日本の“塗る耐震”で、インドネシアの子どもたちに“安全な明日”を
支援総額
目標金額 2,040,000円
- 支援者
- 57人
- 募集終了日
- 2025年6月30日

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- 支援者
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#子ども・教育
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- 総計
- 53人
プロジェクト本文
【達成のお礼とネクストゴールについて】
5月2日よりスタートした本クラウドファンディングですが、56日目に目標金額である204万円を達成しました。
ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングが成立しなければ、企画そのものを見直さなければなりませんし、クラウドファンディングに挑戦する時は、皆さまにどれくらい応援していただけるか正直不安でした。
しかし、皆さまからのたくさんのご支援のおかげでプロジェクトを決行できることになり、心から嬉しく思っています。コメントやメッセージで、ページに書いてあるような想いに共感してくださったというお言葉や、応援していますというようなコメントをいただく度に、たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
そして、現在着々と準備が進む中で、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。次の目標金額は408万円です。
ネクストゴールでいただいたご支援金については、学校壁両面塗ってより良い安全のための費用として大切に活用させていただきます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。
皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
2025年6月27日追記
株式会社Aster
株式会社Asterの代表 鈴木正臣 です。インドネシアの小学校の耐震化に興味を持ってくださり、ありがとうございます!
Asterは東京大学目黒研究室(地震防災研究室)発のスタートアップです。インドネシアに、Aster Power Coating "塗る耐震"を導入したいと意気込んでいます。
|Aster Power Coatingについて
ブロックに塗ると、Aster Power Coating の力だけで人を支えることができます。
鈴木 正臣|代表取締役 CEO
Asterの方針は、地震による犠牲者をゼロにするという一点に集約されます。現在は「Power Coating」に注力していますが、それはこのビジョン達成に向けた最適解のひとつに過ぎません。私たちは常に次の手を考え、必要であれば既存の手段すら乗り越える覚悟で、研究と挑戦を続けています。社会課題に真正面から向き合い、革新を止めない。それがAsterの姿勢であり、私自身の信念です。
静岡県沼津市出身。米国で航空宇宙工学を学んでいたが父親が病に倒れ緊急帰国し、家業である建設会社を継承。留学先で学んでいた航空宇宙工学の技術を利用しブロックや石などを積み上げてつくる建物に耐震性を付加できる革新的な耐震塗料を開発。『塗る耐震』という全く新しいコンセプトで企業ミッションである『地震犠牲者ゼロ』を実現すべくグローバルで事業展開中。
山本 憲二郎|共同創業者 COO
私は高知県出身で、高知県では小学校から災害対策を積極的に学び、私の中では地震に備えることは当たり前だと思っていました。しかし、大学進学で上京した直後に東日本大震災が発生し、必ずしも全員が日常的に地震に備えていない、それどころか考えてもいないということを悟りました。今まで地震で亡くなった方は日常的に地震のことを考えていませんでした。であれば、考えなくても勝手に地震対策ができている世界をつくれば良いんです!Aster Power Coatingはそれが実現できます。途上国の人たちの、自宅の色を塗り替える習慣の中でAsterの塗料を使ってもらえれば自然と地震犠牲者ゼロは実現できると信じています。
東京大学工学部社会基盤学科卒。同大学院博士(工学)。東京大学生産技術研究所目黒研究室(都市震災軽減工学)特任助教を経て、株式会社Aster Co-Founder/COO。東京大学生産技術研究所目黒研究室リサーチフェロー。2023年MITテクノロジーレビューInovators Under 35に選出。
シャンタヌ|CTO 技術開発部門
世界の災害耐性を向上させるには、グローバルな協働イノベーションが必要だと思います。最新のテクノロジーを活用してインフラを改善するだけでなく、現地社会、政府、民間企業、学術界、金融機関など、さまざまな国際的な関係者と積極的に協力し、世界的に災害リスク軽減が直面する問題を解決することが重要です。
I believe that global collaborative innovation is required to improve the Disaster Resilience of communities worldwide. It is important that we not only use the latest technologies to improve infrastructure, but also actively collaborate with various international stakeholders like local communities, government, private companies, academia and financial institutions to solve the problems faced in disaster risk reduction globally.
