動物ボランティアの厳しい現実-6

猫ボランティアをしているCさんを、猫に関する被害として訴えたDは隣に住んでいるのではなく、家は少し離れています。様々な事実関係からボランティア側からすると「お金目当て」以外何も考えられませんでした。それでも結局裁判は敗訴となり、CさんはDに賠償金を支払いました。ギリギリで生活と活動をしているCさんにとっては大打撃だったはずです。猫の餌付けに関しても、自宅近隣ではやっておらず、離れた場所で、しかも住宅街ではない場所でやっていたのに。猫の餌付けやら、鳩の餌付けやら、良かれと思っても人に迷惑になってしまうことも、やり方によってはあるでしょう。しかし、Cさんはあくまで環境省推進のガイドラインからは逸脱せず、活動していました。これだけ、ペット飼育に関して問題が大きくなりつつあるところで、何とか状況の悪化を収めようと努力するボランティア活動家にとってあまりにも冷たい結果だと、その時期は少々うつ状態になりました。

★↓2009年：彼も里親探し代行で素敵な里親様にもらわれていった子です。

★2012年：この子達は私が引き取ってから里親様を探しましたが、メスの方は別のボランティアさんが里親様をご紹介下さって決まり、オスは母にもらわれています。甘えん坊さんです。