
支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 49人
- 募集終了日
- 2014年7月26日
デニヤヤでの毎日
アーユーボワン!(シンハラ語※で「こんにちは!」)
今日は、エクサ(有機紅茶生産者グループ)のメンバーのピヤダーサさんの家に最近生まれた子牛をご紹介します。つい1週間前に、2日に渡る難産の末、生まれたかわい子ちゃんです。
(写真は出産後1週間ですが、すでに元気に茶畑の中を飛び回っていました。)
お母さん牛のお腹の中での位置が通常と異なり(牛の場合でも逆子と言うのでしょうか?)、なかなか出て来られず、大変でした。地域の獣医さんに来てもらい、ようやく出産。
しかし、困難はこれで終わらなかったのです。ふつうは出産後に人間が子牛に近づくとお母さん牛は警戒して怒ります。出産直後のお母さんと子牛に余計なストレスを与えてはいけないと思いつつも、私はいつも近寄りすぎて「フーフーッ」と怒られています。しかし、このピヤダーサさんのお母さん牛は、出産直後に病気になってしまい、お乳の出が悪く、子牛を自分に近寄らせないという状況が続きました。子牛がお母さん牛に「ミルクを飲みたいよ!」と近づくと子牛を蹴ろうとしたのです。
今現在は、地域の獣医さんに見てもらい、さらに牛に詳しいエクサのメンバーのおかげでどうにか治り、子牛も元気です。

(近所の子供も一緒に。)
この子牛は女の子でしたので、将来万が一ピヤダーサさんが餌を集めたりする負担が大きくなったとしても、近隣の酪農家に譲ったりすることができます。しかし、雄牛の場合はなかなか譲り先もなく、さりとて肉屋には売れません。この地域の農家は仏教徒ですが、昔から牛は非常に大事な働き手で家族の一員と考えています。ですので、自分達で牛肉を食べることはまずありませんし「自分の家で面倒を見ていた牛を肉屋に売るなんて、かわいそう!!」と言います。雄の子牛の面倒が負担だという問題が上がってきたとき、私が最初に「肉屋に売りましょう!」と言ったときに、おじちゃん、おばちゃんたちが見せた「この子はなんて残酷なことを言うの!」という表情は忘れられません。
(アショーカさんの息子は、自分の牛小屋を作って見せてくれました。)

(牛小屋のアップ。牛が水を飲んでいます。)
※シンハラ語とは、スリランカの公用語の1つで、主にシンハラ人によって使われている言葉です。スリランカは多民族国家であり、シンハラ、タミル、ムスリムなどの異なる言語、文化を持つ人々が住んでいます。なお、デニヤヤ地域で紅茶生産をしている小規模農家はほぼ全世帯シンハラ人世帯です。
リターン
3,000円
活動報告書
参加農家からの直筆レター(日本語訳付)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
活動報告書
スリランカ産 アールグレイ紅茶 3袋
参加農家からの直筆レター(日本語訳付)
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
活動報告書
参加農家からの直筆レター(日本語訳付)
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
活動報告書
スリランカ産 アールグレイ紅茶 3袋
参加農家からの直筆レター(日本語訳付)
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし

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