インドのチェンナイ市出身。インド工科大学(IIT-Madras)で構造工学修士。東京大学生産技術研究所、都市震災軽減工学・目黒研究室で博士課程修了を経て株式会社構造計画研究所でEngineering Consultantとして5年間勤務。Gallagher Reで自然災害分析アナリストとしておよそ2年間勤務。
はるか昔、約1万年前から人類はずっと地震で犠牲を出し続けています。
この犠牲は地震そのものからではありません。我々が建てた建物が地震で壊れることにより、犠牲を出しているのです。
近年の日本でも各地の大地震で多くの人たちが亡くなっています。
近年のアジアでも、インドの西部で起きたグジャラート地震やイランのバム地震などでは2万人以上の死者を出し、21世紀に入ってもなお大きな犠牲が出続けています。
アジア以外でも、2016年にイタリア中部地震地震でアマトリーチェという町が壊滅したり、近年記憶に新しいトルコシリア地震では5万人の死者を出すなど、各所で大きな被害が出ています。
1915年~2015年の1万人以上の死傷者を出した大地震を集計すると、地震犠牲者172万人の79%が組積造(そせきぞう)建物の崩壊によるものだと考えられています。
組積造(そせきぞう)建物とは何なのか?
下の写真のようにレンガやコンクリートブロック、石などを積み上げて作る建築物のことです。 現在も世界で最もポピュラーな構造物で、世界人口の約60%が組積造建物に住んでいます。
地震に弱いのになぜ組積造建物は使われ続けているのか?
それは、
①安い材料で誰でも作れる
②長持ち
③断熱性や防音性など居住性能が高い
といった理由からです。 現在の日本でもブロック塀や古い建物の壁に使われています。
地震の時にブロック塀は危険だと聞く人は多いでしょう。そこで、小学校の校舎の壁がすべてブロックでできている様子を想像してみてください。 しかも、東南アジアのブロック塀は日本のものとは品質比べ物にならないほど低いです。
下の画像は、実際にフィリピンで使われているブロックの中でも、質が悪いものです。素手でもクッキーのように割れます。
地震では、建物の弱いところから壊れます。つまり、質の悪いブロックが最初に壊れて壁が倒れてきます。 建物は一瞬で壊滅し、運よく隙間に入ることで救助が可能な人も大量の粉塵によって窒息します。
組積造(そせきぞう)建物の危険さが少し実感できたかと思います。危険性が大きくても、組積造の耐震補強はほとんど進んでいないのが現状です。
Asterはこれらの組積造建物によって亡くなる人を減らすための耐震化技術を開発をしました。
Aster の誕生
創業者である鈴木と山本はそれぞれ静岡県、高知県出身です。
静岡県は南海トラフの東端、高知県は西端。どちらも南海トラフの両端にある県で、地震からは逃れられない地域です。
幼少期よりこのような地域で過ごしてきた両者は、身内などから生々しい被害の様子を聞いて育ち、地震防災に貢献したいという強い想いを抱いていました。
大学に入学した山本は、地震で組積造建物が受ける被害を研究していました。現代の技術をもってしても被害を受ける人が減らない現状に憤りとやるせなさを感じながら、組積造建物について研究していました。
鈴木は中小企業の経営者として独自の技術を持っていましたが、当時は地震対策以外の場所で使われていました。そのとき東京大学の地震防災研究室の目黒公郎教授によって、同じ思いを抱える鈴木と山本が出合ったのです。
特殊な塗料の技術をもつ鈴木と、地震対策には何が必要かを研究する山本がAster Power Coatingを4年かけて開発しました。その後、実際にこの技術を普及させるためにAsterを起業しました。
しかし、世界で売るためには一押し足りないと感じたため、山本と同じ防災研究室出身のシャンタヌが参加し三本足で走り始めました。
研究が始まってから7年でAsterが生まれ、世界で戦うために活動を始めました。
これまでの実績
日本で信用と実例を得るために活動を始めて、2022年に日本経済新聞のビジネス・コンテスト大会でグランプリ(最優秀賞)を受賞いたしました。
記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1529M0V10C22A2000000/
他にも、2024年には国土交通省の第7回JAPANコンストラクション国際賞を受賞しました。現在は海外で信用を得るための活動を始めているところです。
Asterが特に注目している地域はインドネシアとフィリピンです。地震が頻繫に起こり、組積造建物が多く、人口も多い、という3つの要素によって被害が大きい地域だからです。
現在は
・フィリピンで公共構造物に使うための実験中
・フィリピンでの新築の家屋に導入予定
