築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 2枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 3枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 4枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 5枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 2枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 3枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 4枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 5枚目

支援総額

3,030,000

目標金額 10,000,000円

支援者
120人
募集終了日
2024年7月25日

    https://readyfor.jp/projects/PR45_STAY_BANK_SANRIKU?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2024年07月03日 16:47

チラシ|田老編を制作し、宮古市内にチラシを設置しました。

15分ルール発祥の田老1号陸閘扉体を後世に遺す。

2拠点にする意図

三陸は広い。八戸~気仙沼まで300kmある海岸線の中央部100km区間・大船渡⇔田老に仮眠と食事の補給拠点をつくると、北に100kmで洋野町まで、南に100kmで南三陸・石巻まで三陸全体を一つのテーマで周遊できると考えています。

 

2拠点の大船渡は伊達藩、宮古は南部藩と歴史文化に大きく違いがあり、大船渡拠点の整備を告知するチラシを使って、田老でご支援を求めるのはどうしても違う、と感じていました。そこで、田老編のチラシを新たに制作し、設置を開始しました。2拠点であることは言う必要があるので、裏面はレイアウト変更のみに留めました。

 

これまでご一緒した田老の皆さんに協力して欲しくても、地域一帯が大きく被害を受けている中でお金の話は想像以上に難しく、まして過疎の漁師町でコロナ禍後の年金暮らしなどの理由で苦戦しています。

 

チラシデザイン

田老編チラシ

田老拠点では、田老防潮堤の海側に、5.2m×5.6m×5tの巨大な扉体、「田老1号陸閘扉体」を民間で現地保存します。この扉体は、田老の消防団員が3.11の津波から町を守るため、海側から人力で最後に閉めて脱出した「15分ルール」発祥の扉です。

 

田老1号陸閘扉体と15分ルール

田老昭和避難訓練

 

左上の写真は昭和30年代の避難訓練の様子、右上は35年以降と言われていますが、扉が木から鉄に変わり、浸水でフロートが浮くことでエンジンが作動して閉鎖する仕組みでしたが、誤作動が多く習慣的に解除していたため、3.11の津波襲来字には、左の写真と同様に時間と闘いながら海側から人力で閉めることとなり、15分ルールの教訓が生まれました。

 

15分ルールとは
消防団活動のうち水門閉鎖において、一番遠い水門から高台までの避難には4分30秒かかることから、地震発生から津波到達までの所要時間20分から避難時間5分(4分30秒+余裕時間30秒)を差引いた「15分間」を活動可能時間とした団員ルールです。 

 

震災後の経過
災害復旧に伴う周辺地盤の嵩上げでこの扉体は用を為さなくなり、防潮堤に空いた洞門をコンクリートで塞いで町を守り、扉は撤去後に廃棄処分となりました。当時、国道と防潮堤の交差部を取材していたPR45は扉体保存の署名を添えた要望書を県に提出し、県との間で協議を行ってきました。

 

民間に譲渡されない場合
民間で資金調達できず、県から譲渡を受けられない場合、鉄くずにスクラップされ、有価物として換金処分されることとなります。しかし見積上、県発注の処分費が換金率を上回ることから、民間への譲渡協議中となっています。

 

扉体の活用

PR45の活動では、この扉体を防災のシンボルとして活用します。トレイルの集合場所や待ち合わせ場所、いろいろな使い方をするのは、そこに居合わせた人々の自由です。

 

扉体保存からの展開

また、この扉体と併せ、宮古市管理の別の水門1喜について、防潮堤停滞内の埋設保存を要望して残しました。また、その他8か所の痕跡を市・県と情報共有し、「防浪堤」と旧街区痕跡計10か所を併せて「田老土木遺産」として現地に史料保存することを目指しています。

 

昨年、これらを巡り歩く「土木遺産ガイド」を試行した結果、平均1時間半程度、田老観光の滞在時間を増やし、周辺のジオサイトや商行施設への誘導も可能となりました。

 

田老編チラシ設置場所

チラシ田老-1みやこシネマリーン / 浄土ヶ浜ビジターセンター / 道の駅 たろう-1

 

チラシ田老-2道の駅 たろう-2 / 道の駅 たろう-3 / 道の駅 たろう-4 / 

 

チラシ田老-3田老漁港乾燥場 / 潮里ステーション / ファミリーマート宮古田老三丁目店

 

チラシ田老-4

グリーンピア三陸宮古 / 道の駅 なあど / 道の駅 仙人峠

 

チラシ田老-5とれたろう / とれたろう

 

田老-6

津田時計写真店 / 田中菓子舗

リターン

5,000+システム利用料


[ご寄付] 5,000円

[ご寄付] 5,000円

日本のコンクリート建築黎明期の建物と史料の保存にご賛同頂きありがとうございます。

記念品不要の方向けのプランです。最大限有効に活用させていただきます。

●WEB上で進捗をご報告します。

申込数
34
在庫数
466
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


[史料活用] 被災ピアノで試弾権

[史料活用] 被災ピアノで試弾権

被災ピアノってどんな音?潮に捲かれたり、津波の底を這ったり、重機にかまれたり。正しい音階を持たないけれど、触れた指先からきっと津波のイメージを伝えてくれます。

●被災ピアノを弾く権利 [有効期限:1年]
●当日入館料無料
●珈琲と焼菓子付き

公開場所:STAY BANK SANRIKU 震災痕跡史料館
受付方法:フロントで権利証をご提示ください。
開館時間:11:00-16;00 [要予約] 開館日不定期
参考URL:https://pr45.mystrikingly.com/piano

資料館の利用状況により、試弾できないときは、期限内は何度でも振替可能です。

申込数
4
在庫数
96
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


[ご寄付] 5,000円

[ご寄付] 5,000円

日本のコンクリート建築黎明期の建物と史料の保存にご賛同頂きありがとうございます。

記念品不要の方向けのプランです。最大限有効に活用させていただきます。

●WEB上で進捗をご報告します。

申込数
34
在庫数
466
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


[史料活用] 被災ピアノで試弾権

[史料活用] 被災ピアノで試弾権

被災ピアノってどんな音?潮に捲かれたり、津波の底を這ったり、重機にかまれたり。正しい音階を持たないけれど、触れた指先からきっと津波のイメージを伝えてくれます。

●被災ピアノを弾く権利 [有効期限:1年]
●当日入館料無料
●珈琲と焼菓子付き

公開場所:STAY BANK SANRIKU 震災痕跡史料館
受付方法:フロントで権利証をご提示ください。
開館時間:11:00-16;00 [要予約] 開館日不定期
参考URL:https://pr45.mystrikingly.com/piano

資料館の利用状況により、試弾できないときは、期限内は何度でも振替可能です。

申込数
4
在庫数
96
発送完了予定月
2024年10月
1 ~ 1/ 25

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る