ネパールの子どもたちを笑顔に!差別と障害で苦しむ患者さんのために医療チームを派遣!
ネパールの子どもたちを笑顔に!差別と障害で苦しむ患者さんのために医療チームを派遣!

支援総額

1,462,000

目標金額 1,400,000円

支援者
113人
募集終了日
2013年10月22日

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2013年08月09日 17:41

私も「人生を変えた医師」に

医療チームの想いや患者さん一人ひとりのストーリーが満載の本『こころからありがとう―ネパールの口唇口蓋裂を救う―』では、過去のプロジェクトに参加したメンバーが声を寄せてくれています。

 

医療チームの想いのなかから、ひとりの医師の声を抜粋して紹介します。

 

 

 

「私は1973年、新潟で産まれました。産まれた時、かなり重度の口唇口蓋裂で、取り上げた産婦人科医は私を落としたそうです。私の母は、「ボトン」という落ちた音だけ覚えていると話してくれました。」

 

この医師の母は、世間体を気にする義母(医師の祖母)からこう言われます。

 

『この子はなかったことにしてほしい』と言われました。話し合いの結果、3ヶ月くらいになるまでに命を絶つことになり、私は母の実家に引き取られたのです。」

 

赤ちゃんだった医師は命拾いします。

 

「よく笑う、愛想のいい赤ちゃんでした。そんな私の面倒を見ていた祖父母は、私を殺めることをやめたのです」

 

 

 

その後、医師の母は、口唇口蓋裂の赤ちゃんが産まれた別の家族と連絡をとりました。

 

「東京の昭和大学病院に、鬼塚先生という医師がいて、口唇口蓋裂の治療をおこなっているという話を聞きました。藁にもすがる思いで母は私を連れて上京しました。病院の廊下にゴザをひき、ひたすら鬼塚先生の診察を受ける順番を待ちました。」

 

医師の母が診察を待つあいだ、

 

「他の家族の方に『大丈夫よ、鬼塚先生に手術をしてもらえば治るから』と言われ、暗闇に光がさしたような」

 

気持ちになったと言います。

 

 


手術は成功し、口唇口蓋裂の治療を行なうことができました。

 

 

その後も、親族から

 

「よく、普通の小学校にいかれるね! 昔だったら蔵に閉じこめておくんだったのに」

 

と言われたりもしました。

 


そんななかで、医師は決意します。

 

「私は私の人生を劇的に変えてくれた形成外科医を目指すことにしました」

 

 

最後に、医師はこう結びます。

 

「今、形成外科医として働いていますが、自分の無力さ、もう駄目だと絶望感に襲われることがあります。そんな時、必ずといっていいほど、街や電車の中で、口唇口蓋裂の患者さんを見かけるのです。そのたびに勇気づけられ、自分の進むべき道を確認させられるのです

 

ネパールにおいても日本においても、1人でも多くの患者さんが笑顔を取り戻すことができるようにと願っています

 

今回のプロジェクトでも、それぞれの想いを持った日本人医師・看護師が、ネパールの口唇口蓋裂に苦しむ子どもたちを笑顔にするため渡航します。

 

あと74日で、100万5千円の寄付が必要です。

 

患者さんの笑顔のため、みなさまのご支援やシェアが大きな力になります。

 

応援よろしくお願いします。
 

リターン

3,000+システム利用料


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・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)

申込数
64
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


alt

・ネパールから届く、患者さんかご家族からのメッセージ入りポストカード(1枚)
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)

申込数
41
在庫数
制限なし

3,000+システム利用料


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・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)

申込数
64
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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・ネパールから届く、患者さんかご家族からのメッセージ入りポストカード(1枚)
・活動の概要が分かるA4サイズ見開きパンフレット(1冊)

申込数
41
在庫数
制限なし
1 ~ 1/ 5


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