・インドネシアでの公共構造物に大量導入するための第一段階試験(性能の試験)を突破し、実証のために少量導入中と活動をしています。
このプロジェクトはインドネシアで信用を得るために必要な第一歩です。
インドネシアの小学校や教育省の人たちからすればAsterはぽっと出の日本の会社です。日本に対する信用はあるけど、一企業は信用できない。このため、まずは実績と信用を作る。このプロジェクトは0から1を作る壁を超える起爆剤なのです。
インドネシアで協力してくれるAsih博士に問い合わせてバンニューフーリップ小学校の協力を得られました。バンニューフーリップ小学校の校長Jajang Kamiludin様からプロジェクトを行うこと、名称と画像掲載を行うことの許諾を取得しております。
バンニューフーリップ小学校の寸法と必要なAster Power Coatingの量を計算するに際して現地の調査も行いました。在校生155人6クラスの小学校の休日に撮影した動画です。
西ジャワ地域は日本と同様に海溝や断層が多く、地震が多い地域です。下の太く長い赤線が海溝、細い赤線が断層で、大域の地震も局所の地震も起きます。橙の無数の点が実際に起きている地震です。
公共施設のうち、地震で被害を受ける割合は学校が最も高く、2000年~2021年までの間で23,552校が被害を受けています。被害としては壁が倒れてくることや、一部が飛んでくることが多いです。
これらの被害を防ぐためにFerrocement(フェローセメント)工法による補強などを行っています。しかし、費用と技術の問題で理想とは程遠いのが現状です。
このため、今回はAsterのAster Power Coatingの費用の低さや現地でもできる簡単さに期待して、研究の一環として導入を試すことにしました。
▼バンニューフーリップ小学校の状況
協力が得られたのは西ジャワ島Banyuhurip 地域にある州立バンニューフーリップ小学校です。市の近くには大地震の発生源になりうるレンバン断層があり、地震が発生すれば大きな被害を受けます。
実際に調査に行くと既に過去の小さい地震によって壁に亀裂が入り、修繕が必要な状況でした。特に1mを超える大きな亀裂が目立ち、危ない状況だと言えます。
バンニューフーリップ小学校のためにも、他にも数多くある小学校や家のためにも皆さんの応援が必要です。始まりとなるこのプロジェクトの応援をよろしくお願いします。
(アシイ)
バンニューフーリップ小学校の教員
インタン先生への面談
インタン先生との面談では心配、恐怖、そして安全性と快適性を求める強い意志が感じられました。
• Worry and Concern: Bu Intan expressed deep worry ("sangatmengkhawatirkan") about the school’s condition post-earthquake. Thevisible damage—cracked walls, a collapsed roof (partly due to cats), andvibrating or broken windows—heightened her anxiety about the building’sability to withstand future quakes. She noted that even loud sound systemscause the windows to shake, amplifying her unease.
• Fear of Uncertainty: Regarding the Lembang Fault’s proximity, she admitteduncertainty and fear, acknowledging its unpredictability ("tidak bisadiprediksi") and potential for severe consequences ("gempanya akansangat tinggi"). This reflects a lingering dread about an impending,uncontrollable disaster.
• Safety and Comfort: Bu Intan strongly desires improved safety and comfort("meningkatkan keamanan dan kenyamanan sekolah"). She sees this as afundamental need, directly tied to repairing and reinforcing the school’sstructure.
