
寄付総額
目標金額 2,500,000円
- 寄付者
- 164人
- 募集終了日
- 2021年9月21日
フレンズJAPANスタッフ熊井の授乳体験談(後編)
プロジェクトへのあたたかいご支援、応援をありがとうございます!今現在で、153人(代理購入分含む)の皆さんからご支援をいただき、2,871,000円のご寄付、達成率114%です!必要な赤ちゃんへの粉ミルク代をネクストゴールとして加え、現状、赤ちゃん15人分(1年間)が集まりました。ありがとうございますm(_ _)m
今日の新着情報は、昨日お届けしたフレンズJAPANスタッフ熊井の授乳体験談"後編"をお送りします。
▶前編はこちらから
===================================
第1子は里帰り出産だったので、祖母や母、親戚のおばさま方や善意のご近所さんに監視されつつ、科学的に根拠があるかどうか疑わしいルールに則って、出産前後を過ごさねばなりませんでした。その中のルールの1つに「母乳を出すため、毎食後とおやつに必ず餅を食べる」というのがあったのです。毎日毎日、食べましたとも、お餅!
他にも、ローカルルールはたくさん。「トイレ掃除をするときれいな子が生まれる」は、メジャーどころですよね。マイナーどころでは「出産後21日間は水を触ってはダメ」「出産後21日間は文字(本や新聞)を見てはダメ」というのもありました。母親学級では「出産後すぐでもシャワーは可。清潔を保つため、積極的にシャワーは使うこと」と教わっていたのに、実家では「水を触るな」ですから、かなり強烈です。トイレ後に手を洗うのもNGなので、清浄綿が用意されていました。洗髪は母がしてくれましたが、毎日ではありません。田舎の“おっかさん”たち、色々な意味で、ちょっと怖いです(笑)
ですから、ラオスの出産・子育て事情に触れた時は、すごくよくわかるなぁ、と思いました。独特なローカルルールと、村の長老(経験豊富なおばあさまたち)やお姑さんたちによる監視があると感じましたから。しかし、私のように「それは違うだろう(苦笑)」と思いつつ「従っておいた方が面倒がないから」という理由であえて選択するのと、その教えこそ正しいと思って従うのでは、意味合いが違ってきます。そこで必要になるのが【情報を得る場】だと思うのです。
母親学級もそうですが、私が自分の経験で印象深かったのは、第1子を出産した病院の授乳室でした。
その病院では決められた授乳タイムがあり、出産したばかりの母親たちは、時間になると一斉に授乳室に集まって授乳を行うのです。そこは、ざっくばらんな情報共有の場でもありました。年長の看護師さんから「親世代から非科学的なことを押し付けられるかもしれないけれど、あながち間違っていないこともあったりするし、根拠があるからこそ受け継がれてきていることもある。現代的な考え方で頭ごなしに対立するより、適当な折り合いをつけてお姑さんとうまくやっていく方が何かと得でしょ」という話を聞いたり。「ここでは授乳前後の体重を測って、赤ちゃんが今どのくらいのおっぱいを飲んだか確認しますが、退院するとそれができなくなります。気になる人は体重計をレンタルするのもいいけれど、そんなふうに神経質にならなくてもいいと思うよ」と言ってもらったり。あの場の、和やかな中で聞いたお話や雰囲気は、30年経った今でも忘れられません。
日本では、母親学級、保健所の健診、保健所が開催する離乳食教室などがあるほか、様々な媒体やツールを用いて、実に多くの育児情報を得ることができます。が、ラオスにはそうした教育の場がなく、最新情報を得る場もないことから、古く偏った慣習に縛られて子育てを行うのが当たり前です。
もし、ラオスの病院に授乳室があったなら、なんて素晴らしいでしょう!周囲の目を気にせずに授乳できる、ということ以上に、その場が【妊娠・出産・育児ための正しい情報を得る場】となり得ることが、とても重要だと思えます。小さな授乳室は、とても大きな役割を担うことができるのではないでしょうか。この場から、ラオスでの新しい子育ての流行が生まれるかもしれませんね!

===================================
熊井の授乳体験談をお届けしました。いかがでしたか?
お餅の謎、解けましたね(笑)
熊井さんが30年経っても忘れられない思い出として「授乳室」での出来事を紹介してくれていましたが、授乳するお母さんたちにとってこうした場所がどれほど重要なのか、とてもよくわかりました。知らぬ間に抱えてしまっていた不安やストレスも、こうした「場所」があることで軽減されていくのではないかと思います。
今回のクラウドファンディングを通してお預かりしたご支援で建設する「3×6mの授乳室」は、ただ単に授乳するだけではなく、お母さんたちにとって安らげる場所であると同時に、熊井さんが体験したように、大切な情報を知ってもらえる場ともなるような、そんな場所にできたらと思います。
ギフト
3,000円

<3千円プラン>
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・支援者限定イベントへのご招待(2021年10月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※いただいたご寄付は授乳室建設費用等に大切に活用させていただきます。
※リターン送付先にご記入いただいたお名前が領収証の宛て名となります。
- 申込数
- 68
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円

<1万円プラン>
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・支援者限定イベントへのご招待(2021年10月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※いただいたご寄付は授乳室建設費用等に大切に活用させていただきます。
※リターン送付先にご記入いただいたお名前が領収証の宛て名となります。
- 申込数
- 75
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
3,000円

<3千円プラン>
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・支援者限定イベントへのご招待(2021年10月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※いただいたご寄付は授乳室建設費用等に大切に活用させていただきます。
※リターン送付先にご記入いただいたお名前が領収証の宛て名となります。
- 申込数
- 68
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
10,000円

<1万円プラン>
・ラオスからの感謝のフォトレター
・活動報告書
・領収証
・フレンズの活動がわかるメールニュースのお届け
・支援者限定イベントへのご招待(2021年10月開催予定。ご案内をクラウドファンディング終了後に別途お送りします。)
※いただいたご寄付は授乳室建設費用等に大切に活用させていただきます。
※リターン送付先にご記入いただいたお名前が領収証の宛て名となります。
- 申込数
- 75
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 3,383,000円
- 寄付者
- 392人
- 残り
- 41日

【フィリピン地震 緊急支援2025】一人でも多くを救うために
- 現在
- 154,000円
- 支援者
- 30人
- 残り
- 40日

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 10日

緊急支援|被災重なるフィリピン、台風25号被害へのご支援を
- 現在
- 571,000円
- 寄付者
- 65人
- 残り
- 36日

子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から
- 現在
- 10,067,500円
- 寄付者
- 352人
- 残り
- 36日

豪雨災害で崩壊した参道修復を。重要文化財・舟城神社を未来へ繋ぐ。
- 現在
- 4,215,000円
- 支援者
- 66人
- 残り
- 8日

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
- 現在
- 13,242,000円
- 寄付者
- 670人
- 残り
- 22日










