
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 108人
- 募集終了日
- 2015年6月23日
手と手を重ねて
私がHappy Spot Clubを立ち上げここまで来れたのは介護という仕事に携わってこれたからだと思います。介護師として働き始めて6年が過ぎました。今回は私の心に大きく影響を与えてくれたお年寄りの話を、ブログから紹介させていただきます。
Happy Spot Club
代表 高山さや佳
介護の『介』を愉快の『快』に ~手と手を重ねて~
2011/1/20
もし、不意に誰かに手を差し延べられたなら…
あなたなら どうしますか?
『私は贅沢にできているから 痛いところだらけなんだよ』
体調を崩した事をきっかけに、認知症が急激に進み 排泄の仕方すらわからなくなりつつある利用者さんが 呟いた。
こんな一言を聞くと 私は 思わずメモを取らずにはいられない。
お年寄りの言葉からは学ぶことが沢山ある。
『認知症になると人は壊れていく』と感じている人達も多いが、私にはそうは思えない。
願っても
願っても
薄れゆく記憶の中に残る『帰りたい場所』へは
あらん限りの力を振り絞っても たどり着くことはなく…
会いたい人達は
電話にすらも出てくれなくなってしまったら、体の自由が利くあなたですら、
きっと脳の機能を停止したくなるのではないだろうか?
『大変お世話になりました。迎えの者が、来ますので。』
そう言って深々頭を下げるその利用者さんは、三歳の頃からお寺勤めをしてきた尼さんだ。
『神様に尽くし、人様の為に生きてきた …こんな扱いをされるなんて…』
入所したばかりの頃の彼女は、そう言っては 施設を抜け出そうとし、職員を泣かせていた。そんな彼女も認知症が進み 今までとは 表情も言動も変わりつつある。
夜勤の見回りで床暖房の効いた廊下に寝そべり
優しく手の平で床を撫でつづけていた彼女に声をかけた。
『どうしましたか?お風邪ひきますよ』
『…あたたかい…あたたかい…ここは…あたたかい』
言葉を見付けることができなかった私は、冷え症でいつも冷たい自分の手と手を擦り合わせてから 彼女に差し出した。
彼女は 何も言わずに手に手を重ね にっこりと微笑み また 呟いた。
『あたたかい…ここは…あたたかい』
一生懸命 生きて来なかった命など、この世に一つもないはずだ。
誰に 何と言われながらも、誰もが 与えられた時間と 限られたチャンスを、不器用ながらも 必死に生きてきたはずだ。
なのになぜ 多くの人生は 悲しみの中で幕を降ろしていかなければならないのだろうか?
あなたの大切な人達に ふと差し延べた手の平に
その温もりを感じた時、あなたは 何を感じることができますか?
介護の『介』を 愉快の『快』に
あなたは、本気で大空へ向かい 叫んだことがありますか?
Sayaka
リターン
3,000円
ハピスポ代表 高山からお礼の手書きカード
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
ハピスポ代表 高山からお礼の手書きカード
ハピスポオリジナルステッカー
ハピスポオリジナルTシャツ
打ち上げパーティーへの参加権(参加費は別途必要)
- 申込数
- 55
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
ハピスポ代表 高山からお礼の手書きカード
- 申込数
- 49
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
ハピスポ代表 高山からお礼の手書きカード
ハピスポオリジナルステッカー
ハピスポオリジナルTシャツ
打ち上げパーティーへの参加権(参加費は別途必要)
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- 87人

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- 25,503,000円
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- 304人
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- 27日

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