• Better Learning Environment: She hopes for a revitalized school buildingthat’s clean, beautiful, and sturdy ("bersih dan indah, rapi"), believing itwould boost students’ enthusiasm for learning and attract more families. Awell-maintained, earthquake-resistant school would restore a sense ofpride and stability
- 心配と懸念:インタン先生は、地震後の学校の状態について深い心配(「sangatmengkhawatirkan」) を感じている。ひび割れた壁、倒壊した屋根(猫のせいもある)、振動したり割れたりする窓など、目に見える被害が不安を募らせるという。大音量の音響システムでさえ揺れる窓に不安を感じずにはいられない。
- 不確実性への恐怖: Lembang断層が近いため、地震の不確実性と恐怖がある。予測不可能性 (「tidak bisadiprediksi」)があり、深刻な結果(「gempanya akansangat tinggi」)になる可能性があると実感している。差し迫った制御不能な災害に対する恐怖の表れである。
- 安全性と快適性: 安全性と快適性の向上が必要だとインタン先生は強く言っている(「meningkatkan keamanan dan kenyamanan sekolah」)。学校の構造の修復と強化はこのを基本的な必要性に直結すると考えている。
- 学習環境の改善: 彼女は、清潔で、美しく、頑丈に(「bersih dan indah, rapi」)校舎が再生すれば、それが生徒の学習意欲を高め、より多くの家族を惹きつけると信じている。整備され、耐震性のある学校は、誇りと安定感を取り戻すだろう。
・直近の2024年9月18日に起きたバンドン地震での被害の様子
手前の壁、奥の壁が崩れてレンガが落ちていることが分かります。バンドン地震は最大震度4の地震です。82人が重軽傷を負ったとされています。
日本では震度4は揺れにほとんどの人が気付き、不安定なものが倒れるレベルです。壁や天井が壊れることは考えにくい程度です。
このような例が多いこともあり、Asih博士はインドネシア、ひいては組積造のもろさを実感することが多いそうです。
地震に弱い組積造建物の壁を念頭に置いてAster Power Coatingが開発されました。
特徴は
①安い
②簡単
③地震に強い
の3つです。
東南アジアで地震被害者を無くすためには普及させることが何よりも重要になります。日本で使われる耐震補強が普及すれば地震犠牲者を大きく減らすことが出来ます。
では、なぜ日本の技術が使われないか?
それは、価格が高くて、施工が大変だからです。Aster Power Coating では塗料と似た材質にすることで価格を下げています。まず、他の補強方法と比べて安い(①)。
②簡単さ。塗るだけなので現地の業者でもすぐに使えます。その結果、工事全体が安くなったり、学校が使えない期間を短くできます。通常学校の耐震補強となると長いときには数か月かかりますが、Power Coatingがあれば1~2週間で終わらせることができます。
なにせ、Aster Power Coatingは塗装と同じように職人が素早く塗れるからです。
しかし、これ以上に大事な点が信頼性です。多くの耐震技術で見落とされがちな性質があります。それは、「高い技術力があり、現場にも高い技術を持つ職人が居なければ、耐震性能が大きく下がる」という性質です。
小学校が改修のために業者に工事を頼んだとしましょう。業者は壁の寸法を採り、それにピッタリ合うように金属の網を作り、壁に固定してからセメントを塗っていきます。組積造の壁は隙間だらけで網を貼ることが難しくなっています。
仮に寸法や網の作成で隙間を作ってしまったり、セメントが上手くつかなければ、効果が下がります。失敗しやすい工程が多い分だけ効果が下がっていきます。
つまり、ある程度以上の技術がなければ、お金をかけて壁を強くしても効果が低い工事になります。そして、インドネシア全体の住民が技術のある業者を見極めるのは困難なので、知らず知らずのうちに効果が低い補強を行うことになります。
つまり、工事をして安全になったつもりで地震を迎えるということです。
Aster Power CoatingはDIY(自分で塗る)ことを考えて開発しているので、業者の質が低くても効果を発揮します。使うのが簡単というのがどれだけ重要かが伝わると嬉しいです。
次に、2種類の方法で地震に強くなります(③)。
1.壁が壊れにくい
柔軟で破れないので、力が分散し、壁が壊れにくくなります。壊れてもくっ付いたまま剥がれないので、破片が飛び散りません。
2.建物が壊れにくい
一部の力を壁が支えることによって建物が崩壊しにくくなります。CTOのシャンタヌ博士は建物のシミュレーション技術の専門家で、Aster Power Coatingによって建物が強くなることを計算で示しています。数値計算と実験を行って確実性を高めています。
Aster Power Coatingはガラス繊維を従来では達成できない濃度で混ぜ込むことで高い強度を発揮します。ガラス繊維は鉄の10倍の強度を持っていて、Aster Power Coatingだけでも車を持ち上げる力があります。
現実に近い振動台での実験も行っています。実物大の実験の様子をご覧ください。
左がAster Power Coating、右はフィリピンの通常のコンクリート中空ブロック壁です。この実験では阪神淡路大震災規模の地震でも複数回耐えられることを証明しました。Aster Power Coatingの1分まとめ動画です。
Aster Power Coatingは安さ、簡単さ、強さを求めて鈴木と山本が開発したものです。
場所:
インドネシア,西ジャワ島,バンニューフーリップ小学校
工事内容:
6つの教室(1977年&2010年建造)を修復、強化する
日程:
5月中旬:クラウドファンディング終了
7月~9月:塗料をコンテナで輸送
12月末~1月:冬休みの期間で工事を行う
資金使途
第1目標金額204万円
・124万円 Aster Power Coatingの価格
・37万円 建築費用(工事委託費込)
・43万円 手数料
集金額によって小学校に塗ることが出来るAster Power Coatingの量が増え、耐震性能が向上できます。
なので、少しでも多くの募金お願いします!
