第3弾!世界のクマ研究最前線 地球の未来をクマの生態から読み解く
第3弾!世界のクマ研究最前線 地球の未来をクマの生態から読み解く 2枚目
第3弾!世界のクマ研究最前線 地球の未来をクマの生態から読み解く 3枚目
第3弾!世界のクマ研究最前線 地球の未来をクマの生態から読み解く 4枚目
第3弾!世界のクマ研究最前線 地球の未来をクマの生態から読み解く
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第3弾!世界のクマ研究最前線 地球の未来をクマの生態から読み解く 4枚目

寄付総額

7,011,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
469人
募集終了日
2025年4月18日

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2025年03月10日 09:00

応援メッセージのご紹介

応援メッセージのご紹介

 小菅 正夫 様

(札幌市環境局 参与(円山動物園担当))

 

 

坪田先生には、さまざまなことを教えていただいております。ネパールのチトワン国立公園にインドサイを観に行く際にも現地の研究者を紹介していただき、素晴らしい観察ができました。クマ類の繁殖についても教えて貰っています。

 

クマは、身近でよく知られている動物ですが、一般的には恐怖感を持って臨んでしまいがちです。クマの行動原理が解明されれば、効果的な安全対策も打てる可能性がでてきますので、クマの実態を解明し、保全対策を組み立てることが肝要かと思います。本研究によって、人かクマかではなくお互いが共存共生ができるようになることを願っております。
 

冬眠の研究にも取り組まれるそうですが、円山動物園でもヒグマとヒマラヤグマで飼育下冬眠を目指して基礎的な研究を始めております。ヒグマではある程度の嗜眠傾向が見られていますが、まだ本格的な冬眠には到っておりません。今回のテーマの一つである冬眠生理の研究を期待しております。

 

522万人もの人が暮らす北海道※10の地で、12,000頭近いヒグマが生息している※11ことは、誇るべきことだと思います。みんなで智恵を集めて、この状態を保っていければと思います。

※10 参照:https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/4/8/5/1/3/4/8/_/2020kekkanogaiyou1.pdf

※11 参照:北海道ヒグマ管理計画(第2期)概要版 (PDF 331KB)

 山中 正実 様

(公益財団法人 知床財団 特別研究員)

 

 

1988年、知床財団が知床半島のヒグマの調査研究を開始した時から坪田さんにはずっと支援していただいてきました。遠方から飛行機を乗り継いで、フライングドクターよろしく駆けつけてくださり、ヒグマの麻酔など手伝っていただきました。2010年から始まった北大獣医学部野生動物学教室との共同研究では、調査地域内の大半のヒグマの血縁関係を明らかにするという画期的な成果により、ヒグマの生態の新たな側面を明らかにすることができました。今も坪田研究室との密接な連携が続いています。


世界のクマ類の中には、人との関わりの中で生息数が減少したり、生息環境が悪化して生存が危ういものも見られます。一方、ヒトの営みとの間で大きな軋轢が生じて、早急な対策が求められている地域もあります。この度の研究テーマの推進によって、ヒトとクマが共に生きることができる人間社会と地球環境に近づけていくことが期待されます。
 

ヒグマは北海道の自然を象徴する野生生物であり、先住民アイヌ民族の時代から山の神「キムンカムイ」として畏敬されてきました。今、ヒグマと地域の人の暮らしの間の軋轢が拡大して、社会問題化しつつある現状もあります。


北海道の科学研究をリードする北海道大学ですが、残念なことにヒグマについて継続的に研究することができる学科は獣医学部しかありません。獣医学の視点だけにとらわれることなく、幅広くキムンカムイの生き様を明らかにし、ヒトとヒグマが北の大地で共に生きて行く知恵を見出してください。それは世界のクマ類が置かれている諸問題を解決する道を開拓することにもつながるでしょう。


時にヒトとクマはぶつかり合い、悲しい事故が発生することもありますが、ヒトもヒグマ・ツキノワグマも、太古から日本の自然の中に生きてきました。それは多様で豊かな日本の自然の価値です。深い森の中にこの雄大な生き物が息づいていることを想像できることは、素敵なことだと思います。この生き物に興味のある方は、このクラウドファンディングを通じて彼らの暮らしに少しでも触れてみられませんか?

