築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 2枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 3枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 4枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 5枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 2枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 3枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 4枚目
築100年の銀行で、2拠点型震災痕跡史料館・大船渡拠点をつくる。 5枚目

支援総額

3,030,000

目標金額 10,000,000円

支援者
120人
募集終了日
2024年7月25日

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2025年03月31日 18:05

お知らせ 整備の近況と商品開発、リターンの変更・遅延について

ご挨拶

ご支援頂きました皆様、本日でこちらのWEB上でお会いする最終日となりました。改めまして、三陸被災地に現物を置く「民間の震災史料館」をつくるプロジェクトへのご支援に感謝申し上げます。

 

大船渡では大規模な山林火災が発生し、皆さまから応援や心配の声を頂いておりました。史料館となる旧気仙銀行の立地する商店街は影響のない場所でしたので、どうぞご安心ください。

 

工事資金をつくるために県外のホテルで調理師として勤務していた折、ネットニュースで山林火災延焼拡大のことを知り、急遽大船渡に戻って飲食店組合が行う炊出し部隊に参加し、山林火災の現場で3.11を迎えました。冬場の乾燥した強風で飛び火した火災現場、津波と火災の多重災害、考えることが山ほどありますが、出来ることから進めていきます。

 

以下、この投稿では、募集終了後の活動とリターンの一部変更・一部遅延についてお知らせ致します。

進捗状況

私は、ラウドファンディング終了後より現在まで、史料館の工事発注に係る資金を継続して調達中です。決して諦めていません。皆さまから頂いた支援金と同額程度の自己資金を自力でつくるため、自己を活かせる職場に出向き、仕事に励んでいます。

 

本プロジェクトでは当初1000万円の調達目標を掲げ、史料館・飲食店・簡易宿泊所の整備を目指しておりましたが、水回り関連整備費に範囲を限っても工事発注には至らず、簡易宿泊業から民泊業に変更してスタートすることを決めました。また、3つの用途の複合施設の完全な整備後にオープンすることは断念し、各機能を段階的に公開することにしました。この措置は旅館業と民泊業の規定の違いにより整備する水回りの規模に影響するためで、実現可能なところからスタートし、同じゴールに辿り着くまで活動を続けます。

 

そのためにまず、最初に飲食店を先行オープンし、次に宿泊者を受け入れるために民泊業をオープン、二つの軸で収益確保を進めながら同時進行で震災史料群の維持管理を行う方針へ、どうしても変更が必要となりました。

 

その際、民泊業の規定で営業日数が180日以内と規定されていることから、営業開始後は年間通しての公開とはできないため、年間半分の日数で史料館を公開し、あと半分の日数で個人としての仕事で資金をつくり、施設整備を行うこととします。

 

朝市について

「木町朝市」は当時の管理者が外部からの流入や、遠方からの出店を望まないことが話し合いで理解できましたので、市場への出店やリターン提供を行わないことにしました。楽しみにしてくださった方、本当に申し訳ありません。後述する別のリターンをご用意しましたので、ぜひご参加頂けたらと思います。

私個人は2年前に朝市の会員となり、朝市の存続や活性化の一翼を担いたいと考えていましたが、クラウドファンディング以降、古くからの会員の多くが現状のまま過ごすことを望んでいました。

この件についてはこの先、管理者や市場の状況が変わって、協業や協力し合える状況になったときに、また改めて検討したいと思います。

施設整備

現段階で、旧銀行内に水回りを造れない替わりに、商店街を挟んだ向かいに建つ老舗蕎麦屋「旧保原屋本店」(昭和5年築)の厨房を賃貸して営業許可を取得し、旧銀行では臨時営業許可を取得しました。併せて旧銀行で珈琲加工の営業届を提出しました。これにより「STAY BANKCAFE」として、旧銀行と旧蕎麦屋、2つの歴史的建造を活用した珈琲焙煎所とカフェ営業が可能となりました。

「旧保原屋本店」での営業可能日は今年8月までの期間限定ですが、空き店舗活用の方法をいろいろ試せる貴重なチャンスです。将来飲食店開業を目指す人のテストキッチンやマルシェなど、周囲に声掛けしながら地域のニーズに応えられるキッチンを目指したいと考えています。

 

旧銀行の整備では、飲食店開業に必要なカウンター・ショーケース・調理台などの店舗什器の購入時にさまの支援金の一部を活用させて頂きました。築100年という時代に合った重機を配置するため、アンティーク・中古機器のオークションサイトを活用し、1/10~1/3以下の価格で入札し、成果を上げています。こうした時代家具も見所となることを願っています。

 

リターンの一部変更について

【その1】

下記のプランでご支援頂いた方で、旧銀行併設カフェのオープンをお待ち頂く方全員に自家焙煎珈琲30g(2~3杯分)を送付します。良質な豆を選別し、築100年の銀行の屋上で天日と風に晒して焙煎した珈琲をお楽しみください。

 

「被災ピアノで試弾権」「ナイトミュージアム参加権」「田老土木遺産ガイド参加権」「桜満開の屋上貸切権」「入館チケット カフェ利用プラン」でご支援頂いた方全員に、自家焙煎珈琲豆と各リターンに応じたチケットを同封します。

