代かき開始、そしてチェーン除草開始、「ほにほにほプラン」

　皆様お元気ですか？ほにほにほです。

　5月31日全ての田んぼの圃場の代かきをプロの農家の遠藤さん(今までEさんと記していましたが、本人から実名の承諾を得て、今後遠藤さんと記します)にしてもらいました。
実は、詳しいことは省きますが、今年より始める圃場でハプニングがあり、「猿も木から落ちる」で、耕運機が田んぼの中にハマってしまい身動きできず、大型のユンボ出動による脱出劇になってしまいました。大型トラックに乗せたユンボが、田んぼ近くで降りて、そのまま田んぼの中に入って行くサンダーバードさながらの救出でした。

　その模様は写真と動画に撮りましたがプロの農家の面子を考慮しまして文章のみにさせて頂きます。

　そして6月2日にチェーン除草開始になりました。ここまで皆様が読んでいますと、ふむふむと思いますが、田んぼ作業を知っている方なら、？と思うはずです。

　そうです、普通は田植えをしてから除草を開始するからです。「ほにほにほプラン」と名づけた、チェーン除草がこの方法です。これは、除草を田植え前にすることが前提で、草の発芽が止まる時期からの逆算スケジュールに合わせることにポイントがあります。

　つまり田植えを草の発芽が止まる頃にして、その前の約2週間を代かき後深水状態にし、チェーン除草機を苗(田植え前なので、苗はありません)を気にせず走り回させ、発芽した草の種を浮かせることです。まさに「時期の重要性」を充分に考慮した方法です。基本的には、田植え後の除草は補助的作業のみにします。

この田植え時期は、この10年で試行錯誤して実際に検証した経験からわかったことです。こんなことは、文章や言葉では何度でも書いたり、言えたりしますが、実際に経験してみないと本当のところが理解できません。この方法を「ほにほにほプラン」と名づけました。1反、2反ぐらいなら除草は簡単にできて収量を増やせますが、それ以上の面積で田んぼを自然栽培する場合、如何に簡単、収量を増やして自然にできるかを考えたのです。この方法は日本の農業に革命を起こす！と自負しております。

　今年は、田植えを13日にしますが、一部1週間遅らせて20日にして、検証もする予定です。

　ところで今年の天候は、はっきりわかりませんが、今のところ何となくいつもと違う？と感じるのは、気のせいでしょうか？この感覚が間違いであってほしいと思いますが、実は天候ではなく世界情勢を見ると、食糧に関して大変な時を今後日本においては、迎えるのが現実ではないでしょうか？と皆様に問いたいと思います。
　　　　　　　　　ほにほにほ