今までたくさんありがとう、またおいで。

昨日10/17、午前10時頃。

 

病院にて緊急処置をしてもらう中、長男むぎが虹の橋を渡りました。

きなこより先にリンパ腫を発症し、1年4か月。

痛く、苦しかったと思います。

それでも頑張って頑張って生き抜いてくれました。

 

最後は片目を失いチューブで栄養補給をし、

トイレまで歩けなくなり抜いても数日ですぐ胸水がたまり続け、

呼吸がほぼできず貧血もひどかったそうです。

人間であっても想像にかたくないすさまじい苦しみの中、私達と居てくれました。

 

きなこと同じ10月の、同じく抜けるような青空。

あのときと寸分違わず同じ病院、同じ手術台で同じシチュエーションの中、

たくさんのチューブに繋がれながら一度は呼吸も心臓も停止した中

わたしが着くまでむぎはこらえて待っていてくれました。

 

麻酔が浅くなり、チューブが苦しいはずとのことで手をパタつかせました。

 

ムリにもう一度延命し、胸水による酸欠や痛み、苦しみを味あわせることは

もうしたくなかったので撫でながら「寝かせてやってください」と告げました。

 

 

むぎは一番最初にこの家に来てくれた猫であり、胸に去来するものは
とても言葉に表せるものではありません。

 

それでも、本日きなこがいる場所へたどり着きともに安らかに眠っています。

 

 

みなさまににはたくさんのご支援や温かいお言葉をいただきながらも、

寛解に至らず守りきれなかったことを深くお詫び申し上げるとともに

当初3週間と見られた彼との時間をここまでの長い間延ばしていただき、深く感謝しております。

 

すでにお知らせ済みですが費用はすべて抗がん治療に充てさせていただきました。

また、リターンについてはプロジェクト未完という形になりますので、

完治にあたっての動画については送付ができませんこと、ここにお詫び申し上げます。

 

皆様に繋いでいただきましたむぎとの絆を噛み締めながら、妹猫との生活を大事にしてまいりたいと思います。

 

1年と3ヶ月。本当に、本当にありがとうございました。

 

 

おやすみなさい、むぎ。