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北九州市にペット防災拠点を!災害から命を守る仕組みづくり

北九州市にペット防災拠点を!災害から命を守る仕組みづくり
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支援総額

332,000

目標金額 2,500,000円

支援者
32人
募集終了日
2025年11月10日

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プロジェクト本文

 

はじめに

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人 ALL OKと申します。

 

福岡県北九州市を拠点に「ペット防災」「ワンヘルス」の啓発を中心に2020年より活動を行っております。正会員10名、賛助会員20名ほどのボランティア団体です。HP

「ペットの命を守れるのは飼い主だけ」

この言葉は、当たり前のように聞こえますが、災害という非日常を想像したとき、その重みを痛感しました。私たち人間は、災害時に助けを求めることができますが、ペットは飼い主なしでは生きていけません。

 

6匹の保護犬や保護猫と暮らす私にとって、彼らの命を預かる責任はとても大きなものです。この言葉がきっかけで、私は「自分の大切な家族」を守るために、「ペット防災」の活動を始めました。

 

「ペット防災」とは?

 

災害時に「ペットがいるから」という理由で避難を躊躇ったり、逃げ遅れたりすることの無いように日頃から「適正飼育」をしましょう、と飼い主に啓発を行う活動が「ペット防災」です。決して、災害時の動物救護ではありません。あくまで「飼い主」に向けての正しい知識の啓発なのです。

 

「ペット」と一言で言いましても、現代社会では「犬・猫・小鳥」だけが「ペット」ではありません。うさぎ・ハムスターなどの小動物、魚類・爬虫類などエキゾチックアニマルと称される様々なペットが家族として生活を共にしています。

 

「何から始めたらいいの?」

 

多くの飼い主さんが発する言葉です。もちろん、災害に備えての物の備蓄やしつけ、避難場所の確認など「自助」は必須です。しかし、活動する中で災害時に備えて特別なものを準備するだけではなく、日ごろから「適正飼育」を心掛けること、そして飼い主さんが地域コミュニティーの中で良好な人間関係で生活を送ることが、いざと言う時にペットを守れると言う大切なことに気づきました。

 

その後、日常と非日常の境目を取り払う「備えない防災(フェーズフリー) 」という考え方に出会い「ペット防災」の考えはまさに「フェーズフリー」が基本だとだとわかりました。

 

『ペットは家族』この当たり前の想いが、災害時にも尊重される社会を創るために、私たちは5年間、地道に「ペット防災」の啓発活動を続けてきました。

 

そして今、私たちは次のステージに進みます。行政や企業と連携し、北九州市に「災害時も平常時も使えるペット防災拠点」をつくる挑戦を始めます。

 

地域の小学校での防災訓練

 

防災バックの展示
防災バックの展示

 

ファンファン北九州2025年5月11日(日)発行

 

 

なぜ、このプロジェクトが今、必要なのか

 

北九州市は、災害が少ない「住みよい街」です。55年間この地で暮らす私自身もそう感じていたように、その安心感は、防災意識の低さという大きな課題を生み出しています。

 

私たちは、これまで5年間にわたり、飼い主さんや愛犬が楽しめるイベントを定期的に開催してきましたが、「ペット防災」の啓発内容になると、途端に関心が薄れ、反応が鈍くなるという現実に何度も直面しました。

 

しかし最近の災害は線状降水帯や災害級の猛暑など、人やペットの命を脅かす新たな危険が全国各地で増えています。内閣府防災情報は南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に70〜80%の確率で発生すると発表しています。

 

環境省が策定した「人とペットの災害対策ガイドライン」は「災害時の避難は、飼い主とペットが一緒に避難することを原則」としていますが現実はどうでしょうか?

 

北九州市の予定避難所は521箇所あり、ペット同行避難が可能な場所は457箇所。しかし、その7割近く(319箇所)は「屋外」にペットの避難場所が指定されています。災害時、「ペット」を屋外に置いて置けるでしょうか。

 

皆さんのお住まいの地域ではどうでしょうか?

