
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 102人
- 募集終了日
- 2021年12月13日
【現地報告No.2】避難所と安全を求めて

CWS Japanの緊急支援にご支援いただき有難うございます。これまでにたくさんの方々にご支援と温かいお言葉を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
わたしたちが支援を届けたい現地の人々が、現在どのような生活を送っているのか、現地の声を多くの方に届けるべく、現地パートナー団体を通したインタビュー内容(No.2)をお届けします。
アフガニスタンの大都市の路上では、人道的危機が発生しています。何千人もの人々が周辺地域の紛争を逃れ、仮設のシェルターやホストコミュニティの家に身を寄せています。これらの人々は、緊急支援を切実に必要としています。
数か月前、アフガニスタン北部で紛争が激化しました。7月のある夜、村では銃声と爆撃が急激に増え、人々は命からがら逃げ出しました。北部の村に長く住んでいたアジーム(仮名)も、他の家族と同じように、家や財産を全て捨て、妻と5人の子どもたちと一緒に安全な場所を求めて村をあとにしました。アジームは、親戚が経営する食料品店で販売員として働き、時には日雇い労働者として副収入を得ることで生計を立てていました。
「私たちの地域での暴力がエスカレートするにつれ、家族が村に住むことが危険になってきました。私は自分たちで運べるだけの家財を持って、安全な場所を探すために家を出ました。私の両親は私たちの負担になるのではと思い一緒に行くことを拒否してその場に残ると言いました」。アジームと彼の家族が逃げている間に、捨てられた荷車を見つけました。アジームさんは家族と一緒にそれを使い、地方都市のクンドゥーズまで来ました。「残してきた両親のことが心配でしたが、残念なことに、激しい戦闘が行われていたため、携帯電話やインターネットのサービスが停止しており、すぐに連絡を取ることができませんでした」とアジームは語ります。
両親の安全を心配したアジームは、家族と共にクンドゥーズに到着した翌日に村に戻りました。「帰ってきたときの光景は悲惨なものでした。村のほとんどの家が爆弾で破壊されていました。自分の家に近づくと、両親が死んでいるのを見つけました。涙が出てきました。家を出たその日の夜、ロケット弾が家に落ちてきたようでした。悲しい気持ちで両親の遺体を埋葬した後、私はクンドゥーズに戻り、家族にこの悲報を伝えました。妻はトラウマになり、その後二晩は眠れずにいました」。
紛争は日を追うごとに深刻さを増し、ついにはクンドゥーズ市内にまで危険が及んでいきました。クンドゥーズに到着して3日目にアジームはまたしても移住という重大な決断を迫られました。クンドゥーズから首都カブールまでの旅費は通常約7米ドル(約800円)ですが、アジームはレンタカーを借りて家族をカブールに連れて行くために14米ドル(約1,600円)を支払わなければなりませんでした。国の情勢が不安定なために、旅費が高騰していました。「この時点では、お金のことよりもまず家族の安全を第一に考えました。私はなんとかカブールにたどり着きました。 私たちはカブールのある地区で1週間を過ごしました。テントなどの基本的な設備はなく、空き地で過ごしました。その後、親戚が私たちをカブールの彼らのところで一緒に暮らさないかと誘ってくれました」とアジームは語りました。
アジームの家族は、急いで何度も避難を繰り返したことにより、基本的な生活必需品を持たないホームレス状態になっています。「政府も人道支援団体も、まだ私たちに何の援助もしてくれません。近くの村のコミュニティから寄付された野菜やパンなどのわずかな食料で生活しています」と語っています。アジームのように、アフガニスタンでは何千もの家族が支援を切実に必要としています。
リターン
3,000円
3,000円の支援
●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書
- 申込数
- 44
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
10,000円
1万円の支援
●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書
- 申込数
- 51
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
3,000円
3,000円の支援
●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書
- 申込数
- 44
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
10,000円
1万円の支援
●領収書(寄付控除対象にはなりません)
●御礼メール
●活動報告書
- 申込数
- 51
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月

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