JIKE STUDIOで働くスタッフからのメッセージ　その1　近藤雄二・阿部綾子・山本敦子・富樫恭子

近藤雄二

農作業から企画展の搬入出、PC作業などなど多岐に渡る仕事を担当しています。
畑仕事は未経験でしたが、数年携わり農業の楽しさや大変さを実感しています。最初は広大な荒地を人力で農地にすることから始めました。

畑の面積も増え、安心して食べられる美味しい野菜の収穫を上げるために日々活動しています。
健康な土壌で元気な野菜を育てて行きたいと思っています。

 

寺家スタジオは、ここで仕事をするようになる前から時々訪れ、企画展を見たりイベントやワークショップに参加してリフレッシュさせてもらっていて、私にとってのオアシスでした。

 

カフェの大きな窓から望む、柿畑越しに広がるたおやかな山谷は、寺家スタジオの立地を実感できる象徴的な眺めで、一年を通して美しく心が休まります。
月の光に浮かび上がる里山の稜線や柿畑、静まりかえった雪の日の光景などは格別で大好きです。

 

支援をしてくださった方々の応援コメントを読ませていただいて、里山の環境や農業の活動に多くの方が同じ思いを持って下さっていることが伝わってきて、とても嬉しく思います。
人々の暮らしが感じられる生きた里山が失われないよう頑張っていきます

 

 

 

阿部綾子

カフェで主にキッチンと寺家のお花を担当しています

「カウンター空いてますか？」カフェでよくたずねられるコトバです。人気のカウンターは柿畑を眺めながらのランチやカフェ。作家さん達も一息ついてくださる少し特別な空間です。

お出ししている天然酵母パンとFARMの野菜やハーブを使ったランチは、作家さん達の作品、器、そして柿畑が揃ってできているんだなぁと今回の事で、あらためて思いながらキッチンに立っています。 どれも欠くことのできない大事なものです。

「カウンターへどうぞ」と 言える日々がこれからも続きますようご支援よろしくお願いします。

 

 

 

山本敦子

カフェを担当しています。

横浜市にありながら里山の自然に囲まれ、子どもの頃の郷里を思い出すような場所。

自然農での野菜や果物、ハーブの栽培にも携わるようにもなりました。気候変動もあり農業は大変ですが、種から育てた作物の、育つ過程を見ながら収穫できた時の喜びは格別です。 それらを使った寺家スタジオならではのランチやカフェメニュー。お客様にもその美味しさや安全性をお伝えし、提供出来ている事にやりがいを感じています。

また、ギャラリーの作品の展示やイベント、それらを生み出す方、近隣からも遠方からもいらしてくださるお客様は、この環境もあっての特別なものを感じてくださっているのだと思います。

この度、目の前の柿畑が無くなるかもしれない。柿畑が出来るまでにどれくらいの時間や育てて来た人の苦労や思いがあったでしょう。 環境が変われば失われてしまう物が沢山あります。 皆様のご支援を宜しくお願い致します。

 

 

 

富樫恭子

柿畑支援のクラファンをすることになったと知って一番に頭に浮かんだのは、生後6日目に、生まれて初めてのお出かけで寺家スタジオに来てくれた赤ちゃんの事でした。

ここにはとてもいい「気」が流れているから…と！ その赤ちゃんが、この先１０年後２０年後、いつ来てもやっぱりここはいい「気」が流れている場所でなくては、と思いました。

クラファンが始まって、応援して下さる方々のメッセージにしばしば胸が熱くなります。こういう方々が来て下さっているから、本当にいい「気」がいつもあふれているんだ、と感じています。 そこに集う人たちのパワーと感性と…目には見えないけれど、それは土をも豊かにし、その土からまた恵みを…
柿畑を守る、里山を守る、それはすべて私たちの命を守ることでもあります。

心配は尽きませんが、今この危機の中でさえ、何だかとても希望に満ちた、わくわくした気持ちでいられるのは不思議です。

 

 

スタッフメッセージはその２へと続きます。