 

この現状を変えるべく、NPO法人を立ち上げ行政や企業と連携を模索しましたが、ペット同行避難への受け入れ態勢は十分とは言えず、その意識の低さを痛感していました。

 

ところが今年に入り「防災アクション+ α」に参加させていただくこととなりました。「防災アクション+α」とは、北九州市小倉南区主催の官民連携による防災啓発活動ユニットです。2025年9月1日に北九州市小倉南区と「防災啓発調印式」を行いました。

 

行政・企業、そして私たちNPOが一緒に啓発活動をする中で今まで自分たちだけでやっていた時とは違い、多くのメディアに取り上げられ、企業・行政の方にも「ペット防災」について周知が広まっています。

 

そして今回「防災アクション+ α」のメンバーである九州鉄道機器製造株式会社様が「多目的テント」として開発していたものを南榮工業株式会社様のご協力を得て、常時でも使用できる「ペットシェルター」の開発研究をスタートします。

 

TV取材

 

 

このプロジェクトで実現したいこと

 

今回のプロジェクトでは、

 

1、多くの方に「ペット防災」の正しい知識を身につけてもらうこと

2、「ペットシェルター」の実証実験を協働で行い商品開発をすること

3、「防災アクション+α」の仕組みを体系化し全国に広めること

 

この3つを目的としています。

 

テントの骨組みは地元北九州市で創業100年を超える老舗メーカー、九州鉄道機器製造株式会社様の商品です。鉄道の分岐器やレール加工など、日本の鉄道インフラを支えているます。

 

鉄道の支保工技術を使い、究極の強度と耐久性を兼ね備えたテントの骨組みを実現しました。災害時には特殊なシートで覆い「ペットシェルター」として機能が果たせるかどうか実証実験を行います。

 

(以前より「多目的テント」として工場内に展示していた物を、今回「ペットシェルター」としての商品開発にご協力いただきます。)

 

そしてその特殊なシートは、パイプ車庫全国トップクラス、エクステリア・農業資材・トラック用品などを製造販売する他、災害ドローンなども手掛ける、宮崎県都城市のメーカー南榮工業株式会社様にお願いしました。

 

テクノミラーという素材で太陽熱を約80%反射、夏は涼しく、冬は暖かく保つ高遮熱シートを使用します。特に夏の暑さ冬の寒さに対し、外気温との差や、シェルター内でペットが快適に過ごせるかなどを専門家に立ち会っていただき検証します。

 

この実証実験を行うと同時に私たちNPO法人ALLOKが「ペット同行避難」も開催し、飼い主に向け正しい知識の啓発も行います。実証実験の結果をもとに、このペットシェルターが平時にも災害時にも市民のために役立つシェルターとして使用できるように改良、開発を行います。

 

そして実証実験を通して得られたデータや課題を分析し、ペットシェルターとして使用できる商品に仕上げると共に、この官民連携の啓発ユニット「防災アクション+α」で得た共助の仕組みを展開します。

 

そして、今回のプロジェクトで設置したシェルターは災害時だけのものではありません。平常時には、市民の皆さんが使用できる駐輪場や休憩所、そして定期的な同行避難訓練も開催する地域の交流拠点として活用します。

 

第1回目集合写真

防災アクション+α

 

このプロジェクトは、一時的な支援で終わるものではありません。私たちは、これらの活動を通じて、災害時でもペットの命が守られる持続可能な仕組みを北九州市から創造し、全国へ発信していきたいのです。

 

【資金使途】

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、下記のように活用させていただく予定です。

 

① シェルター購入費(目安:約80万円)

「ペット同行避難」として活用できるペットシェルターであるか実証実験を行います。実証実験の結果をもとに、このペットシェルターが常時にも災害時にも市民のために役立つシェルターとして使用できるように改良、開発を行います。

 

② 実証実験の実施(目安:約50万円)

春夏秋冬の年4回、避難所開設を想定した実証実験を行います。専門家への謝金、記録・検証に関わる人件費などに充てます。

 

③ マニュアルの構築(目安:約40万円)

実証実験で得られたデータを分析し、ペットシェルターの標準化や商品化を行います。

防災啓発ユニット内で仕組み作りを作成し、マニュアルを完成させます。

 

④啓発イベント開催費用 (目安:約10万円)

定期的な同行避難訓練など、地域交流イベントの開催にも充てます。

 

⑤ 広報・啓発活動(目安:約20万円)

活動を広く知っていただくために、チラシやポスター制作、SNS広告、広報用の写真・動画制作などを行います。

 

⑥その他諸経費(目安:約50万円)

運営上必ず必要となる経費に使用します。 

 

合計 250万円  

 

【スケジュール】

・2025年12月 シェルター購入            

・2026年1月 ①実証実験開始予定     

・2月 同行避難訓練・記念講演会     

・6月 ②実証実験実施予定 同行避難訓練     

・9月 ③実証実験実施予定 同行避難訓練     

・11月 ④実証実験実施予定 同行避難訓練

・2027年3月までに 実証実験結果・民間防災啓発ユニットマニュアル完成予定

 

