ホッピー神山さんのこと。

 

残すところあと、1日となってまいりました。すでに目標金額を超えた、ご支援を頂き、心より感謝申し上げます。

 

本日はホッピー神山さんについて、少しお話させて下さい。

 

離婚をしたあと日本を出てマウイ島のカレッジに入って新たな人生を歩き始めた私でした。そこで和歌うたを作るようになって帰ってきたのですが、日本で再出発をするときに、よし！昔のコネクションを頼らずに新たな道を切り開こう！と決心して、

自宅があった自由が丘のマリークレール通りの遊歩道でまずはストリートミュージッシャンとしてデビューしようとギターを持って出かけました。

 

そのとき、なぜ彼と連絡を取ったのか覚えていませんが、彼が見にきてくれました。

 

自由が丘の南口。春には桜が咲き、若いおしゃれな女性たちが行き交っているその場所で、私はギターを弾きながら歌い始めました。それが本当に私の日本に帰ってきて歌う始まりの一歩です。

 

その時ホッピーがちょっと離れたベンチに座って、寒空の中で耳を傾けてくれていました。そして風が吹いてわたしの譜面が飛ばされそうになったら、さっと近くの楽器店に行って、赤い譜面台を買ってきてそれを立ててくれました。

 

元有名アイドルだったネネの新たなミュージッシャンとしての覚悟を、彼が祝福してくれたのだと思っています。

 

家に帰ってみると、まだ生きていた母は、お願いだから自由が丘では歌わないでくれと泣きました。彼女にとっては昔スターだった自分の娘が５０歳にもなって近所付き合いのある地元の自由が丘で路上音楽をするのを見るのは忍びなかったのでしょう。

 

そうして始まった私の再出発、今やっとここまで歩いてきてその時のホッピーの支えと祝福が、大きな実りとなって百人一首のアルバムになります。ありがとうね　ホッピー！！

 

ホッピー神山さんからの応援メッセージパート2です！