メッセージリレー＃9　「西宮ブルーインズ　齋藤翔平」

 

皆様はじめまして。メッセージリレー#9を受けとりました、今年で西宮ブルーインズ5年目となります、齊藤といいます。

 

私は大学からアメフトを始めました。ほんとなんとなしに入部したものの、みるみるこのアメフトというスポーツの非日常的な魅力に取り込まれました。ブルーインズへは、大学の先輩からのお声かけがあったことと、もともと学生3部(関西学生リーグは1部、2部、3部、4部があります)出身だった私は、上のレベルでプレーがしてみたく入部を決めました。

 

今回のバトンでは私が思うこのチームの魅力について少しお話したいと思います。

 

さて、先述したとおり、こんな私も西宮ブルーインズに入部して５年目、仕事の都合上今では毎週末、日本海は舞鶴の方から神戸の方へ練習に参加させていただいてます。

はて、、、、なぜわざわざそんな遠くから毎週練習に参加するのか？しんどくないのか、、、？そのように思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際にそのように尋ねてこられ方もいます。

 

ええ、そのとおり、もちろん大変です。練習には往復で5時間超かけて行ってます。このスポーツの特性柄練習では身体が痛いし暑いです。「自分の好きなことをしているのだから、それくらいするでしょう」と言われたらその通りなのですが、この練習に行く原動力には、私を魅了したアメフト自体の魅力のほかにもうひとつ、このチームの魅力というものがあります。

 

この西宮ブルーインズというチームには、ぼくを本気で怒ってくれる選手がいます。本気で呆れてくれる選手もいます。本気でバカをする選手もいれば、試合で一緒に泣いたり、心から喜びあえる選手がいます。出身の大学も年齢も仕事もバラバラで、学生でもないし、プロでもないのにですよ。
平日仕事で忙しいにも関わらず、ジムで身体を追い込み、綿密な作戦を頭に詰め込み、こんな、うっとうしいほどにアメフトに本気で、熱い、最高の仲間が私の最大の原動力でもあり、このチームの魅力だと思います。

 

このメッセージを考えているとき、ふと自分が入部を決めた4年前のことを思い出しておりました。
はじめてチームの練習に参加した日は、実践形式の練習なんか到底行えない人数で、練習に参加している選手はモチベーションが高い分、もどかしく思っているのを感じました。
それが今では、人数的に懸念されたポジションの人数も増え、活気に満ち、あのとき以上の魅力に溢れたチームとなりました。

 

ただこのチームの魅力というのは、私の語彙力だけでは到底伝えきれないのが正直なところです。
そこで是非！チームの試合へ、応援に来て下さい！#52を叱咤しまくってください。
きっと我々のアメフトへの情熱・チームの魅力を肌で感じていただけると思います。

 

そして最後に私のわがままを書かせてください。
現状私たちのチームは「X1昇格」を掲げてX2リーグにいます。昇格にはリーグで全勝し、X1下位チームとの入れ替え戦に勝つだけでなく、多大なお金が必要となります。年甲斐もなくひたむきに、まだまだ暑苦しく、青春を謳歌する私たちに、可能であるなら少しご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

拙い文章を最後まで御高覧いただき、ありがとうございました。

#52 LB 齊藤翔平