多頭飼育崩壊から保護依頼！YouTubeショートにてアップしました！

今回はネクストゴールの際にも説明した多頭飼育崩壊から保護した猫たちの様子をまとめてみました！

 

 

この子たちは最初に多頭飼育崩壊の現場から保護した子たちです！

 

この写真は個人的にとても好きな写真です！

 

子猫を保護した際によくしがちな間違いなのですが、体が汚れているからと言ってすぐにシャンプーで体を洗うことはしてはいけません。

 

全身が水で濡れるということは子猫にとって致命的な疲れを伴う行為にもなります。

さらにしっかりと暖かいお湯を使い体を洗った場合でも、ドライヤーが不十分だったり毛に水分が残ったままだと体が小さく体温の調整が苦手な子猫は低体温症になり亡くなってしまう場合もあります。

 

まずは、ご飯をしっかりと食べているかの確認をしたのち環境に慣れて休めているか、さらに体調などを慎重に確認したうえでシャンプーをするようにしましょう。

 

 

依頼主さんからの聞き取りで、まだまだほかに子猫がいることを把握していたので、比較的人馴れしていた母猫にGPSを取り付け生活圏を特定し残りの子猫たちも探してゆきます！

 

依頼主さんの住所を隠すためにかなりアップにしていますが、実際にはこの倍ほどの距離を日中に散歩していることがわかりました💦

 

 

その中でも長く滞在していた場所に捕獲機を複数台設置し捕獲を試みています！

ですが、今回調査に協力してくれている母猫はまだ避妊手術をしておらず、繁殖期に入るため捜索を断念。

 

最終的には多頭飼育崩壊から保護した猫の数は子猫１０匹、成猫３匹の計１３匹となりました！

今回の多頭飼育崩壊、始まりは依頼主さんが捨て猫１匹を保護したというところから始まっています。

猫を好きな気持ち、猫を助けたいという気持ちから始まったことが結果的には不幸な猫を生むことにつながってしまいました。

 

保護猫団体を運営する私たちとしては、力不足を実感させられる出来事でした。

もっとしっかりと正しい知識を伝えることができていれば、この猫たちもそして保護しようと決めてくれた依頼主さんも救えたかもしれません。

 

これは、前々から取り組んでいる問題ではありますが、改めて早急に対処するべき課題だと再認識することができました。

 

次回の新着情報では、先にYouTubeショートに動画をあげている交通事故に遭った子猫

「イナクル」君を紹介します。