授乳室建設着工延期のお知らせ

皆さま、ご無沙汰しております。授乳室建設に向けてたくさんのご支援をいただきましたこと、改めまして心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

クラウドファンディングが終了して1ヶ月以上が過ぎ、そろそろ授乳室着工の準備が・・・とご報告できるはずでした。しかし、9月下旬頃からラオス国内でのコロナ感染拡大が急速に広がり、10月7日からはルアンパバーン県全域でロックダウン規制がかかり、現在もなお続いている状況です。市内では通行止めの道が増えており、写真ようなゲートが各所に作られ、村から出られない人たちもいます。

 

 

ロックダウンの効果が今一つ見られず、当初のロックダウン期日であった10月21日から更に月末まで延長されています。

 

ラオ・フレンズ小児病院（LFHC）のスタッフは通行許可書を持参して通勤し、予防衣を付けて患者さんのケアにあたっています。

 

 

院内では、入院患者さんには全員PCR検査を実施し、院内での感染が広がらないように対策を取っていますが、結果が出るまでは院内において結果待ちの患者さんとそうでない患者さんを分けて対応している状態です。すべてが未経験のことですので、都度都度ミーティングを行い、対策を考えながら対応にあたっています。

 

 

このような事情のため、今現在では11月の着工はかなり困難な状況となってしまいました。また、今後コロナ感染の状況が好転した場合に、今まで来院を控えていた患者さんが集中することが考えられるため、その状況を見ながら着工の時期を検討することとなります。

 

皆さまのご支援によりクラウドファンディングのゴールを達成することができ、気持ちを抑えられず、「11月中旬以降に着工！」と先走ってしまいましたが、まさかこのような事態になってしまうとは・・・と、ため息が出てしまいます。

 

一日も早くコロナ感染が落ち着き、着工のお知らせができるよう、今は目の前にあることに集中してスタッフみんなで乗り切りたいと思います！