 山﨑 晃司 様

(東京農業大学地域環境科学部 森林総合科学科 教授)

 

 

坪田先生との出会いは、1990年代に遡ります。その後、クマ類研究に関する情報交換をはじめ、特にツキノワグマの行動生態に関する共同研究を日光足尾山地や奥多摩山地で継続してきました。坪田先生は、成果を着実に、そして遅滞なく発信される点で信頼できる共同研究者です。


コロナ禍の中、クマ類に関する国際的な保全や研究の交流は久しく中断を余儀なくされました。状況が改善され、再び世界のクマ類をターゲットとした保全活動が再開されることは嬉しい限りです。ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ナマケグマは複数の国にまたがる分布域を構えており、今回の活動はこれら4種の横断的な保全活動を実現するだけではなく、孤立しがちな各国のクマ類研究者をつなぐことも期待できます。特にネパールの研究者にとっては朗報でしょう。
 

北大獣医学部が、今回の活動を推進する中で、各国をつなぐネットワークのハブとして機能されることに大きな期待を寄せています。これまでの保全や研究に関する豊富な国際的活動の実績は、この点に関して最適な立場にあることを示しています。

 

今回の保全対象となる4種の生態や生理に関する情報は、まだまだ蓄積されていません。ぜひクラウドファンディングへのご協力をお願いいたします。成果は、一般の方にもわかる形で還元されることと思います。

| 大竹 英洋 様

(フリーランス・写真家)

 

 

坪田先生とはホッキョクグマ研究で知られるAndrew Derocher教授と共に、2014年に神戸で開催された気候変動と北極圏にまつわるシンポジウムでの講演者として声をかけていただいてからのご縁です。その時、パネリストの皆さまの研究対象への情熱と愛情に深く感動し、以来親しく交流させていただいております。

 

写真家として未知のフィールドで野生動物の撮影をする際、研究者にアドバイスを伺うことはよくあります。実際にフィールドに出て調査をしている方の知識と経験ほど貴重なものはないからです。しかし同時に、その研究には膨大な時間と地道なデータ収集の努力、そして、それらを支える資金が必要なことも近くで感じてきました。このプロジェクトが、次世代の研究者にとっても希望をもたらすものであることを切に願っています。

 

日本でもクマとの事故がニュースで報じられるたびに、胸が痛みます。恐れは無知に由来することが多々あり、クマとはどのような生物であるのかを正確に知ることが、共生の道を探る上でまずは大切だろうと思います。今回のテーマでは専門的な研究のみならず、その成果を広く一般に伝える重要性にも触れられており、その点でも期待しています。
 

近代以降、オオカミとカワウソを失った日本。それでも人間は生き続けていますが、果たして真に豊かな自然環境の中で暮らしていると言えるのでしょうか? クマのいない世界にしないために、自分たちに何ができるのか、僕もこの機会に考えたいと思います。

| 大沼 学 様

(国立研究開発法人国立環境研究所 生物多様性領域/主幹研究員)

 


私自身、少なからずクマと関わってきましたので、坪田先生がクマの研究を推進するため、クラウドファンディングに再度挑戦すると聞き、応援させていただきたいと思いました。

 

私は、大学を卒業してからすぐに知床国立公園においてヒグマ調査に従事しました。また、マレーグマの繁殖や遺伝に関する研究で学位を取得しています。国立環境研究所においては四国のツキノワグマの保全にも関わる機会を得ました。最近ではジャイアントパンダの培養細胞保存活動を支援させていただきました。このような経験を通して、坪田先生が今回のプロジェクトの趣旨の中で述べられているように、クマ類を含む野生動物の研究は短期間で成果を上げられるものではなく、長期的に継続することが重要であることを痛感しています。継続的な研究を実施することで、クマたちの生活を理解できれば、クマとのさまざまな軋轢を減らすことができるはずです。

 

また、ナマケグマの研究者は少なく、生息状況や生理学的特徴の多くが不明です。このことが、この種の存続を危機的なものにしています。あなたのご寄附がクマと人との関係を良いものにする第一歩になります。今すぐクラウドファンディングに参加し、坪田先生の研究を支援しましょう!

| 田中 純平 様

特定非営利活動法人ピッキオ/クマ保護管理部、ベアドッグ育成担当

 

 

坪田先生には、私が活動する長野県軽井沢町で2006年に開催された国際クマ会議の準備段階から大変お世話になり、その後はツキノワグマの不動化(麻酔)やマダニ媒介性感染症の共同研究などで交流が続いております。坪田先生は40年以上、日本のヒグマやツキノワグマはもちろん、世界のクマ研究者ともネットワークを構築しながら、これまで地道にクマ類の生理・生態研究、普及活動を続けてこられた私も尊敬するクマ研究者のお一人です。


