ニュージーランドの自動車事情

ニュージーランドの整備事情についてですが、

もう少し詳しく書くと、

 

ニュージーランド内の自動車の５，６割は日本車で、

残りはFord,VW,BMW,Citroen,Mercedes,Hyundai,Kiaなど様々な自動車ブランドの車が走っております。

日本者に次いでドイツ車、アメリカ車、韓国車の順で多いでしょうか。

 

様々な車種があるため、整備、修理に要する技術や知識はたくさん必要です。

自動車を整備するうえで、日々の技術革新についていかなければ整備士としてはやっていけません。

どんな車種であっても、故障の仕方であっても、脳をフレキシブルに使う能力がなくては整備士としてはやっていけないと思います。

 

また、ニュージーランドの整備で面白いと思うのは、

こちらの人は車を修理して乗るという考えが根付いていることだと思います。

 

日本ではまずもう古くてあまり見ないような車ばかり走っていまして

物は使っていれば壊れますので、当然修理が必要になってきます。

日本では自動車の一つの寿命として考えられているのが

１０万キロでしょうか。

 

日本では自動車の修理が必要になってくると、

乗り換えを同時に考える人が多いのではないでしょうか。

 

そのような日本で寿命と考えられる自動車たちは、

日本で役目を終え、世界へと輸出されていきます。

 

このランキングを見てわかるように、

ニュージーランドは日本車の輸出先第３位となっております。

ちなみにタンザニアは１０位です。

 

タンザニア、ニュージーランドとともに、日本の中古車が毎年たくさん輸出され、需要も高まる中で、整備士の需要ももちろん高まってきます。

 

マトラにはこちらの設備とともに、タンザニアの自動車整備業がゆくゆくはなるであろう姿に、ニュージーランドの自動車業界は割と近いものがこちらではあるのではないかと考える次第であります。

次はマトラの研修内容について詳しく書きます。