| 集金額 |
Aster Power Coating Soft または Hard |
壁の片面または両面 |
|
第1目標金額204万円 |
Soft | 片面 |
|
第2目標金額408万円 |
Soft | 両面 |
|
第3目標金額810万円 |
Soft+Hard(重ね塗り) | 両面 |
|
第4目標金額1110万円 |
Soft+Hard(重ね塗り) |
両面 教室だけでなく教員室と校長室(1mほどの亀裂が複数あり) |
工事内容詳細
Aster Power Coating Soft
強度があり、安全性が向上する。壁の倒壊に抵抗し、命を救う効果がある。ただし、大地震後には構造部へのダメージによって学校が再使用できなくなると考えている。
Aster Power Coating Hard
日本やインドネシア、フィリピンの巨大地震を耐えることが出来ると考えている。
また、壁の両面に塗ることで壁の耐震性が完全になります。大規模な実験での検証はできていませんが、片面に塗ることで壁の急な倒壊・飛散を阻止して、耐震性を向上させることが出来ると考えています。
手順
1.壁の表面を削り、プライマー(下塗り剤)を塗る。
2.Aster Power Coatingを塗る
3.塗装をする
もしも最終目標金額1100万円集まった場合、現在最も大きい亀裂がある校長室と教員室も耐震化します。
今回の調査にも協力してくれた現地の大学生が体験として参加する予定です。
現在日本で危機的と言われる首都直下地震や南海トラフ地震。歴史を紐解けばポルトガルの衰退も地震によるものでした。
リスボンのカルモ教会 1755年に地震で壊滅。天井も崩落。現在は廃墟として残っている。スペインと世界を二分していたポルトガルは地震から立ち直れず、現在も停滞しています。Asterは日本にも、そして世界にも再び起きる地震被害に立ち向かっていきます。
Asterはインドネシアの小学校1つをはじめとして、全ての小学校、さらに、すべての組積造建物、すべての建物が強くなることを願っています。つまり、このプロジェクトは第一歩です。
Asterはまだ設立から7年ほどのスタートアップです。地震犠牲者ゼロを目指して全力で戦い続けます。応援に応えてより良い世界を作るので、これからも応援していただきたいです。
沼田 宗純 准教授|東京大学生産技術研究所
すべての子どもたちに、安全に学べる場所を。 インドネシア・バンドンには、活断層であるレンバン断層が存在し、いつ地震が起きてもおかしくありません。2024年9月に発生した地震は、決して大きな規模ではありませんでしたが、それでも多くの学校が被害を受けました。 こうした現実は、今も多くの子どもたちが地震に脆弱な校舎で学び続けていることを示しています。 しかし、私たちの行動次第で、この状況を変えることはできます。
A Safe Place to Learn—for Every Child. In Bandung, Indonesia, the active Lembang Fault lies beneath the city, which means earthquakes can happen at any time. Although the earthquake in September 2024 was relatively moderate, it caused the collapse of many school buildings. This shows a serious problem: many children are still studying in buildings that can't withstand earthquakes. But we can change this—with the right steps, we can make schools safer for every child.
Asih (Prasanti Widyasih Sarli)|バンドン工科大学講師
Hello, I’m Asih, a structural engineer and researcher from Institut Teknologi Bandung, Indonesia. For decades, we have worked to retrofit schools to make them safer for children in this earthquake-prone country, but progress has been slow due to high costs. We’re excited to explore Aster’s Paint technology, which could make retrofitting more affordable—allowing us to protect even more schools in the future. In Indonesia, schools are among the most vulnerable buildings during disasters, and we need your support now to help keep students safe!
