義経の絵馬修復の経過報告　2021年10月12日

ご支援者様へ

 

この度は、義経と天狗の絵馬の修復プロジェクトにご支援頂きまして誠にありがとうございます。

 

修復を依頼している上田墨縄堂さんより途中経過を見てほしいとの連絡があり、義経保存会会長・中嶋久雄さんと見に行ってまいりました。上田さんの作業場は湯島天満宮の目の前にあり、歴史を感じさせる会社でした。100余年に渡り文化財等を修復し保存する仕事をしてこられたことが理解できました。

 

絵馬は修理仕様の10番のうちの6番まで終わっている状態でした。

埃や汚れを除去し剥落止めの作業が終わっており、義経と天狗の顔ははっきりとして威厳がありました。

これから板が見えているところに彩色を施すとのことです。あまり色を足しすぎず必要な部分にのみ彩色をし、元々の作品らしさが残るよう調整しながらすすめていただきます。

 

 

11月末に完成の予定だそうです。