施設だったため、震災前と比べ、2倍に増えた他利用団体との兼ね合いで、小学生には厳しい夜の時間帯しか空きがない状態で・・。


もともと使用していた水曜の19:00~21:00は確保できたものの、他の曜日は使用できても週1~2日、時間も平日は夜、土日も午後から夕方と、練習時間はかなり限られてしまいました。

 

また、スポーツセンターでの練習の際は、防球ネットで囲ってはいるものの、その外が窓ガラス等になっているため、バッティング練習はテニスボールを使用しています。また、床が土ではないため守備練習でもボールのバウンドの仕方が違うなど勝手が違います。


「こんなときイーグルス専用の室内練習用ビニールハウスがあれば、子供たちも負担の少ない時間帯に、思う存分練習できるのにね」

 

そんな思いから、このプロジェクトは始まりました。
 

前の団体の利用時間が終わるのを首を長くして待っています

 

 

室内練習用のビニールハウスの設営

 

北海道の方はもちろん、雪国にお住いの方は見かけたことがあるかも知れません。農業用のビニールハウスを、イーグルス専用の野球練習場として使用します。


今回設営予定のビニールハウスの大きさは幅8m・奥行30m・高さ3〜4m。

 

野球の基本であるキャッチボールや素振り、簡単なノック(守備練習)はもちろん、8mある幅を半分に仕切れば、片面でフリーバッテイング、もう片面でピッチング練習を行ったり、あるいはその片面をさらに数か所に区切れば複数人で同時にトスバッティングを行うことも可能です。

 

グランド同様全員が各守備位置について、一個のボールを追いかけることは不可能ですが、全員が常に何かをやっているという状況は作る事ができます。

 

そうやって限りある空間を有効活用し、団員個々の技術向上を図っていきたいと思っています。

 

過去にも数回今回設営予定のものと同様のハウスを借りて練習したことがありますが、スポーツセンターよりはグランドに近い形での練習に手応えを感じている様子でした。

 

同様の屋内練習施設を使わせていただいた時の様子

 

場所は町内にある公民館横の私有地を、土地所有者の方が「子供たちのためなら」と、無償で提供して下さいました。

 

本当は、ハウス内に防球用のネットを張って、電気設備工事を行い、最低限の備品が揃うのが理想です。

 

ですが、そこまで行うには、2倍以上の費用が必要になってしまいます。まずは最低限の練習環境を、1日でも子供たちに用意したい…

 

今回みなさまからいただくご支援は、第1段階のビニールハウスの設置費用として使わせていただきます!

 

具体的には、通常の農業用ビニールハウスのように鉄骨パイプをアーチ状に組み、そこにビニールを張っていきます。指導者・保護者が一丸となって頑張ります!

 

子供たち、保護者も一緒に

 

 

イーグルスの団員だけでなく、町の人たちにも笑顔になってもらいたい!

 

震災を乗り越えて頑張る団員の姿を見てか、新入団員も徐々に増え始め・・(といっても14名ですが)


な、なんと、直近の某野球大会ではまさかの優勝!!(参加チームが3チームだったいうことはここだけの話にしておいてください。)

 

団員である子供たちに、1日でも早く震災前の元気を取り戻して欲しいと奮闘してきた指導者や保護者が、まさか子供たちから元気をもらうことになろうとは・・。(涙)

 

まだまだ弱小に変わりはありませんが、団員のみならず指導者・保護者を含めたチームワークの良さが最大の魅力・・それが「追分イーグルス」というチームなのです。

 

指導者や保護者もそんな子供たち1人1人の個性を大切にし、大好きな野球を思う存分楽しめるよう、温かな環境づくりに努めて参りました。

 

でも、震災から間もなく1年が経とうとしておりますが、まだまだ十分な環境が整ってきたとは言えません。

 

そんな厳しい環境にも負けず、自ら創意工夫をして練習に励む子供たちの姿を見ていると、このチームはもっともっと強くなる・・そう思えるのです。

 

もちろん、勝利が全てではありません。

 