こんにちは、インドネシアのバンドン工科大学で構造工学の研究をしているエンジニアの、Asihです。何十年にもわたり、地震の多いインドネシアで学校の耐震補強に取り組んできました。しかし、主に高額な費用が原因で、進展が遅れています。つまり、より手頃な価格で補強を可能にする「パワーコーティング」に大きな期待を寄せています。この技術が普及すれば、さらに多くの人命を守ることができるかもしれません。インドネシアでは、学校は災害時に最も脆弱な建物の一つです。子どもたちの安全のために、ぜひ皆さんのご支援をお願いいたします!
Zamzam Multazam | Aster 研究開発
As an Indonesian who learned earthquake engineering, I believe research should not be limited to papers—real implementation that directly benefits society is what we need and strive for. In Indonesia, many buildings, particularly schools where children are learning, are vulnerable to earthquakes. I am excited to apply my knowledge to improve seismic capacity of school buildings, ensuring the safety of children and future generations.
地震工学を学んだインドネシア人として、研究は実社会に役立つことで意味を増すと考えています。技術の実現こそが、果たすべき役割だと自負しています。インドネシアでは、多くの建物が地震に弱い状態にあります。特に学校が危険です。私の熱意は、子供たちや将来の世代の安全を確保すること。そのために、自分の知識を活用することです。この試みをバネにして次の活動に繋げていこうと意気込んでいます。応援よろしくお願いします。

バンドン工科大学の大学生たち
インドネシアでの調査を行ってくれたメンバーです。小学校の現況の把握と今回のプロジェクトの費用の計算に必要な情報を集めてくれました。また、実際の工事についても協力してくれる頼もしいメンバーです。
Special thanks: These are the members who examined the school in Indonesia. They gathered the information necessary to understand the current status of the elementary school and to calculate the cost of this project. They are also members who will cooperate with us on the actual construction of the project.
Terima kasih: Mereka adalah anggota tim yang melakukan survei di Indonesia. Mereka mengumpulkan informasi yang dibutuhkan untuk memahami status sekolah dasar saat ini dan menghitung biaya proyek ini. Mereka juga merupakan anggota yang dapat diandalkan yang bersedia membantu kami dalam pekerjaan konstruksi yang sebenarnya.
左から
From left,
Hadin / ハディン、Syifa / シファ、Intan / インタン、Syamil / シャミル、Wibi / ウィビ、Wahyu / ワフユ、Ghalib / ガリブ、Arai / アライ、Fadhil / ファディル
感謝申し上げます。 Kami ingin mengucapkan terima kasih.
加藤 一毅
学生としてこのプロジェクトの資金調達を担当しました。Asterには長期のインターンとして参加しましたが、皆、理念は熱く、仲は良くで楽しい時間でした。このページをまとめるにあたってAsterとAsterを囲むメンバーと議論し(特に鈴木さん、山本さん、シャンタヌさん)、Asterならば確かにPower Coatingも超え、数々のハードルをも超えて地震犠牲者ゼロに向けて進む、その姿が想像できました。
東京大学社会基盤学科4年。授業で山本さんが外部講師として講義をしたところ、強い興味を持ち、長期インターンシップに挑戦した。
- プロジェクト実行責任者:
- 鈴木 正臣(株式会社Aster)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年1月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
株式会社Asterがインドネシアの小学校の耐震化を行います。塗料を124万円で現地に調達。小学校への施工を37万円で行なう。ウェブ使用手数料は43万円。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上でのリスクについて
- ◦返礼品については変更となったり、工事の関係で時期が変わる可能性があります。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料

【現地を応援する】感謝のメール
●活動内容と成果を写真と共に報告します。
●現地での記念撮影を電子メールで送ります。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
3,000円+システム利用料

Personal e-mail and activity report
Personal e-mail expressing our gratitude and activity report of retrofitting project
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
3,000円+システム利用料

【現地を応援する】感謝のメール
●活動内容と成果を写真と共に報告します。
●現地での記念撮影を電子メールで送ります。
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月
3,000円+システム利用料

Personal e-mail and activity report
Personal e-mail expressing our gratitude and activity report of retrofitting project
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年2月













