メッセージリレー #9『青い鳥動物愛護会スタッフ：濱口芳美』

青い鳥動物愛護会の関係者に動物愛護への想いを語っていただく、メッセージリレー！

第9回目は、青い鳥動物愛護会スタッフ(犬シェルター責任者)の濱口芳美さんです。

 

Q.動物愛護活動を始めたきっかけは？

濱口：以前から動物愛護活動については気になっていて。いつか私も活動に携わりたいという想いを持ち続けていました。そんなときに新聞で青い鳥動物愛護会の譲渡会の記事を発見！防府市にこんな団体があることを知ってとても嬉しい気持ちになりました。これが青い鳥を知ったきっかけですね。「私もいつか活動に携われたら…！」という気持ちがどんどん膨らみましたが、その時点では陰ながら青い鳥のことを「頑張ってください」と応援していました。

そして少し余裕ができたある日、たまたま入ったお店で青い鳥のパンフレットを見つけたんです。これは、電話するしかない！すぐに電話しました。電話では「手が足りないから明日からきて！」と。シェルターでのお手伝い…何がいるんだろう！？その足で、長靴を買いに行ったのを覚えています。次の日から私のボランティア活動がスタート。今はスタッフとして、犬シェルターの責任者として、青い鳥で活動しています。

 

 

Q.青い鳥の自慢できるところはどこでしょうか？

濱口：一番に言えるのは、ボランティアさんに恵まれているということですね。預かりボランティアさん、お散歩ボランティアさん、シェルターのシフトに入っていただいているボランティアさん。その中でも特に預かりボランティアさん！生後数日の子猫、子犬を預かって、夜中もミルクをあげていただけるなんて。とても私たちにはできません。このような方たちのおかげで、なんとか小さな命をつなぐことができています。

もちろん、決して経験や知識は豊富ではありませんが、スタッフもみんな愛情を持って犬や猫と向き合っています。一匹でも多く元気に過ごせるように、また里親様とのご縁があるように、日々みんなで力を合わせて頑張っています！

 

Q.動物愛護や青い鳥の活動についての想いを教えてください。

濱口：青い鳥では保健所にいる収容期限がきた犬や猫を引き出しています。あるとき7か月くらいの犬を引き出しに行ったら、保健所の方から、「この子は里親希望のお話があります。電話をしてみてください。」と言われたんです。帰り道に早速電話をしてみたら、なんと、長野県の方。「必ず迎えに行きます！」と言われましたが、心のどこかで「本当に長野から来てくれるの…？」と思っていました。

その後、その子の様子を写真や動画で送り、メッセージのやりとりをして、ついにトライアルが決まりました。トライアル出発の日は長野県からご家族みんなでお迎えに来てくださって嬉しかったです。まだあまり人間に馴れていない子だったので、トライアルが始まって最初は大変だったと思います。

 

 

しかし里親さんからは日々、「今はこんな様子です。」「こんなことができるようになりました！」と報告が届き、そのたびに嬉しくて涙が出そうでした。そして先日はとうとう、お散歩にも行けるようになったと報告がありました。

さらにありがたいことに、今度は2匹目を家族に迎えたいと、再び長野県から来られました。今では2匹仲良くケンカしながらもにぎやかに過ごしているようです。長くなりましたが、こんな素敵なご縁を励みに日々頑張っています。

 

1匹でも、世の中の不幸な動物が減りますように。

私たちにできることには限りはありますが、やれることを精一杯、頑張ります！