
支援総額
目標金額 200,000円
- 支援者
- 35人
- 募集終了日
- 2013年4月14日
取材記4_対談
即身仏に興味を持つ大垣さんが今回対談相手に選んだのは、
即身仏の研究者であり、民俗学者・写真家の内藤正敏さん。

内藤さんは、学生時代には化学を学び
化学反応を取り入れた写真作品を制作していたとのこと。
そして25歳の時に即身仏と出会い
以来、東北地方の民間信仰や民俗にどっぷりとはまって、
民俗学者、写真家として、数々の書籍、写真集を刊行してきました。
こちらは、死者の霊を呼ぶ口寄せ巫女を撮った「婆バクハツ!」より。
内藤さんの被写体は、目の前の人物から風景まで拡大してゆき、
光が届くかどうか分からない闇にむけてフラッシュを焚き、
浮かび上がるものをとらえ続けてきました。


「日本文化は3つぐらいの目ん玉を
持ってないと解読できないです。」と内藤さん。
そして、大垣さんの作品には、
全然違う話を想像力でつないでいく面白さ、
その重層性を解読する面白さがあると。
無数のビーズで覆われた宮型霊柩車
「before the beginning -after the end#2-」に対して、
世界が映りこんだミクロコスモスが集まって、
まるで、華厳経の世界のように、
「生」と「死」のマクロコスモスを形成していると内藤さん。
地球生命35億年、宇宙、修験道、即身仏といった
独特の世界観とリンクさせながら、大垣さんの作品を解読していきます。

今回の対談で印象的だったのは、
「生からは死は視えないが、死からは生の本質がよく視えるんですよね。」
という内藤さんの言葉。
誰もが経験したことのない死の世界は、
どういうものなのか検討もつかない
私たちにとっては、まっくらな闇のような世界。
即身仏には、死へと境界をまたいでいった想像を絶する時間を
集積させたような圧倒的な存在感があります。
大垣さんは、即身仏に憧れながらも、
即身仏の強さを目指しているわけではない。
「作品を通じて、作品を見る人と同じ生の側から、
生と死を描いて行きたい」と。
死という闇の世界を生の側から凝視し続け、
生の本質を具現化しようと試みる二人の
知識と好奇心あふれる対談です。

リターン
1,500円+システム利用料
WHO大垣美穂子号 + サンクスカード
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
WHO4巻セット(大垣美穂子号・黒沼真由美号・和田昌宏号・原高史号)+ サンクスカード
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 243
1,500円+システム利用料
WHO大垣美穂子号 + サンクスカード
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
WHO4巻セット(大垣美穂子号・黒沼真由美号・和田昌宏号・原高史号)+ サンクスカード
- 申込数
- 7
- 在庫数
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