昨年、秋田や岩手など東北地方を中心に各地でクマによる人身被害が多発したことで、クマは大きな社会問題となり、人々から猛獣のレッテルを貼られ排除(捕殺)の対象になりつつあります。もちろん人命第一ですので、人が傷つく前にクマを排除するのは世の常かもしれません。しかし、私が四半世紀の間、200頭以上のツキノワグマの行動を調べ、そこから見えてきたのは「猛獣」ではなく、私たち人間によって行われた針葉樹の拡大造林で棲みづらくなっている奥山と、森林化が進む里山、境界線が不明瞭になってきた里地の間で、それでも人目を気にしながら謙虚に、懸命に生きている姿でした。


私たち人間は、産業革命以降、利便性や豊かさを追い求めて、自然環境を破壊し続けてきましたが1992年に開催された地球サミット(環境と開発に関する国際会議)を皮切りに気候変動や生物多様性などが叫ばれ、世間でも自然保護や生態系保全の考えが浸透し始めています。とは言え、可愛い小鳥や動物なら誰でもその存在を受け入れてくれますが、クマのような人間にとって害がある生き物の場合、私たちは真正面から向き合わず、事の本質から目を背け、短絡的な方法(排除)で対処しようとしがちです。
 

しかしながら、クマも生態系の重要な構成要素です。クマを含めた野生鳥獣たちは木の実を食べて糞とともに種子をまくことで、私たちにとって必要不可欠な森林を維持することにも大きく貢献しています。私たちも自然や生き物に対して、もう少し目を向け、その成り立ちや生き様を正しく理解し、一人一人が謙虚さを持ちながら行動していく必要があるのではないでしょうか。


そういう意味でも、今回のプロジェクトは、私たちが地球規模での環境改変や人間活動により絶滅に瀕するクマ類の現状や、クマという生き物を正しく知り、そして正しくふる舞うためのきっかけになるはずです。また、ひいてはこの一つしかない地球環境を生き物たちと私たちがシェアしていくために必要な多くの気づきをもたらしてくれると信じています。


ぜひとも北海道大学獣医学研究院、及びこれからの先鋭的な研究を担っていってくれる若手研究者の方々に温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

| 木下 こづえ 様

京都大学 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授

 

 

 

2011年、私が神戸大学の大学院生だった頃、ネパールで開催された学会で初めて坪田先生とお会いしました。あれから14年…この間に北海道大学からたくさんのネパール人の野生動物研究者が誕生しました。

 

私は大型ネコ科動物であるユキヒョウの研究でネパールに通っていますが、ネパールで野生動物関連の機関に行くと、たいていの方が「Are you Japanese? So do you know Prof. Tsubota?(あなた日本人?じゃあ、坪田先生を知っている?)」と聞いてきます。そのたびに、皆さんから、北海道大学がネパールに貢献してきたお話をたくさん紹介してくださいます。坪田先生は、クマ(だけでなく他種も含め)の研究を通して、日本とネパールの友好関係を築いてこられた偉大な研究者・教育者であり、私の目指すべきロールモデルとなっています。 

 

近年、世界的に多くの大型野生動物種で人や農作物を襲撃する例が増えています。それは、指定管理動物だけでなく絶滅に瀕する動物も含まれます。その対策を講じるためには、相手(野生動物)の情報が必要不可欠ですが、どの動物種もまだまだ知見が足りていないのが現状です。クマも含め、大型野生動物の研究は、ひとつのことを明らかにするのにとても長い年月を要します。そのため、短期的な研究成果が求められやすい昨今、国内外を見ても大型野生動物の研究者は比較的少ないのが現状です。そのような状況の中で、国内外でクマ研究者を育ててこられた坪田先生は、並々ならぬ努力をされてきたことと思います。そのひとつとして、今回のクラウドファンディングの挑戦もあると察しております。 

 

本クラウドファンディングで得られる知見も、人とクマの共存・共生のために、そして他国との友好関係の深化に役立てられることを期待しています!

ギフト

3,000+システム利用料


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【個人向け】3,000円コース

<返礼内容>
・お礼のメール 
・活動報告レポート(2026年3月)

上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
<北大フロンティア基金からのギフト>
・寄附金領収書 ※
・北大フロンティア基金からの御礼( https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/ )
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2025年6月10日の日付となります。

申込数
216
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


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【個人向け】10,000円コース

<返礼内容>
・お礼のメール 
・活動報告レポート(2026年3月)
・ステッカー
・クマの画像
・オンラインサイエンスカフェ
※2025年12月頃に実施予定/日程等詳細は1ヶ月前までにご連絡予定

上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
<北大フロンティア基金からのギフト>
・寄附金領収書 ※
・北大フロンティア基金からの御礼( https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/ )
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2025年6月10日の日付となります。

申込数
226
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発送完了予定月
2026年3月

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・北大フロンティア基金からの御礼( https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/ )
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