瀕死の状態で保護した奈良の野犬の子犬、ツカちゃんの卒業まで

 

2022年11月30日(水) 昼12時30分頃、私は低体温で今にも命の灯が消えいりそうな小さな小さな体をタオルで包みこんだ。

 

すぐさま病院へ向かう。

運転しながら片手で、必死に、体温を上げようと体をさすり続けてた。

 

「頑張れ！死ぬな！！」

 

 

低体温、脱水症状、シラミやウジだらけの体で、前日の大雨でできた冷たい水溜りに首まで浸かった状態で“奇跡的“に見つけることができた。

 

でもこれは、“奇跡的“ではない部分も大きくて、前日にまだ取り残した子犬がいるかもしれないという私の感(勘)覚が拭えなく、朝からここへ来て、呼びかけながら探していたところ、かすかに様子のおかしな声で鳴き返してくれたから見つけることができたんです。

 

今にも命が消えてしまいそうなこのコを前にして、珍しくパニくったのを思い出します。

 

4件の動物病院に断られ、これ以上たらい回しにあうよりも確実に診てくれる大阪の病院へ向かって走った。
（野犬の診察経験がない獣医師や、ウイルスや虫などの持ち込みを恐れる病院は多いです。）

 

移動時間は1時間10分。

 

車中からの電話でしっかりと状態を伝えることができており、病院へ着くと中から看護師さんが走ってきて院内へと運んでくれてすぐにお湯で体温を上げる処置。

 

まだ現場に残された兄妹がいるかもしれないから、と一旦病院にお任せしてとんぼ返りで奈良の現場へ。

 

夕方に、病院に迎えに来て連れて帰った。

寒い大雨に一晩耐えてた子。
そして私が現場に翌日も来れたこと。
そして呼んだら鳴いて見つけてあげれたこと。

 

生きるしかないよね！

 

この日は、一晩中かけて、子犬の体内に入りこみ肛門から出てくるウジを取り除く作業で徹夜。

 

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今回のクラファンページでも、各所に登場する

このコです😊

 

ちなみに、名前の由来はというと、水たまりにつかっていたからツカちゃんです笑。

 

 

 

 

野犬の保護犬1頭には、

保護捕獲、医療行為、搬送、預かり、人馴れや散歩のトレーナーさん、譲渡会のお手伝い、SNSでの紹介、物資寄付者etc…
たくさんの人が関わり、幸せを願う想いが詰まっています😊

 

私に、野犬たちを助けるため活動を続けさせてください。

よろしくお願いします。