実証実験、同行避難訓練は、開催月は決まっていますが 日時は現在未定です。 開催1ヶ月前までには決定します。 荒天で避難指示が出た場合は同行避難訓練は延期となります。

 

クラウドファンディングとした理由

 

今回「防災アクション+α」の活動をきっかけに行政・企業様と一緒に防災啓発活動に取り組む機会を頂きました。これまでは自分たちでイベントを企画開催していましたが、どうしてもペットの飼い主視点での活動に留まっていました。

 

それが、企業、行政の方々の視点、意見、企画と共有させていただくことで災害時に一番大切な「顔の見える関係性」が自然と行われていることに気づきました。そこで、企業様の開発中の商品と私たち市民活動で培った仲間やノウハウを共に分かち合い、そしてその途中経過も含め多くの方々と共有していきたいと強く思いクラウドファンディングにチャレンジしました。

 

私たちは毎月12日(ワンニャンの日)にオンラインミーティングを行い、全国のペット防災仲間と意見交換をしています。2025年9月時点で66回目となります。

 

現在の課題は、地域全体を対象とした情報発信の最適化と、「ペット防災」に関する正しい知識を行政と共有し、実効性のある連携体制を構築することです。

 

今回のプロジェクトを通し、行政、企業、そしてペット飼育者以外の方々への理解を得られる正しい「ペット防災」の基本的な考え方を広めていきたいと思っています。

 

 

NPO法人ALLOKが目指す街づくり

 

「防災アクション+α」は、北九州から始まる 新しい共助のモデル です。

 

行政の信頼性、企業の技術やネットワーク、NPOの市民に寄り添う力を掛け合わせることで、ペットも人も安心して暮らせる社会 。地域の中で自然に支え合いが育まれる街。日常にも役立つ防災インフラ を実現します。ご支援お願いいたします。

 


※九州鉄道機器制製造株式会社様・南榮工業株式会社様・北九州市様からプロジェクトを行うこと、名称・画像掲載を行うことの許諾を取得しております。

※西日本新聞様より画像掲載の許諾を取得しております。

プロジェクト実行責任者:
佐藤 直美(NPO法人 ALL OK)
プロジェクト実施完了日:
2027年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

①ペットシェルター購入費:約80万円 ②実証実験費:約50万円 ③マニュアルの構築:約40万円 ④啓発イベント開催費用:約10万円 ⑤広報・啓発費:約20万円 ⑥その他諸経費:約50万円  合計 250万円 【スケジュール】 2025年12月 シェルター購入 2026年1月 ①実証実験開始予定      2月 同行避難訓練・記念講演会      6月 ②実証実験実施予定 同行避難訓練      9月 ③実証実験実施予定 同行避難訓練      11月 ④実証実験実施予定 同行避難訓練 2027年3月までに 実証実験結果・民間防災啓発ユニットマニュアル完成予定

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
実証実験、同行避難訓練は、開催月は決まっていますが 日時は現在未定です。 開催1ヶ月前までには決定します。 荒天で避難指示が出た場合は同行避難訓練は延期となります。

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プロフィール

NPO法人ALLOK代表の佐藤直美です。孫の誕生を機に、人と動物の共生に真摯に向き合ってきました。大切な家族を誰も失わない社会を目指し、これまでの活動で培った経験と情熱を、北九州のペットと飼い主、そしてすべての人の安心な未来のために注ぎます。

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リターン

3,000+システム利用料


【サポーターコース】

【サポーターコース】

HP・インスタグラムに支援者様のお名前を掲載<希望制>
お礼メール: プロジェクトへの温かいご支援に感謝の気持ちを込めたお礼のメールをお送り致します。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2027年3月

10,000+システム利用料


【応援コース】

【応援コース】

HP・インスタグラムに支援者様のお名前を掲載<希望制>
ALLOKオリジナル「ペット防災手帳」「ペット防災お守りカード」をお送りさせていただきます。
シェルター実証実験の結果報告書をPDFにてお送りさせて頂きます。

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2027年3月

3,000+システム利用料


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2027年3月

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15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2027年3月
1 ~ 1/ 5

プロフィール

NPO法人ALLOK代表の佐藤直美です。孫の誕生を機に、人と動物の共生に真摯に向き合ってきました。大切な家族を誰も失わない社会を目指し、これまでの活動で培った経験と情熱を、北九州のペットと飼い主、そしてすべての人の安心な未来のために注ぎます。

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