【その2】

 「朝市出店権」でご支援頂いた方には、営業許可を取得した「旧保原屋本店」でのマルシェの出店にご招待します。 

 リターン発送について

同封するものの食品開発を進めています。

昨年末、リターンに応じた一部の方にご試食頂きたく、秋に就業先の南会津の山から吹き下ろす風に晒して試作し、大船渡の旧銀行の屋上で天日に干して完成させたレアに近いシャインマスカットのドライフルーツをお送りしておりました。この製品は、いくつかのカフェイベントの出店時に珈琲のお供として販売しました。その後、他の皆さまにもご賞味頂こうと鮮度管理していましたが、次の就業先が新潟県の南魚沼郡の豪雪地帯で警報級の降雪と相性が悪く、出来上がりに納得できず全数破棄することとなり、お送りすることができませんでした。

 

この商品でネット販売の準備も進めておりましたが、サイトの公開を後ろ倒しすることにもなりました。大変残念な思いをしましたがフードドライヤーでは出せない、自然が創り出す独特の風味があるのです。

 

また冬場には、山林火災が拡大するほどの乾燥強風が吹く地域であることは、地場産の果実や食材の自然乾燥に適した土地であることを、不謹慎ながらも改めて実感しました。マスカットは旬を過ぎてしまいましたが、今後はカフェでの提供だけではなく、ネット販売の準備も進めます。

 

【その1】【その2】とも、チケットと珈琲豆は、焙煎の出来高により本日以降順次発送手配します。但し、体験型のリターンは各施設機能の整備完了後に遅延します。飲食店の仮営業は4月末以降、屋上の桜花見は来年春(カフェは利用可)、宿泊部門の一部は10月以降の予定です。

 

こちらのページに書ききれないことは、頂い個別のメールアドレスにご連絡させて頂きます。メールが届きましたら、ご確認よろしくお願いします。

 

宿泊用のアメニティ開発を進めています。

大船渡の特産の「椿」と「北限のゆず」の石鹸を作っています。大船渡出身の方が運営する青森の石鹸工房を訪れ、使いたい素材を持ち込んで打合せを行いました。大船渡で自生する椿は夏には花をつけず、冬の旬の柚子果皮と同時期に製造に入れるのは今この時期だけ。夏から待って香料を自らブレンドし色を指定した石鹸ができ上るのはGW過ぎの予定、楽しみです。石鹸は乾燥に4週間程度要するとのことで、試作を経て宿泊者にお使いいただける1泊~2泊の滞在にちょうど良いサイズの石鹸、三陸の旅のお供に手に取って頂けるよう、現在は試作段階です。

 

今後の活動報告は、Facebookやwebサイトで行うこととなりますが、引き続き見守って頂けますと幸いです。では、皆さま、また実際にお会いするときまでお元気で。ありがとうございました。

 

リターン

5,000+システム利用料


[ご寄付] 5,000円

[ご寄付] 5,000円

日本のコンクリート建築黎明期の建物と史料の保存にご賛同頂きありがとうございます。

記念品不要の方向けのプランです。最大限有効に活用させていただきます。

●WEB上で進捗をご報告します。

申込数
34
在庫数
466
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


[史料活用] 被災ピアノで試弾権

[史料活用] 被災ピアノで試弾権

被災ピアノってどんな音?潮に捲かれたり、津波の底を這ったり、重機にかまれたり。正しい音階を持たないけれど、触れた指先からきっと津波のイメージを伝えてくれます。

●被災ピアノを弾く権利 [有効期限:1年]
●当日入館料無料
●珈琲と焼菓子付き

公開場所:STAY BANK SANRIKU 震災痕跡史料館
受付方法:フロントで権利証をご提示ください。
開館時間:11:00-16;00 [要予約] 開館日不定期
参考URL:https://pr45.mystrikingly.com/piano

資料館の利用状況により、試弾できないときは、期限内は何度でも振替可能です。

申込数
4
在庫数
96
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


[ご寄付] 5,000円

[ご寄付] 5,000円

日本のコンクリート建築黎明期の建物と史料の保存にご賛同頂きありがとうございます。

記念品不要の方向けのプランです。最大限有効に活用させていただきます。

●WEB上で進捗をご報告します。

申込数
34
在庫数
466
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


[史料活用] 被災ピアノで試弾権

[史料活用] 被災ピアノで試弾権

被災ピアノってどんな音?潮に捲かれたり、津波の底を這ったり、重機にかまれたり。正しい音階を持たないけれど、触れた指先からきっと津波のイメージを伝えてくれます。

●被災ピアノを弾く権利 [有効期限:1年]
●当日入館料無料
●珈琲と焼菓子付き

公開場所:STAY BANK SANRIKU 震災痕跡史料館
受付方法:フロントで権利証をご提示ください。
開館時間:11:00-16;00 [要予約] 開館日不定期
参考URL:https://pr45.mystrikingly.com/piano

資料館の利用状況により、試弾できないときは、期限内は何度でも振替可能です。

申込数
4
在庫数
96
発送完了予定月
2024年10月
1 ~ 1/ 25


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