「食料を買えなかった経験がある」ってどういうことでしょう？

　先週からご紹介させていただいている2019年の石巻市のアンケートからです。

石巻市がこのようなアンケートを取り公表されたことはひとり親と貧困の関係を関連付ける素晴らしい成果だと思っていますが、見る度に胸が痛みます。第2期石巻市子ども・子育て支援事業計画(石巻市子ども未来プラン) - 石巻市

　生活の苦しいひとり親のお母様は、コロナ以前はよく子ども食堂を利用されていました。けれどコロナ禍中はそのような活動もなくなりました。支援団体からはBremenの中に苦しい方がいらっしゃったらどうぞ、と米や野菜が届きますので必要かどうか聞いてからお渡ししています。

　子どもには、学校に行って給食を食べるようにいいますが、「お腹が痛い」「頭が痛い」と不調を訴えてお休みすることが多いです。学校からは「連れてくるように。」と電話があるようですが、その度に不安定になって子どもを叩いてしまう・・と保護者から反省の電話もいただきます。

　貧困は、抜け出せない泥沼のように感じられます。せめて子どもは健全に育つように応援したいと思って活動しています。

　どうか、ご支援のほど宜しくおねがいします。