追分イーグルスでも、野球を通じスポーツの楽しさや仲間・チームワークの大切さ、挨拶・礼儀を学び、野球以外でも地域イベントに積極的に参加したり、地元神社のお祭り後には清掃ボランティアを行うなど地域住民とのコミュニケーションを図っています。

 

ただ、子供たちが思う存分笑顔で楽しく野球ができる環境が今よりも整えば、それが結果として勝利へ繋がり、その勝利が被災地である地元追分の人たちも笑顔にすることができるかも知れません。

 

そのためにも是非このプロジェクトを成功させ、室内練習用ビニールハウスの設営を行いたいのです。

 

日頃から追分イーグルスを応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます。幾度となく訪れた廃団の危機を乗り越え、今こうやって活動ができているのも皆様の温かいご支援のお陰と、改めて感謝申し上げます。


ですが、これからも追分イーグルスが存続し、今後ますます活躍していくためにも、まだまだ皆様のお力添えが必要です。

 

どうかこのプロジェクトにご賛同いただき、室内練習用ビニールハウス設営のためにご支援下さいますよう指導者、保護者一同心よりお願い申し上げます。

 

子供たちのために、応援よろしくお願いします!

 

本プロジェクトのリターンのうち、お名前掲載に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

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プロフィール

初めまして。北海道安平町追分にある少年野球チーム「追分イーグルス」事務局の恩田時隆と申します。 追分イーグルスは現在の団員数が14名と少人数ですが、学年関係なく仲が良く、そしてなによりメンバー全員野球が大好き!今はちょっぴり弱小のチームですが、練習中も常に笑顔を絶やさない素敵なチームです。 昨年の北海道胆振東部地震の前は平日3日と土日も大会や練習試合などがないときは楽しく野球の練習を行っていましたが、地震の後は練習拠点である小学校グランドが立ち入り禁止で使用できなくなり、また町内唯一の屋内スポーツセンターも他団体との兼ね合いで使用できても夜遅い時間しか空きがないなど、子供たちに大好きな野球を思いっきりやらせてあげられなくなりました。そんな子供たちに室内練習用ビニールハウスを設営してあげたいというプロジェクトです。皆様からの温かいご支援を指導者・保護者一同心よりお願い申し上げます。

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プロジェクト応援コース

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リターンは不要なので、追分イーグルスをとにかく応援したいという方はこちらで支援をお願いいたします。感謝の気持ちを込めたサンクスレターをお送りいたします。

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【安平町応援コース】キハくんデゴイチせんぱいグッズをお届け!

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・サンクスレター
・キハくんデゴイチせんぱいグッズ ランダムで1つ
※写真はイメージです 

安平町追分は国鉄時代に鉄道の要衝として栄え、さらには日本のSLラストランの地として鉄道ファンに愛される町として有名です。そんな追分の鉄道の歴史を可愛く感じられるキハくんとD51せんぱいグッズををランダムで1つお届けします!

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
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プロジェクト応援コース

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8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年12月
1 ~ 1/ 16

プロフィール

初めまして。北海道安平町追分にある少年野球チーム「追分イーグルス」事務局の恩田時隆と申します。 追分イーグルスは現在の団員数が14名と少人数ですが、学年関係なく仲が良く、そしてなによりメンバー全員野球が大好き!今はちょっぴり弱小のチームですが、練習中も常に笑顔を絶やさない素敵なチームです。 昨年の北海道胆振東部地震の前は平日3日と土日も大会や練習試合などがないときは楽しく野球の練習を行っていましたが、地震の後は練習拠点である小学校グランドが立ち入り禁止で使用できなくなり、また町内唯一の屋内スポーツセンターも他団体との兼ね合いで使用できても夜遅い時間しか空きがないなど、子供たちに大好きな野球を思いっきりやらせてあげられなくなりました。そんな子供たちに室内練習用ビニールハウスを設営してあげたいというプロジェクトです。皆様からの温かいご支援を指導者・保護者一同心よりお願い申し上げます。

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